セミリアイア「晩年」日記

今度買った車の幅。今までが軽規格だから１４００。いっぺんに５０ｃｍ近く広くなると、さすがに運転感覚がまるで違う。全長も１ｍくらい長い。

まだ、勤務に一回と、練習に一回乗っただけだ。長さの方はもう慣れたが、一番の問題は駐車。家は玄関前で、これは広いので何とかなる。

今日の試合は体育館で、そこはスペースがやや狭い。明日は歯医者で、そこはかなり狭い。バックモニターと左側のサイドモニターがあり、それを見ながらそろりそろりとやるほかない。とても便利な機能だが、慣れるまでは時間がかかりそうだ。

今のくくりでいうとＳＵＶだが、車検証の車種はステーションワゴン。この車種に乗るのも２５年ぶりくらい。前のステーションワゴンは７人乗りだった。子どもがまだ小さく、自分たち夫婦、両親と子ども二人を乗せたこともある。その車以来のステーションワゴン。その時のセールスは今は店長になっていて、それ以来のつきあいである。もうどの車、というのではなく、車はこの人から買うという感じになっている。

そういえば前の７人乗りもディーゼルだった。今回は二度目のディーゼル。しかし、音は全然違う。エンジンスターターでエンジンをかけると、前のは家の中でもディーゼル特有の結構なエンジン音が聞こえ、早朝はご近所にもちょっと気を使った。今のはまったく聞こえない。ガソリンエンジンの音とほぼ同じだ。

それで思い出したが、弓を再開したのもちょうどそのころだった。そうでなければ早朝にエンジンをかけたりしない。弓ももう２５年くらいになるということだ。しかし、こちらの方は車と違って、たいして技術の進歩はない。いや、道具としての弓自体はどんどんよくなっているが、使う側の話である。

必要なオプションはほぼずべて付いていて、ＥＴＣは前の車から移設した。新たに付けたのはドライブレコーダーだけ。結構な値段だったが、一番いいものを付けた。万一の事故の時を考えてのことである。最近はあおり運転のニュースも多い。

もともとセンターラインはみ出し警告、誤発進制御、衝突回避機能などはついている。

燃費も街乗りで１３～１５ｋｍ、高速を含む長距離ドライブだと１８～２０ｋｍくらいは出るらしく、軽油はガソリンより２０円ほど安いから、今までの軽よりもむしろ安くつく。往復６００ｋｍくらいなら、給油なしでＯＫだそうだ。

ひょっとするとこれが最後の一台、ということになるかもしれない。まあ、できれば７５歳くらいまでは健康であちこち弓の試合に行くことが目標なので、そうなると、あともう一台、ということになるだろうか。