セミリアイア「晩年」日記

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• 快眠の秘訣

  ​​いつも夕食を食べながら、濃い水割りを飲むのだが、一昨日あたりから、その量を少し減らしている。大体、2杯。そのくらいだとほろ酔いの状態。それから、ピアノを弾き、風呂に入り、床に就くのが10時前後。その前に、今度はグレープフルーツジュースで割って、一杯。ここ二日ほど、6時間は通しで眠れて熟睡感がある。昨日は昼寝も1時間はしたから、十分だ。快眠の原因のもう一つは、弓。昨日は珍しく午後に36射。風が少しあって55－54－51の後、46－50－46で302点。まあ、点数はどうでもいいのだが、これがほどよい身体の疲れをもたらした。弓も根詰めて練習するというより、ウォーキング代わりの運動と思えば、いい。腰がちょっと痛んだので、帰ってから電気を当てて、風呂上がりに湿布を貼る。何だか、いかにも年寄り臭いが、年寄りなのだからしょうがない。昨日は5兆円規模の介入だったらしいが、今朝はもう157円台。連休で商いの薄いところを狙っての介入も効果はこの程度だった。自分の年末ドル円予想は180円。物価はさらに体感で10％くらい上がるのかな、と思っている。「資産倍増」ではなく、ドル資産を増やすことでの「資産防衛」ができないと、年金生活者はどんどん貧しくなる。さて、モーサテを録画したので、朝練に。【追記】朝から結構な風。55－56－50－54－48－48＝311認めたくはないが、このところ後半で失速するのは、明らかに体力、集中力が保たなくなっている。まあ、もう少し今季も練習しようか。

  2024.05.01

• 車の話。

  ​​昨日、ディーラーに行き、勧められたバッテリー交換をしてきた。そろそろ10年、11万キロだから、交換時期ではある。定期点検で、弱っているという診断だったので、他もう一箇所と合わせて8万弱。今、車の値段は相当高い。自分の車も、新車だと300万オーバー。軽自動車でも200万。一昨年、中古でグランドピアノを買ったのだが、それがほぼ軽自動車と同額だ。それやこれやと考えると、この後、もう一台くらい買うかもしれないのだが、今の車を20万キロくらいまで乗ろうかなと考えている。とすると、1年1万キロであと9年。80歳近い。まあ、最後の車になるかもね。保険、定期点検など年間数十万かかるが、それでも買い換えるよりは安いし、少し大きすぎること以外に不満はない、というか軽油の燃費や腰が痛くならない座席位置、カーゴルームの大きさなど、かなり満足している。もう一つの理由は、歳を取って新しいモノが欲しいと思わなくなってきていることもある。変えることが、面倒なのだ。

  2024.04.30

• 為替介入・自民全敗

  ​​昨日、ようやく政府日銀の為替介入があった。財務官はノーコメントなのだが、160円が一挙に155円まで下落したのだから、介入以外の要因はないだろう。などというどうでもいい話を書くのは、朝から風雨で、久しぶりと思っていた朝練をあきらめたからである。昨夜、録画していた『日経＋9』や今、放映している『BSサテライト』を交互で見ながら、久しぶりにこの画面に向かって、文章を書いている。自民の補選全敗のニュースも見たが、予想通り。派閥解消で権力構造の混乱が続くのをいいことに現首相はまだ居座りそうである。何でもばらまく立憲もどうかと思うが、わりとまともな政策を掲げながら、自分の金についてはルーズな自民もダメで、有権者も解散があったとしても、どこに投票していいのか分からないだろう。予想通りなのは、為替介入も同じで、こちらはむしろ予想よりも遅い。155円を超えた時にあってもいいかなと思ったのだが、それもなかった。世間はNISA本に溢れ、有名人を騙った投資詐欺など、いつのまにやら「所得倍増」から「資産倍増」に経済目標が切り替えられ、「貯蓄から投資に」という政府のスローガン以来、国民は何をどうしたらいいのか疑心暗鬼、右往左往の態だが、自分たちはそんなに慌ててもいない。基本的には、日本の生産性がここから飛躍的に上がるはずはない。だから、円安基調は、今回のように一時的な混乱はあるかもしれないが、この先も続く。そうなるとわずかな資産だが、少しずつ外貨に移しておいた方がいい。年金以外のフローがほとんどないのだから、そうでなければ、物価上昇でジリ貧になる。実際、スーパーで買い物すると感覚的に2,000円くらい高い。今まで8,000円くらいかなという感じのまとめ買いは1万を越すことが多い。年金も6月から2.7％上がるが、月に直せば1万円にもならない。しかし、近所や職場やいろいろなところで出会う人を見ていると、そういう対応をしているとはどうも思えない。いまだにカードやPAYPAYで支払っている人は少ないし、NISAを始めたという話も聞かない。まあ、家計のことなどは話さないから、案外しっかり対応しているのかもしれないが。

  2024.04.30

• 久々、朝練

  今朝は無風。久しぶりに射場に。今までは36射＋αくらいの本数しか射っていなかったが、今朝は72射通して射てる体力を試すつもりで。1回目は57が出たが、暴発もあり314。2回目の最初に58。これが今日のベストショット。後は51－51－52－52－54＝318と、これでも今季の練習ベスト。まあ、何とか道選手権に通りそうなレベル。連休中は、後1回くらいは行きたいとは思っているが、さてどうなるか。

  2024.04.27

• 雨が空から降れば

  4月25日(木)昨夜から雨が降り続いている。今日で、一応連休前の仕事はオシマイ。去年までなら、雨で朝練にも行けず、イラついていたところだが、もうそんなこともない。弓は晴れて、風がなくて、時間の余裕のある時に行けばいいと思っている。仕事も昨年度から見ればほぼ半減だから、ラクだ。仕事がゼロになった時に、年金だけでは暮らしてはいけるが、そうそう遊びにも行けないから、いわゆる「自分年金」も去年作っておいた。まあ、貯蓄の取り崩しよりは、利率もあり、ちょっといいかな、という程度なのだが、それで十分だ。世間は30年ぶりの円安と騒いでいて、昨日は人口減少で消滅する自治体などのニュースが踊っているが、人口減少→国力の衰退→通貨安という大きな流れは止められない。が、自分としてはささやかなこの幸福な暮らしが続いていけばいい。

  2024.04.25

• 2,000アクセス

  ​​ここに、無数の文章を書いてきた。もちろん大半は、ほとんど読まれることもないし、読まれたとしても、書いた本人を含め、忘れ去る。その中で、理由ははっきりとはしないのだが、繰り返し読まれる文章が少しだけある。「（Ora Orade Shitoriegumo）」の解釈についてもその一つで、今朝総アクセス数が2000を超えた。30万のうちの2,000だが、多分その次に多いのは、1,000アクセスもないから、やはり断トツだ。というどうでもいいようなことを書いたのは、5時に起きて、朝食、今日の予習をして、時間もあるし、一時間くらい久々に朝練に行こうかな、と思ったのだが、風があるのでやめたため、暇ができたからだ。弓はもはや趣味の一つであり、そうである以上、辛い思いをして射つ必要などない。去年までなら、フィールドに向けてサイトの確認を余念なく、という朝だったが、フィールドはもう出ないし、今年出る唯一の公認は6月末である。

  2024.04.24

• 

  野球やろうぜ!!

  先日開花した桜は、あともう少しで満開のようだ。昨日、妻と一緒に整形の帰り、いつもの桜のトンネルを通ってきた。今年の大型連休は、金曜からの11連休だが、どこに行く予定もない。娘夫婦が5月2日から1泊か2泊で来る。初孫は、去年、1年生の時全校でボール投げが2番目だったそうで、来れば「ヤキュー」で遊ぶ。先日、ホームセンターで親子グローブセットなどを購入。たった1日か2日だが、グローブが欲しかったようで、といっても本格的に少年野球のチームに入るのは無理なので、まあ、このくらいでちょうどいい。写真を送ったら、大喜びだった。連休前半は、例によって健康麻雀とフォーク酒場。初孫と遊べるのも、あとせいぜい2，3年だろう。そういう時間を楽しめるうちは楽しみたい。

  2024.04.23

• 労（ねぎら）う

  ​​4月21日(日)昨夜は楽しかった。まず教科の新人歓迎会。コロナ以来、そとで教科の仲間と飲むのも久々。最長で45年、30年くらい同僚だった仲間は、やはり気心も知れているし、たまにはこういうのもいい。終了後、すぐそばのフォーク酒場に。同級生Ｋ君も来ていた。ほぼ、自分の知っているフルメンバーが揃っている。『家へ帰ろう』、『アゲイン』。それから、2曲くらい、ピアノで入って、最後に『手紙』。岡林の歌だが、自分が初めて聴いたフォークソング。北海道の人間は、そういうことに鈍感だが、部落差別が主題の一種のプロテストソングだった。札幌『15の夜』に行ったこともちゃんと伝わっていた。来週、日曜日は店の30周年だそうで、それなら『いくつになってもHAPPY BIRTHDAY!』を歌ってこようかな、と思う。今朝は、5時に起き、大谷の試合をちょっと見てから、弓に。風が強すぎて、早々に退散。帰宅したら、大谷が満塁のチャンスで三振。まあ、いつも打てるわけじゃないが、去年からそう感じていたが、大谷はチャンスに強い方ではない。夜の便で妻が帰ってくる。ご苦労様でした。カレーでも作っておこうと考えている。

  2024.04.21

• 全部遊び断念。

  ​​4月20日(土)昨日、行者大蒜を採りに行き、何とか弓友に送る分は採れたのだが、川淵の崖になっているところで、足を踏ん張って採っていたので、今朝は右足が痛む。もちろん歩けないようなことではないが、階段などはきつい。明日、妻が夕方の便で帰ってくるので、今日は目一杯遊ぼうかな、と考えていた。まず、朝練にと思ったが、これは強風の予想だったので、断念。足のこともある。朝はフィルムヴェインがまた取れたので、貼り付けなど。そういえばACEは矢速が速いので、わりと剥がれやすいことを思いだした。次に、11時から、健康麻雀を3時間くらいと考えたが、これも結構腰に来るし、足にもよくないので、まあ、家で「天鳳」でもやろうかと思い断念。ちょうど11時からは山本先発、大谷ＤＨのドジャーズの試合があるから、ゴロ寝しながら、それを見ることにした。『人生のメリーゴーランド』も一向に上達しないので、その練習もやろうかと思う。暗譜で弾けるようになってきているが、そうするとまたアラが自分でも分かる。譜面を見ない分、音がよく聞こえるのだ。『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』ももう少しで譜読みが終われそうだ。夕方からの予定は、そのまま。教科の新人歓迎会、その後フォーク酒場に、というのが今日のどうしてもやりたいこと。それに、弓も麻雀もと欲張ったのだが、右足の痛みは、年寄りの冷や水、やめておけというシグナルなのだろう。これから『ウェイク』で老後資産運用の特集をやるから、それを見て、それからピアノ、大リーグ中継という予定。

  2024.04.20

• 314

  ​​4月19日(金)朝、6時～7時前。曇り、無風。36射。50－51－53－56－49－55＝314。

  2024.04.19

• 仕事と人生（3）女子校の男性教師

  ​​それを聞かされたときは、驚いたのだが、自分は創立100年にもなる女子校の初めての国語科男性教師だったという。確かに、国語科は自分以外全員女性で、覚えているのは、大ベテランの女性教師、少し年上の人が一人、同年が一人、大卒ですぐ来たので、年齢は若いが二年前に来た人が二人。二人とも卒業生。後で分かったのだが、そのうち一人は芸術の免許しかない状態で、国語を教えていた。自分は大体現代文をやらされたのだが、持ち時間はいつもきっちり18時間。それ以上でも以下でもない。18時間までは超勤手当が不要なので、それまできっちりと働かせるという修道女の校長の意向だった。修道女というと修道院で祈りの日々を過ごす敬虔な姿を思い浮かべるかもしれないが、決してそんなことはない。今どき、自給自足でやっている修道院などないのだし、そもそも「活動修道会」の場合は、学校や病院などいろいろな社会活動をする。中には経営センスのある修道女もいて、当時の校長はまさにそういうタイプだった。校舎を郊外の人口増加地区に移転させたのは、彼女の功績だった。旧校舎を市との交渉の末、法外な値段で売ったのである。そういう彼女が自分を採用したのは、学歴と結婚しているから生徒と変な問題は起こさないだろうということだったのだろう。とりあえず、生計の道はこれで得たのだが、自分としては一生の仕事などとは露ほども考えていなかった。後で分かったことだが、学校の給与体系は滅茶苦茶で、自分は公立教員と同じ給与だったが、年輩になるほど公立教員との差は大きくなり、しかも女性教員は男性より低かった。その件は、10年ほど後に自分が次の校長に談判して直させたのだが、50代の半ば過ぎに勝手に昇給停止をしたバカな校長がいて、自分はその影響を受けずにすんだのだが、今は、給与体系がますますおかしくなっている。自分が校長の時に幾分是正したが、すっかりはできなかった。今、おそらくベースアップもしていないし、また自分が勤め始めたころと同じような状態になっている。しかし、まあ、非常勤講師の職分で、全体のことに口を挟むつもりはない。

  2024.04.19

• 朝練に・・・いや、やめておこう。

  ​​妻が孫の世話で前の日曜に出かけ、次の日曜に帰ってくる。その間、独居演習のように、生活しようかなと思っていた。仕事は通常通りでイレギュラーなものはない。家事は、毎日一通りのことをしていた。基本的には夕食は毎回きちんと作り、朝も昼もいつも通り。昨日は掃除、洗濯をびっしりして、午後に出勤。この間、cx5の点検とタイヤ交換に行ったり、弓友からいつもの筍が届いたり、そのお裾分けを娘に送ったり、弓友に送る行者大蒜の具合を見に山に行ったりと忙しかった。天鳳も毎日2，3回やって、自分の欠点を再発見した。やはり、ベタ降りのタイミングが遅い。上手く降りた時は、どこかでチャンスが来て、それで逆転、1位が取れるが、下手に鳴いて聴牌を焦ると、降りようがなくなり墓穴を掘る。『人生のメリーゴーランド』も毎日弾いている。これはオクターブが綺麗に弾けないと戻ってテンポを落としてもう一度、というやり方。大体3箇所くらいがダメなのだが、このやり方だとエリーゼまでには何とかなりそうだ。さすがに飽きたので、ストリート用の曲も少し。この時間になると目が覚めてしまい今日は9時出勤。1時間は行けるかな？と考える。朝練。もう競技者リタイアしたはずなのに、なぜ、そうなるのか。そう言えば、弓友の夢を見た。何だか、フォーク居酒屋に一緒に行こうとしているのに、道がさっぱり分からないという変な夢だった。もう20年来のつきあいなのだが、なぜ突然現れるのか。多分、全日本などに一緒に行っていた時に、前夜祭と称していろいろなところでアーチャーたちと飲んだ楽しい思い出があるからだろう。夢では、3人で居酒屋を探していた。が、思い直して朝練はやめた。ちょっと寒いし。1時間の朝練をしてから出勤というのは、弓も仕事も現役のころと何も変わらない。今は、仕事だって好きだからちょっとしている程度だし、弓だってそうなのだ。そういうわけで珈琲を淹れなおし、行者大蒜のピザでゆっくり朝食。この画面に向かっている。今週は、今日で仕事はオシマイ。今のところ、非常にうまくやれている。明日は、行者大蒜を取りに再び山に。明後日は、久しぶりに教科の新人歓迎会とその後はフォーク酒場、という予定。ということは、さすがに健康麻雀は無理なので、それは今日行くことにした。退勤後、サンドイッチをほおばりながら、行けば1時過ぎには着く。そうなると、また帰りがけ刺身でも買って帰ろうか、ということになる。

  2024.04.18

• 年金送金のおしらせ

  ​​3日ほど前、共済の方の年金通知が届いた。マクロ経済スライドで、物価上昇には及ばない2.5％くらいは高くなっているが、まあ、雀の涙。月に直すと、数千円である。老齢基礎年金の方も、同率で上がるのだが、こちらの方は共済の半分以下だから、さらにたいしたことではない。それに対して、物価の高騰は日々実感させられる。ちょっとしたものが20％くらい上がっている感じだ。もう、たいして食べないし、老夫婦の食費は安いはずなのだが、我が家はエンゲル係数は高い。二人で8万が目標だが、達成したことはあまりない。それよりも、あちこち旅行に行くときのホテル代などが上がっている。車の軽油も、さっぱり安くならない。軽油なのに、以前のレギュラー並みの値段だ。今日は、ダルビッシュと大谷を見てから、ディーラーに行って定期点検とタイヤ交換。去年まで1本3,000円ちょっとで預かってもらっていたのだが、いきなり倍になると言われ、そうなると年間5万を超える。そりゃ、ちょっと高すぎるわ、と言って、使っていない車庫に保管することにしている。が、重い。転がすのはできるが、車に積み込むのがやっとだ。自分で交換している人も結構近所にいるのだが、大体は軽かコンパクトで、そんなに重くない。19インチの大径タイヤはとても無理だ。いっそのこと軽の新車でもと思うのだが、今、ちょっといいグレードだと200万はする。そのくらいなら、大きい以外特に不満もないCX5に乗り続けた方がいいだろうか、とも思う。ドジャーズスタジアムは今日も雨で、試合開始が遅れそうだ。それなら、ピアノの練習でも。

  2024.04.15

• 

  初朝練

  昨日の射場開きは出られなかったので、今朝、今シーズン初の朝練に。2時ころ右足が痛くて目が覚めたのだが、電気を当て、湿布を貼って、5時半ころ出かけた。30ｍを2回やって、大体の見当をつけて、サイトを動かし50ｍに。やはりACEは軽いから、よく飛ぶ。中りはご覧の通りで、6点にも穴が空いている。写真は今朝のベスト55。36射計は304。そんなもんかな、と思う。5，6エンドは48－49とやはりスタミナ切れの感じだった。まあ、それでも狙って放すことはできている。

  2024.04.15

• アウトドアシーズンが始まる。

  4月13日(土)3時ちょっとに目が覚めた。いくら何でも早いから、昨夜、途中で眠ってしまった海外ドラマ『person of interest』の続きを。あと5分くらいのところで眠ったから、9時半には入眠したようだ。とすると、6時間近くは眠ったので、これ以上はちょっと無理かもしれない。もう1話見たが、やはり眠れなかった。このドラマは、眠りやすい。あまり面白いと眠れないのだが、適度に退屈なので、いい感じで入眠できる。朝、4時ころ起床。今朝は右足が痛まない。このところ右足の踵や太ももが痛いな、と思って起きることが多いのだが、昨日生協までたらたら歩いたのがよかったのか、久々に気持ちよく目が覚めた。5時にちょっと早めの朝食。ピザと珈琲。​桜はあと1週間ほどかかりそうだが、今年度もアウトドアシーズンが始まるようだ。「ようだ」などというと、なにか他人事（ひとごと）のようだが、まさに他人事になりつつある。明日の射場開きは、行くとしても、始まりのところだけだし、まあ、行かないかもしれないとは新理事長には話しているので、そういうことになりそうだ。一応、18ｍインドアで仮想50mの練習はしていた。4回くらい。実際に射ってみないと分からないのだが、多分リアル50mでも320くらいまでは射てるのではないか。遠征は6月末の帯広だけを、今のところ予定している。地元の試合はほぼ出られない。来週、朝練でも行ってみようかと考えている。こういう春もこれが最後かもしれない。来年度は仕事も弓もやめているかもしれないし、それはそれでいいのだが、そうなったら退屈をどう紛らすかは大きな問題だ。まだ5時半。これから天鳳を1回やって、もう一度眠れればいいのだが。

  2024.04.13

• 仕事と人生（2）モラトリアムとしての教職

  ​​身も蓋もない話だが、教員になったのは、仕事が楽そうだと思ったからだ。勤務先の始業は8時25分の職員朝礼からだったが、退勤は16時30分、ただし、格別な用がない限り、16時退勤は可能だと、就業規則に書いてある。16時になると、職員室はかなり空っぽの状態だった。それに夏休み、冬休み、春休みは自宅研修が認められていて、一度も出勤しないのが普通だった。それでいて、初任給は120,600円。当時、大卒の初任給は10万に届いていないくらいだったから、かなりよかった。残業もなし、長期の休みもある。こんな仕事は教員以外にはなかったのである。18時間の授業を超えると、超過勤務手当もついた。確か1時間あたり6,000円。倫理社会を臨時で教えたときは、3時間分ついた。自分が教員になったのは、結局はモラトリアムを延長できそうだな、と思ったからであり、志の低い教員だった。だから、仕事は面倒だった。それなりのレベルの授業はしていたが、またそういう授業をしなければならないクラスをいきなり押しつけられたのだが、それは別に嫌ではなかった。。

  2024.04.11

• 

  いつもより、ちょっとだけ贅沢な朝食。

  4月9日(火)今年度もまた、この日から仕事が始まった。いつものことだが、今年度は基本的な読解の技術をしっかりと教えたい。自分が、それについて考えていることは、至ってシンプルなことで、文章を「分ける」ことと「つなぐ」ことを覚えれば、どんな文章の論理も読み解くことができる、ということだ。まあ、いずれここでもしっかりと書いておこうと考えている。午後、久しぶりにインドア射場。36射のつもりで、55－55－58－56－56まではよかったが、最後暴発で49で329。仮想50mでもなかなか330を越せない。練習不足がスタミナ切れを起こしている。帰宅後、おやつのシュークリーム。夕飯は鶏の唐揚げ、サーモンのマリネ、大根菜とツナの和え物、ふきのとうの天麩羅など、「ご馳走」。4月10日(水)今朝は、5時に起き、録画したワースポMLBで大谷の3号を見ながら、昨日の残り物で朝食。いつもは珈琲とピザが定番だが、今朝は唐揚げとマリネが残っていたので、それにゆで卵とサラダを加えたら、ちょっと贅沢な感じになった。午前は、予習やピアノの練習をして、午後から仕事だ。

  2024.04.10

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  ついにラスを引く

  このところ弓よりもよほど熱心に練習しているのが、ピアノと麻雀。天鳳は4月の今朝まで15戦。先ほど、とうとうラスを引いてしまった。それでもトップ率40％はまずまずだ。一度はなった四段まではまだまだだが、大会を目指して精進中。三麻の方は夜酔っ払ってからなので、こんなもんでしょう。

  2024.04.09

• 仕事と人生（1）ボクの好きな先生

  「​​小さなころから、学校嫌いだったけど、この歳になって何だか学校、好きになってきてね」という冗談を、同僚にも生徒にもよく言うのだが、含意は、生徒に対しては「別に学校なんか好きにならなくていいからね。というか、おまえらの歳で学校好きっていうのは、ちょっとね」である。同僚には、特に含意はない。彼らが、学校が好きだろうが嫌だろうが、それは彼らの問題であって、自分の問題ではないからだ。ただ、「好きであっても、仕事をちゃんとやってから言え、オマエ」という気持ちはある。RCサクセションを初めて聴いたのは『ボクの好きな先生』という歌だった。「煙草を吸いながら、あの部屋にいつも一人。ボクとおんなじなんだ。職員室が嫌いなのさ・・・」というような歌詞だったが、そんな先生が自分にとっても好ましい。が、もちろんそうはなれるはずもなかった。歌詞のモデルは実在した人物だというが、それは日教組が大きな力を持ち、教育委員会と対峙していた時代に、学校空間のエアポケットのような場所はいくつかあって、特に旧制高校では教員も好きなことをしていられたし、また教科の力も十分あり、管理者である校長も一目置き、生徒に支持されていたからこそ、そういう場所に生息できたのだろうと思う。学園紛争が一段落したころ、田中角栄が「人材確保法案」によって、教員の待遇を普通の公務員以上のものにして、全国の旧師範学校、つまり教育大学卒業者が幅を利かせるようになり、実力もないのに楽な勤務をし、市役所なんかよりはちょっと高い給料をもらう「教育公務員」が生まれた。件の『ボクの好きな先生』は70年代だったと思うが、日比谷高校など東大合格者が多い都立高の教員だった。「ボクの好きな先生」は、確か芸大卒だった。地方の公立中学や高校にはいるはずもないような人材だったと思う。が、とにもかくにも自分は教員になってしまったのだが、まるで「志」というものがない教員だったのは確かである。まあ、こんな話を人生の「終活」の一部として書き綴ってみようか。

  2024.04.09

• 山はもうちょっと・・・

  ​​4月7日(日)今日は28日のフィールド公式戦の設置作業で、山に。アイヌ葱は、まだ姿も現していない。今年は雪が多かったので、最近はもうすっかり春なのだが、再来週あたりが採りごろになりそうだ。設置は、18ポスト＋練習ポスト4。練習用が試合に1ポスト転用するので、実質21ポスト。役員も新旧交代で、フィールドは春だけになった。7，8人、集まった。ここ最近ではずいぶんと多い人数。夏を止めたのも、設置に4人くらいしか集まらず、しかも平均年齢70歳というような状態が続いていたからである。計測と四脚の設置だけで、終えるか、それとも畳をラップでぐるぐる巻いた上で、取り付けるか、微妙なところだが、人数も多いし、昼食後、最後までやることに。自分は試合には出られないので、これが今年最後のフィールド作業になる。今日はこれから整形の診察券を出しに。整形は昨年あたりから2週に1回にペースダウンしている。特に痛んでいるというわけでもないが、電気を当て、注射をしておく。間が空きすぎると、やはり痛みが出てくるから、ちょうどいいペースなのだろう。フィールドは試合自体が、やはり足腰にきついので、元来あまり好きではないし、出場をすることはもうないな、と思う。自己最高は、満点が5点時代の170だったように記憶している。

  2024.04.08

• 6半荘。1位3回、2位2回、4位1回。

  ​​通っている健康麻雀サロン。主な客層は、文化教室上がりの雀婆たち。この人たちと打つときは、何しろ自分の手を作るだけで、人の手はお構いなし、どんな局面でも降りない。そうなると、こちらもそれに合わせて打たなければならないから、結局は聴牌競争になる。頭を使わないから、面白くない。昨日は「最強卓」だった。といっても、ある程度早く行かないと、そこには座れず、雀婆のお守りをすることになる。まあ、それはそれで楽しいのだが・・・メンバーは、全員教室上がりではない。冷えピタ、有段者Yさん、女性では一番強いTさん。皆、牌を切るのが速い。だから、5時間で6半荘。これが雀婆相手だと、下手すると4半荘になる。さて結果は、1位、４位、２位、１位、１位、２位だった。ウマを含めた総点は＋114.2。4位は配牌、自摸とも絶不調で、ノー和了、ハコ割れ。このメンバーならラスを引くこともしょうがないのだが、それにしてももう少し注意深さが必要だ。Ｔさんの7巡目くらいの混一に振ってしまったのは、明らかに不注意だった。が、このメンバーで1位3回は満足。特に南２局、親番で２万を切ったところからの逆転１位は、痛快だった。

  2024.04.07

• なぜなのか。

  ​​つい先日30万アクセスを超えたこのブログだが、まあ、自分ながらたいしたことは書いていない。文学論や、評論などでアクセス数の多い記事もあるが、「身辺雑記」や「備忘録」のカテゴリーは、せいぜい20くらいのアクセスに留まることが多いし、昔の記事が読み返されることはほぼない。おそらく唯一の例外はこちら　→　エリーゼ音楽祭　ピアノコンクール。累計500ほどのアクセスだが、去年4月末の記事だ。初めてエリーゼに出てみようという気になった時のことが書いてある。こんなに読まれている理由はよく分からない。以来、去年は全国に行けたし、今年も地区予選にエントリーしている。去年は結局、クラシック部門で地区予選は『トロイメライ』、全国では曲を変えて『狩の歌』。今年はジャズポピュラー部門に変えて、『人生のメリーゴーランド』。妻は去年はジャズポピュラー部門で『糸』。特別賞をもらった。今年はエリーゼのレゾンデートルである『エリーゼのために』。これは「エリーゼ部門」という別枠がある。一日、1時間ちょっと練習はしているが、まだまだという感じだ。暗譜も出来ていないし、自在な演奏には程遠い。まあ、それでも弓とは違い、茶の間から2秒でピアノの部屋に行けるし、暇はたくさんあるから、もう少し上手くなってコンクールに臨みたい。

  2024.04.05

• 仮想50ｍ

  ​​4月2日(火)2023年度が、スタート。職場での全体ミーティング、教科会。大体、様子が分かったが、新たに来た専任も、非常勤も少なくとも最初からはちゃんとした授業は出来ないだろうし、教科主任も能力的に適正な授業配置はできないし、前校長も全体の授業時数を把握せず、結局人余りの状況になるのも分からずに、新人を入れてしまったようだ。そういうこととは関係なしに、自分は今の体力に見合う授業数にしてもらい、教えたいところを教えられるのだから、別に文句はない。ただ、一人でもちゃんと筋道を立ててものを考えられる人間がいれば、違う結果だったろう。4月分の教材を大体印刷した。この4月のアタマに、印刷用紙が足りない状態。職場がどんどんルーズになり、ダメになっていくのを見るのは愉快ではないのだが、そういうことを批判する立場ではないから、黙っている。この件で言えば、事務長に責任があるが、個々の人間ではなく、職場全体をジャッジすることは必要だ。今年度は希望通り3年だけの授業なので、自分が区切ろうと思えば、区切れるし、その準備もしつつある。もう見切りをつけてもいい。昼に帰宅。最近、妻と二人麻雀をして、遊んでいるのだが、完敗。二人だと、降りても無意味で、聴牌勝負になるから、ほとんど運が物を言う。しかし、これはこれで真剣に打つのだ。その後、ふきのとうを採りに行って、これでもう4回目くらいの天麩羅に。採れ立ては、何よりも美味しい。4時ころ、射場に。一番上にインドア的を横に貼って、6本射ち、アウター10で、72射の点取り。仮想50ｍ、である。的は2つ使い3本ずつ。54－54－59－55－55－55＝328。多分50ｍでは、ー10点くらいだと思う。「切る射」をやっているのに、時々「切れる射」になってしまう。つまり、暴発。7点、6点。結局、自分は無意識の射ではなく、意識で徹底的にコントロールする射のレベルまでしかいけなかったのだ、と思う。それが4射目以降、続かなくなる。暴発は大体5射目か6射目だ。10時前に入眠。案の定、2時ころ目が覚めてしまい、借りてきたDVD『ホワイトカラー』を5話もみてしまった。2度目だが、忘れているから十分楽しめる。これは、幸せなことに、そんな自堕落な生活をすることができるのだとも言える。さすがにちょっと眠いので、これから二度寝しようか。授業は来週からだ。

  2024.04.03

• 好スタート。

  ​​4月1日(月)妻の免許証書き換えの送迎。時間が1時間以上かかるので、蔦屋にでも行って暇を潰そうと思っていたが、ちょっと職場に。今年度は8時間の授業。3種類。教科書をみて、大体イメージは掴んだ。例年のように火水木に集中。養護教諭も新たに一人、これも教え子である。そもそも校長が教え子であり、今年はいろいろ頼られるだろうな、と思う。市のスポーツ振興課に前年度の事業調査票を記入してFAX。労働契約書も提出。保険証も今年度からは国保になる。天鳳は4麻を朝1回、夕方1回。3麻は酔ってから1回。いずれもトップ。やはり、ちょっと守ることを忘れていたようだ。南場からの逆転勝ちで、自分らしい勝ち方だ。下手に動かず、ダメな時は降りることに徹して東場は打つ。ピアノは『人生のメリーゴーランド』を片手ずつバラして、30分かけて通した。かなりよくなった。午後も同じような練習。『赤とんぼ～ジャズバージョン～』はもうストリートで弾ける。『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』もやっと音とテンポが取れるようになってきた。しばらく『ラプソディー・イン・ブルー』はお預け。

  2024.04.02

• 新年度

  ​​朝食をすませ、モーサテを見ながらここにいる。株や為替相場も今日から新年度入りで、株高、円安の基調は続くようだ。新型NISAで、せっせと資産をドル建ての投信に移しているが、まあ、1／3程度かな、と思っている。自分も妻も株式も多少お小遣いの範囲でやっているが、今年はそっちもちょっと頑張ろうかな、と思っている。日経も年末には4万4千円くらいだろう。仕事は今年度で最後ということになるかもしれない。一応、70歳が再雇用の定年だ。特例で雇用を続けたいと言われているが、まわりとの兼ね合いもあり、どうなるかは分からない。辞めても、困ることはない。ただ、有り余る時間をどう過ごすかを、今よりちゃんと考えてはおきたい。弓は、決めたとおり、今年度から夏季限定のセミリタイアペース。朝練も仕事があれば行けないから激減するだろう。そういう中でも50ｍ320点は射てるようにはしておきたい。ピアノは、エリーゼ全国出場、全国で銀賞以上が目標。練習量は十分だから、後は練習の質だ。今週は、片手ずつ丁寧に弾く練習。両手で問題なく弾けて、曲想もつくようになったら、もう一度片手をそれぞれしっかり弾くことが大事だと先生が言う。なるほどね、と思うのは、両手だと暗譜でちゃんと弾けるのに、左手だけにすると、ちゃんと覚えていないのが露呈する。右手も独立して弾いてみると、和音が澄んでいないことに気づく。合わせるのは1週間我慢して、片手ずつ。麻雀は、天鳳を真剣に。すでに競技麻雀の入り口くらいには立っていると思うが、弓でいうと30ｍ300点はまだ出ていない初級者レベルだ。フォーク居酒屋は札幌の「15の夜」が楽しかったので、機会を見つけてまた行きたい。というわけで、今年度が「年度」でものを考える最後になるかもしれないが、妻と二人楽しく過ごすのが目標だ。

  2024.04.01

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  PIZA（3日目）

  昨日は10時チェックアウト。帰るだけだが、途中の道の駅にピザ専門店があるので、そこで昼食。二人でMサイズ1枚。サイドメニューのアスパラとスモークサーモンのサラダ。珈琲。ピザは焼きたてで美味しかったのだが、二人で半分しか食べられなかった。旅行に行くと体重が1kgくらい増えるのだが、それでもそんなに一度には食べられない。サラダは絶品。残ったピザと最後に寄った道の駅で買ったクレソンのサラダで、朝食。楽しい旅だった。だいたい10万近くかかったが、それで十分楽しめたのだから安いものだ。片道290kmくらいで、給油は不要だった。燃費は16.7kmくらい。今日は妻の免許証書き換えに送迎。その前に、さすがに汚れたので洗車と給油に行く予定。仕事は明日から。

  2024.04.01

• フォーク酒場　（2日目　夜）

  ​夜は、妻とうどん屋に。さすがにそうは食べられない。その後、妻はいつも行く占いの店に。​自分は、今度来たら、是非行ってみたいと思っていたフォーク酒場。北24条の駅からすぐのところだが、探すのに時間がかかった。「居酒屋拓郎っていう店は、何だか拓郎以外を歌うと、すぐ会計が回ってきて『ありがとうございました』って追い返されるそうで、そんな偏屈な店は行きたくないから、ここに来ました。まあ、大体拓郎歌ってますけど・・・」そんなことを言って、「白夜」、「ある雨の日の風景」、「消えていくもの」の三曲。これが拓郎の歌だとマスターも知らなかったようだ。カウンターで、両隣の方と話をしながら、彼らの演奏も聴き、拍手。いい雰囲気の店だった。二回り目に「プカプカ」、「ファイト」、「戸を叩くのは誰」という拓郎以外の歌。それからしばらく話をして帰った。ウィスキーのロックを二杯で2,400円。思ったより安かった。かくして2泊3日のドライブ旅行は終了。帰途、ピザの美味しい道の駅に寄る予定。

  2024.03.31

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  体操教室(2日目）

  2日目は、久しぶりに初孫と会い、体操教室の発表会。孫は床→トランポリン→跳び箱→鉄棒の順に演技を披露する。大体6人くらいのグループで演じるのだが、3歳で連続逆上がりができ、跳び箱も学校で一番段を跳ぶ初孫は、どの演技も無難にこなした。これが、保育園の障害物競走で、「逆走」して母親のところに逃げ帰ったヤツかと思うと感慨深い。それから、鮨とケーキを取りに行き、娘夫婦のマンションで昼食、兼、誕生会。妻と2番目の孫は3日違いなので、「ハッピーバースデー、○○とばああちゃん～～～♪」と歌ってケーキも食べた。夜は夜で予定があったので、昼寝も必要だから3時半ころバイバイ。旦那さんが余りか出張の間、4月に妻は一週間ほど行くことになっているし、5月連休にはやってくる。その時はグローブを買ってやることになっている。楽しい一日だった。

  2024.03.31

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  活イカ（1日目）

  昔からだが、「限定」というのに弱い。予約していた居酒屋。目当ての金目鯛の煮付けは時間がかかるから最初に頼んだ。が、「店長のオススメの活イカのお造り、あと一杯残ってますが、どうしますか？」「あ、それ食べたい。後から考えると、イカの本場からやってきて、わざわざ頼むか、という話なのだが、最近はイカも捕れないから、地元でもこんな見事なのは食べられない。金目鯛の方は、後から出てきて、これは期待通り美味だった。二人で1万5千円。ちょっと思ったより高かったのは、活イカのせいである。まあ、それはそれでいい。

  2024.03.31

• 雨中ドライブ

  ​3月28日(木)三番目の孫の誕生日。子どもたちと、最初の孫の誕生日は覚えているのだが、二番目、三番目となるともう分からない。亡くなった両親の誕生日も覚えているが、まあ、あまり意味がない。3月29日(金)今日、札幌に妻と車で向かうが、明日、初孫の体操発表会があり、それが主目的だ。その後、昼をどこかで食べ、二泊三日で帰ってくる。今日は、妻と駅前の前回行って美味しかった居酒屋に行く予定。ずいぶん混んでいて、予約は7時半しか取れなかった。ずいぶん早く目が覚めてしまい、海外ドラマなどを見て暇を潰していたが、なんだか眠れず、しょうがないから起きてサンドイッチを作った。昼食用。そのうち一つを朝食にして、大谷の本拠地開幕戦を見ていた。第1打席は2塁打だったが、オーバーランで3塁アウト。第2打席はベッツのホームランの後で、四球。その後フリーマンがホームラン。面倒なことになってしまっているが、野球は野球としてきっちりやるのだろう。今年も楽しみたい。今日は9時台に出ようかと思っているが予報は雨。一部高速を使うが、大半は一般道で。時間的には一番速い。久々の長距離ドライブなので気をつけていこう。

  2024.03.29

• 歴史的円安「局面」。

  ​​昨日のニュースでしきりに使われた言葉だが、「局面」とは"phase"の訳語なのだろう。これを「フェーズ」とアクセントなしで発音する人間を、自分は軽薄なヤツだと思っている。もちろん、アタマにアクセントをつけて「フェイズ」と読まなければならない。まあ、そんなことはどうでもいいのだが、今の円安は「局面」なのか、という疑問はずっと持っている。多くのエコノミストの予想（これは、言っちゃ悪いが、競馬の予想屋よりまだ確度が低い）では、円は年末に向かって145円くらいのところで落ち着くのではないか、あるいは賃上げとインフレの好循環が実現すれば135円までいく、ということになっているそうだが、自分にはそう思えない。基軸通貨のドルに対する相対的な位置に各国の通貨は置かれる。その相対的位置とは、広い意味での「国力」をベースにして、形成される。世界でも稀な「超高齢社会」の日本の国力はどんどん低下している。賃上げといっても、「失われた30年」で、今や一人あたり賃金はG7の最低であり、韓国などに追いつかれている状況だ。日本は間違いなく「先進国」から脱落寸前なのだ。そして、高齢化だけでなく「超少子化」が進行している。今の賃上げは、賃金を上げなければ人が雇えないということが本当の背景である。しかし、人口のボリュームゾーンであり続ける高齢者は、マクロ経済スライドという訳の分からない制度によって、年金が物価上昇に追いつかない。つまり、嫌消費世代と言われた若者の志向が、間違いなく団塊の世代を中心とした高齢世代にも及んでいる。高齢者は生活防衛のため、物を買わなくなる。ちょっと前に、アメリカのトラック運転手の年収は1500万ほどだという話を聞いてびっくりしたが、日本では大卒エリートの初任給が1500万だという会社がニュースになるくらいだから、そこに遠く及ばない。人手不足は、この先もずっと続くから、かつてのような就職超氷河期ということにはならないだろうが、それでも先進国とはとても言えないような所得状況は続くだろう。つまり、日本の生産性を一定程度に支えるには、安価な労働力がどうしても必要だという構造は続く。労働生産人口が少子化によって激減しつつあるが、これを何とかしようとして技能実習制度を大きく変えた。しかし、今、円で稼ぐことはすでに途上国の外国人労働者からみても、魅力はなくなりつつある。改革で一定程度の外国人労働者は確保でき、AIなどの先進技術で労働力不足はある程度補えるのかもしれない。だが、それは労働人口の大部分を最低賃金＋αで抑え続けるということであり、所得格差は、ますます広がるだろう。大企業の大卒初任給は、いわゆる「総合職」なら1000万を越すだろうが、高卒なら400万、非正規なら300万以下という時代が続く。そして人口のボリュームゾーンの高齢者の年金は非正規以下となるだろう。そんな国の貨幣価値が上がるはずがない。円安は単なる「局面」ではなく、経済「構造」の問題である。自分の予想では、2，3年先にはドル円は180円か200円くらいになっていると思う。その「局面」では、ハイパーではないにしても、かなりきついインフレーションが起こる。昨今の「値上げ」以上の物価上昇が続くだろう。何しろ、輸入しないと日本は何も作ることのできない国であり、食糧も自給率は低い。値上げに追いつけない賃上げ、という状況は続き、国の債務は今以上に増える。かくして日本経済は「縮小均衡」に向かうほかなく、1ケース500円の卵を買うかどうか悩む時代が遠からず到来する。最近、NISAなどの投資を「資産防衛」と呼び始めているのも、その一つの現れである。その投信ではSP500やオルカンが選ばれ、国内株式が少数派であるのも当然のことだ。

  2024.03.28

• やりたいことを、今。

  ​​昨日、「おいしい生活」という駄文を綴ったのだが、朝にここでモーサテを見ながら、何かしらのことを書くというのも、日課の一つとなっている。モーサテは、自分も妻も、多少、株式や投信をしているので、全体的経済動向やトピックスのチェックのため。政府はいつのまにか所得倍増を資産所得倍増と言い換えている。しかし、例えば年金が月10万ほどしかない独居老人は山ほどいて、そういう人が資産を増やすために投資する余裕資金などないのだ、ということは黙殺している。弓の方は、アウトドアシーズンになっても、朝練に行くのは週3くらいだろうから、ここでいろいろと書くのだろう。ただし、自宅での近射は基礎トレーニングなので、かっちりやりたい。授業の方は、週8時間ということだが、まだ分からない。何しろ今の教科主任は発達障害気味で、始終テンパっているから、授業配当がどうなるかはまったく予想はつかないのだ。火水木の3日間というのは絶対譲れないからそれはそうなる。昨日、教え子でもある新校長とちょっと話した。「先生、あと10年はいてほしい」「何言ってるの、オマエ、じゃああと10年校長やる？」「ははは」などいう他愛ない話だが、学校も深刻な問題を抱えている。まあ、大変だろうが、助けてあげられるところはそうしたいと思う。健康麻雀の方は、週1＋月2の大会。「天鳳」は今、三段だが、五段くらいまで段位を上げたい。フォーク酒場は隔週。ピアノは月1だが、練習は毎日。エリーゼまでは『人生のメリーゴーランド』を中心に、ストリートで受けそうな曲を3，4曲レパートリーに。今日は『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』をマスターしたい。というわけで、大体新年度の目処は立っている。もうすぐ70歳。やりたいと思ったことをしないでおくと、1年後にはもうできなくなっている可能性も高い。だから、先延ばしはしないで生きていく。

  2024.03.27

• おいしい生活。

  ​​90年代だったと思うが、糸井重里の「おいしい生活」というコピーが、流行った。確かパルコだったような気がするが、西武デパートだったかもしれない。バブルの浮かれた時代の空気の中、実態がよく分からないが、とにかく「生活がおいしい」という言葉は、その形容のミスマッチが面白がられ、コピーライターというこれも実態不明の職業も有名になった。直接的には、グルメな生活をイメージさせるが、そこに留まらず、わりと自由時間が多く、収入もわるくない。流行のものをさっさと取り入れ、旅行にも行く。そういうふわっとしたイメージが「おいしい生活」というコピーに込められていたのだと思う。そう考えると、今、自分たちの生活は「おいしい生活」そのものではないかと思う。毎日、それこそ「おいしい」ものを食べるし、自由時間だらけだし、一応健康だし、経済的にも困らない。旅行にもよく行く。何よりも、妻とよく話し、笑い合いながら生きている。それが、あと何年続くかは分からないのだが、それを享受できるうちはしたいものだ。

  2024.03.26

• いくつになってもHAPPY BIRTHDAY!

  ​​3月24日(日)地元アーチェリー協会の総会。2期に渡って務めた理事長を退任。そもそも本当にやりたくもないお役目だったので、ホッとしている。校長の時もそうだったが、そういうポジションに就くことが目標だったことは一度もない。目標だったのは、できるだけいい授業をしたいとか、選手としてスコアを出したいということであって、組織の上に立つようなことは元来嫌いだった。その授業もそう長くはできないだろうし、競技の方も引退宣言。この先、どんな人生になっていくかは自分でもよく分からない。とりあえず、アウトドアシーズンの何試合かには出ようと思う。3月25日(月)妻の誕生日。お祝いは、今週札幌に行くので、駅前のおいしい居酒屋で、ということになってはいたが、昨日も整形の帰りにデパートでケーキを買い、やっぱり夜はちょっとご馳走に、ということで和牛を。ステーキ、オニオンスープ、ポテトサラダ、鯨ベーコンなどで祝う。プレゼントは、ネットで買ったワンピースということになっていた。3月26日(火)今日は久々に勤務先に。書籍などの整理、机の移動もある。新校長と話をすることもあるかもしれない。

  2024.03.26

• 30万アクセス

  ​​長らく続けてきたこのブログが30万アクセスを越えた。といってもたいして感慨もないのだが、まあ、自分なりによく続いたものだと思う。日記、評論、練習日誌などさまざまな文章を綴ってきたのだが、断トツに読まれているのは　→　「（Ora Orade Shitoriegumo）」の解釈について。​​​​「（Ora Orade・・・）」という賢治の有名な表現なので、そこで検索すると上の方に出てくる。何でもネットで調べる時代だから、ちょっと開いてみるのだろうと推測している。もうすぐ2000アクセスである。最近は、1，2日空くことも多いのだが、まあ、生存報告代わりに、書き続けたいとは思っている。

  2024.03.24

• 千秋楽はどうなる？大の里優勝を予想する。

  ​​3月23日(土)予定通り麻雀。1位3回。3位、4位が1回ずつ。冷えピタと雀婆二人。二人とも河を見て、などという余裕もなく、自分の手を作るのに精一杯。まず、降りるということはない。こういう場合、ゲームの進め方は聴牌競争になる。いくら手作りをしようが、迷彩を施そうが、相手はそんなことお構いなしなのだから、無駄なのだ。「どうもありがとうございました」と言うと、雀婆の一人が「凄くついてましたものね」と悔しげに言う。「だからダメなんだよ、オマエ」と思ったが、「いやぁ、こういう場は聴牌競争になりますからね。相手が降りるってことないんで」と言ったら、先生が苦笑している。いつだったか「相手のレベルで打ち方は全然違うから」というような話をしていたことがあり、なるほどと納得した。最初は先生たち二人が相手で、苦戦だったが、相手が変われば、まったく違う。降りないのだから、いくら高い手を見せてもいい。ドラ3を親で鳴いても、タンヤオの手で危険牌をどんどん捨てる。そういう打ち方から脱皮できないな、コイツは、と思った。負け続けてやがて来なくなるだろう。帰って大相撲。これは大変なことになった。尊富士は朝乃山に負けて2敗、しかも負傷して千秋楽の出場が危ぶまれる。3敗の大の里は勝ち、豊昇龍は琴ノ若にあっさり敗れる。これで今日、千秋楽で大の里が豪の山に敗れると、尊富士は休場でも優勝。大の里が勝てば、尊富士が出場して敗れれば優勝決定戦。しかし、負傷を押して出ているのだろうから、大の里優勝だろう。つまり、尊富士が出ても出なくても、大の里次第ということになる。そうなると大の里ー豊昇龍戦が組まれなかったのはおかしいのではないかと思える。尊富士が敗れた大関に勝っての優勝なら、誰も文句は言わない。

  2024.03.24

• 久しぶりフォーク酒場

  ​​3月22日(金)午前はピアノレッスン。先生と一緒に曲想を考える。左手、右手をバラバラにして、練習すると、今まで見えなかったものが見える、というアドバイス。なるほどね。今日の午前の練習はそれでやってみよう。『赤とんぼ～ジャズバージョン～』も一度弾いた。これは、もう少し練習が必要。夕食は焼きそば。簡単にすませ、8時前フォーク酒場「亀しょう」に。すでにK君、D爺が来ている。「課題曲」だった吉田拓郎『家へ帰ろう』。K君の歌、D爺のベース。「ピアノ入ると全然違う」と大好評。『アゲイン』。『ある雨の情景』。名前は知らないがエレキを弾く人のGSメドレー。などなど10時過ぎまで楽しい時間を過ごした。十代、二十代のころの遊びが今の自分の「余暇」を豊かにしてくれている。弓もバンドも麻雀も、すべてそうだ。今度、K君の歌のピアノをちゃんと覚えるつもりだ。弓は明日の総会で理事長退任。そういうポジションでいるのはなかなかきつい。青函対抗があるので、青森の理事長にも連絡しておこう。というわけで今日は土曜麻雀。3時までやって、射場で4時まで射つ。帰宅して尊富士が朝乃山に勝つかどうかを見て・・・何だか遊んでばかりいるのだが、いいんじゃない？それで。

  2024.03.23

• 

  「練習日誌」

  このところ、「天鳳」は再び三段に昇格。初めて気づいたのだが、三段から四段は結構厳しい。トップで＋30だが、ラスだと一挙にー70。つまり、トップ2回と2位1回でやっと1回のラスを取り戻せる。二段から三段はラスは－40だったから、ここからはいかにラスを引かないか、が大事だ。昇段後、ラスを2回も引いたので、原点600点に戻すのに1週間もかかった。三麻は夜、酔ってしかやらないから、まあ、こんなものだろう。弓で言えば、「近射」のつもりで「天鳳」を毎日2，3半荘打っている。今朝は、7万近くのトップ。配牌、自摸が絶好調だった。さて、今日はピアノのレッスン。『人生のメリーゴーランド』はエリーゼに向けていろいろ試している。最近はワルツのリズムを正確に刻む弾き方、とらわれない弾き方の両方。『赤とんぼ～ジャズバージョン～』も見てもらう予定。弓の方は昨日も72射インドアで327。こちらは、「練習」というよりは単に運動不足解消という感じである。

  2024.03.22

• 36射　327　/ もう「切れる射」はやめた

  ​​久々にインドア射場に。18ｍだが50ｍに見立てて36射。夏用の矢にしたので、アウター10で点取り。再びカスケードに代え、しかも「切れる射」ではなく「切る射」にした。何よりラクだし、サンデーアーチャーにはお似合いの射である。多分320くらいまでは出ると思う。そこから10点上げるために、トリガーレスで苦労するだけの気力はもうない。付いたところで放すと緩みやすいことだけに気をつけて射った。

  2024.03.21

• 角野隼人・大谷翔平・尊富士

  ​​3月20日(水)夕方、角野隼人のコンサート。去年の札幌に続いて2回目。冒頭のバッハ、トルコ行進曲付きのイ短調ソナタは、いい心持ちでちょっと眠った。が、前半最後の24のトルコ行進曲は寝ている暇がないほど、転調、また転調の展開で十分楽しめた。後半はグランドピアノ＋3台のピアノとピアニカまで持ち出し、あちこちのピアノを少しだけ使いながらの、ガーシュイン『パリのアメリカ人』、オリジナルの『大猫のワルツ』、ラヴェルの『ポレノ』。オーケストラの曲を、さまざまなピアノを使うことで、編曲している。MCも上手で、東大大学院卒の異色の経歴ということもその魅力の一つだ。ジャズへの関心も深く、ちょっと前ならフュージョン的な、と言われていた志向性を持っているから、最近の若いピアニストたちの中では、自分は一番好きだ。その後、録画していたメジャーリーグ。大谷は2安打、1盗塁、1打点。ダルビッシュは1失点。二人ともまずまずのスタート。早く大谷のホームランを見たい。同じく、録画していた大相撲。多分、優勝だろうと思っていた新大関琴ノ若が全勝の幕尻、尊富士に完敗。結びのカド番貴景勝も2敗大の里に圧倒され、若い二人が2差での優勝争い。朝乃山も勝ち越すかどうかという展開。高安も3敗で、ここから優勝する力は残念ながらもうないだろう。あと4日間、楽しめそうだ。どういう世界でも若い才能が出現し、成長する様をみるのは楽しい。

  2024.03.21

• 送別会

  ​6月18日(火)夜、職場の送別会。今の校長が辞め、他にも定年→再雇用ということでひと区切りの祝の会でもあった。自分が修道女以外の初めての校長を務めてから、もう丸10年経ったということだ。次年度から、いまだに最前線で教えるのは、自分だけとなる。新校長は、最初のころの教え子で、ここまでいろいろ苦労したが、基本的に賢い人間だ。大きな問題を抱えたままの出発になるから、苦労するだろうが、助けられるところは助けてやろうと思っている。そんな考えを漠然と辿っていて、ふと、自分はいつ送別される側に行くのだろう、と思った。もう、そんなに先のことではない。あと5年がせいぜいだろうと思っているが、来年の今ごろ、ひょっとしたらここにいるのかもしれない。まあ、それはそれで仕方のないことだし、これまで授業でたくさんの生徒にいくらかのことを教えてきた。それが、「先生のおかげで・・」という形で、思わぬ時にあちこちから伝わってくるのは、やはり嬉しい。新校長もその一人だろう。しかし、自分のできることは目の前の生徒に、楽しく教えることだけであって、いくら教え子の校長だからといって、そう当てにされても困る。そんなとりとめのないことを考えた一夜だった。時代は変わったそうだから、君らの後ろに僕はいる（吉田拓郎『海を渡る男』）​

  2024.03.20

• 子ども「が」恵まれない社会～少子化を考える～（5）

  ​​資本主義とグローバリズムは、結局のところ人生のあらゆる局面、誕生から死までを金銭に換算し、価値づけていく。そういう中で、子育ては一種の「リスク」として捉えられる。また、結局のところ、それは家族制度という人間が維持してきた社会制度の崩壊の兆しである。以上のようなことを、ここまで述べてきた。今、もう一つ指摘しておきたいのは、「子どもに恵まれない社会」は結局のところ、「子どもが恵まれない社会」である、ということだ。現在の子どもたちは、人口的に見ても、マイノリティである。彼らは、もはや「学校という社会」で育つことができなくなりつつある。親は、自らを教育サービスの受け手と規定し、その価値観を子どもも内面化していく。教員は親のクレームの対応に疲弊し、できるだけ子どもと「表面的」に関わることを職業的態度として身につけていく。学校が子どもに十分な教育的財を与えられないと判断すれば、学校を変えることに躊躇しない。かくして、義務教育の公立校でも以前よりは頻繁な「転校」が起こり、「不登校」は決して珍しい現象ではなくなった。「いじめ」は子どもたち自身の関係構築力の減退とともに横行し、時折起こる子どもの「自殺」事件が、大きくニュースになる。そうならないうちに、転校してしまった方がいいし、不登校でも形式的には卒業はできるから、家にいた方がいい。つまり、いじめや不登校は、家庭から見れば「教育サービス」の機能不全であり、教員から見れば、クレームのつかないように「形式的」対応を永遠に繰り返していかなければならないイレギュラーな職務である。それは市民の理不尽なクレームに日々忙殺される役人と変わらない。対応はするが、それで何かが変わるとは思っていない。が、親がどうあろうが、学校がどうあろうが、たいていの子どもは、「もう、家族とか学校とかはうんざりだ」というメンタリティを持った大人へと育っていき、その原因である「結婚」を嫌う。もちろん、事態をデフォルメして描いたのだが、最近の家族と子どもを巡る状況の本質を捉えているだろう。

  2024.03.18

• 趣味の値段

  ​​「フルタイム」といっても、仕事の話ではない。仕事の方は次年度の予定は決まっているが、なかなかここで書くのもちょっと、ということが多いので、しばらくお休みということになる。その代わり、ここでは、ピアノ、麻雀、家族、たまに弓などと「論考」が中心になる。昨日は、大会以来の健康麻雀。11時から16時のフルタイムとなった。何しろ、安い。1500円。結果は半荘5回できて、1位2回、2位2回、3位1回。もちろん「賭けない、飲まない、吸わない」の健康麻雀だから、それ以外、まったくかからない。大体、週イチのペース。競技麻雀に次年度から真剣に打ち込む（縁起悪いな、この言葉）予定だが、それもたいしてかかりはしないだろう。基礎練習のつもりでやっている「天鳳」は無料である。有料もあるのだが、段位を上げれば無料で上級卓には入れる。そもそも、自分の趣味は、そんなにお金がかかっていない。フォーク酒場は車で行くからコーラかジンジャーエルとチャージ料で1650円。大体2回り6曲弾いて歌う。こちらは、億劫なので月イチが精一杯。弓の方も、1万6千円くらいの年会費＋保険＋全日登録で、後は射ち放題。なのだが、こちらは、次年度からペースダウン。夏場で週2くらいになるだろう。冬季は完全に休み。近射くらいできればいい。一番、お金がかかるのはピアノで、こちらは1レッスン5,000円なのだが、1時間たっぷり。先生の経歴や腕前を考えれば、非常に安い。この前の発表会は参加費16,000円。エリーゼも地区予選は16,000円。確か全国は3万だった。もちろん宿泊費や全国なら航空機チケット代などもかかる。調律が半年に1回で2万。年間では、何だかんだで50万くらいだろうか。ただし、こちらの方は、妻ともども、家計の教養娯楽費として出ているので、お小遣いのフトコロは痛まないからいい。旅先のストリートピアノを弾いても、それは旅行費である。後は「授業」という極上の趣味もある。こちらは、まったくお金がかからないどころか、多少は稼ぎになるのだから、言うことはない。

  2024.03.17

• 11万ｋｍ。

  ​​昨日、愛車のメーターが110,000ｋｍを表示した。今までに購入した車の中で、断トツに長い走行距離である。大学生の時買った、フェローマックス、ホンダライフ、スズキフロンテ。社会人になってからは、サニー、マツダファミリア、デミオ、カペラワゴン、スターレット、ミラ、ホンダストリート、ダイハツアトレー、スズキエブリなどのワンボックス軽自動車などに乗ってきた。思い出深い車は、ダイハツのアトレーで、子どもたちは「ガッコーブーブー」と呼んでいた。それで、道内のあちこちや東北に出かけたりした。2台所有していた時期も長い。今のCX5は購入して7年目。35,000ｋｍくらいの中古だった。それが11万kmだから、やはり年間1万kmくらいは乗っている。遠征に行く時にラクで、フラットになるので、仮眠も取れる。ディーゼルだから燃費もさして気にならない、などの理由で気に入ってはいるのだが、今となっては車幅が大き過ぎる。できれば、1700mm台の車幅がいいのだが、買い換える気はない。お金の余裕はあるが、それにしても大きな出費だし、何よりも面倒なのだ。これは他のこともそうで、「変わる」「変える」ということが、面倒くさい。だから、新しい弓にも一向に食指が動かない。今の弓は競技用としては最低限のスペックしかないが、それでも50ｍ72射で650は越えて赤バッジもあるのだから、まあ、いいか、という感じだ。第一、競技者引退宣言をしているのだから、もういい。そういうわけで、ディーゼルは頑丈らしいし、20万kmくらいまではいけそうな気がする。遠征試合も、もうそう行くわけでもなし、多分年間走行は2／3くらい、つまり5，6千になるだろう。ということは、後10年、余裕で乗れる。・・・ということはこれで最後の車となる公算が大きい。

  2024.03.16

• 子どもに恵まれない社会～少子化を考える～（4）

  ​​前回、書こうとしたのは、家族という制度が終焉を迎えつつある現在、人びとは同時に「顔の見える」コミュニティを失い、その補償をボランティア、事故の犠牲者への過度の感情移入、SNSというバーチャルな世界への没頭など、さまざまなことに求めているということだった。今回は、家族制度の終焉をもう少し、別な視点から見てみたい。昨日のニュースで札幌高裁が同性婚を、全面的に合憲とする画期的判決を出した。SDGｓを単純に信奉している輩（彼らは二十年前にはグローバリズムの素朴な信者だった）からみると、喜ばしいことなのだろうし、自分も「個人主義」という旧弊な価値の信奉者だから、「個人の自由」を合憲とするこの判決を支持する。が、自分はこの件に関して別の視点を持っている。先進国で蔓延する少子化傾向とこの問題を並べてみると、同性婚という「異常」性愛の合憲化という動きは、もはや社会が子どもの誕生を欲していないことの証左ではないかと思えるのだ。同性婚においては生物学的な意味での「子孫」は残すことができない。それは、人びとが無意識裡に、この社会に子孫を残すことの無意味を感じているからではないか。歴史を見れば、ローマ帝国も江戸幕府もその末期において、「男色」と呼ばれた異常性愛が蔓延していた。それはもちろん当時の支配階級であった男性に見られたことだが、男女平等社会の現代では、同性愛は男性にも女性にも現象している。それを合憲として社会が認めるということは、社会自体が、その根幹であった「家族」という制度をどんなことをしても維持し、自らの余命をいくらかでも延ばそうというあがきだとも言える。

  2024.03.15

• 子どもに恵まれない社会～少子化を考える～（3）

  ​​大分、間が空いてしまったが、引き続きこの問題を考えたい。少子化は日本だけの問題ではない。先進国では例外なく直面していることだし、中国も、韓国も、ほとんどの国で起こっている。その要因は、例えば中国の場合は、一人っ子政策の影響もあるし、韓国も同様だが、若者の失業率の高さなども影響している。先進国の中で、少しだけましなのはフランスで、早くから婚外子を法的に保護する政策を掲げてきた成果とも言われている。つまり、少子化とは一夫一婦制を長く続けてきたキリスト教文明、あるいはキリスト教圏以外にも拡大した近代家族のあり方そのものへの「否」なのではないかと考えられるのである。「家族」という形態にとらわれず生きることは、現代では可能だ。それは、日本では「お一人様」と呼ばれる、一昔前の価値観では、結婚できなかった女性というやや、差別的言辞だったが、現代ではむしろ、家族のいない老後を過ごす男性にも女性にも使われる言葉だ。彼らは子どもの時から「お子様」と呼ばれ、今また「お一人様」である。この「～～様」はもちろん尊称であるが、やや揶揄する気分もあるのだろう。しかし、いずれにしても脱家族的生き方は、多くの人がしているし、日本ではたとえ健康ではなくても、あるいは少額の貯えしかなくても、「お一人様」として生きることは可能なのだ。「人は一人では生きられない」というのは、いくつかの複層的意味合いで使われるのだが、最近の「絆」という言葉に連なるのは、「家族」から脱落した人びとの人間的つながりを求める叫びのように思える。が、この言葉の本来の意味は、近代社会の分業制だろうと思う。確かに、昨日食べたトリの唐揚げは、どこかの誰かが作ったものであって、「私」が一からひよこを育て、それを殺して食べたのではない。だから「人は一人ではいきられない」を、「社会は分業によって成り立つ」と言い換えても何の差し障りもないだろう。問題は、人びとがそこに家族愛的な感情を移入することである。

  2024.03.13

• 家へ帰ろう♪

  ​3月10日(日)麻雀が終わってから、大相撲の初日を見ながら昼寝。6時に、息子の嫁のお父さんが迎えに来てくれた。年に数回、そうやって一緒に食べ、飲む。前回は年越しを我が家で、ということだった。「発表会」にお母さんが来てくれて、録画をしてくれていた。それを見ながら、沖縄のパイナップルワインなどを飲む。出来は悪くなかった。このまま、地方予選まで行きたい。3月11日(月)楽しい週末が終わり、一転病院のハシゴである。まず、朝に整形に診察券を出しに行く。6時20分。それから、8時半に国立の予約が入っていたので、一旦帰宅し、朝ドラをBSで見てから出かける。妻とは整形で落ち合うことにする。国立は、薬をもらうだけで、ドクターとは「どうですか、調子？」「全然、問題ないです」というやりとりで終了。薬は胃薬と緩下剤、三ヶ月分出る。まあ、三月に一度の定期点検みたいなものだ。早く終わったので、職場に。ちょっと机上を整理して、先生方とも話す。10時半ころ整形に。妻が先に来ていた。午後、スーパーに買い物。セールだったので、ソックス、白と黒のポロシャツ半袖、長袖4枚、弓ちょうどいい帽子を買う。後は米2kgなど食料品。米は2kgでひと月以上持つ。そもそも夕飯でしか食べないし、茶碗に半分がせいぜいだ。フォーク酒場でD爺にやってきてと言われた『家へ帰ろう』の譜読み、といってもコード譜とCD音源でコピーしていくだけだ。が、結構時間はかかる。F→Dmというのが基本のコードで、これに長い歌詞を嵌め込んでいく拓郎流の歌。テンポは違うが、前半は『ペニーレーンでバーボンを』と同じコード進行だ。大体、弾いて歌えるようになったが、正確なコピーまでは後数回必要だろう。今度は19日の予定だからちょうどいい。あ、19日は火曜、定休日だ。まあ、金曜にしようか。送別会は面倒なので車にしよう。『ラプソディ・イン・ブルー』はまだまだ1ページ目ができない。自分としては珍しいのだが右手だけ、左手だけとバラバラに練習している。

  2024.03.12

• 13位→4位　まずまずか。

  ​​3月10日(日)12時半開始の健康麻雀に。今日は大会。11時半に着いたのだが、駐車場は最後の一台になった。16人。4卓、すべてが埋まる。知らない人が結構いる。行ける曜日は決まっているから、顔を合わせたことのない人も多い。ルールは半荘50分の打ち切り。そうしないと、二戦目、三戦目へと進めない。二戦目が終わったところで、点数順に卓を作る。1～4位が最強卓。13～16位が、最弱。二戦目の卓も最初のくじ引きで決まる。自分の組み合わせを見ると、一戦目はトップに行けそうな感じだが、二戦目は手強い。若い男性が三人。で、一戦目は2位。みな牽制しすぎてベタ降り気味。ダブリー・ドラ1が上がれなかったのが大きい。ピンフかイーペイコウになりそうだったから、待つべきだった。二戦目は最下位。勢いがある若者たちに、為す術なく敗れた。高い放銃はしていないが、配牌、自摸ともに恵まれなかった。で、順位を見ると何と13位。一番弱い卓に入ってしまう。他3人は、そのまま最強卓に残った。それでも総点で順位がつくのだし、自分の上、5，6人は抜けそうな感じだ。まあ、上位6人くらいには入っておきたい。年間の総合順位も出るそうで、それが1位なら申し分ないし、年間の平均なら自信はある。1位を取らないといけない三戦目は、配牌、自摸ともに恵まれ東三局の親番で長い連チャンをした。親が落ちたところで、「後10分」という先生の声。打牌も遅い卓だから、しょうがない。南の親は当然来ない。東ラスで親が白ノミで上がったところで終了。大体、7万近い持ち点だったから、5，6位には入るかと期待したが、結果は望外の4位。上位1／4なら上出来だ。とにかく面白かった。50分ルールで打つのは初めてで、次も出たいのだが、弓の方の用事で無理。まあ、それも今年度までなのだから、4月以降は存分に出られる。考えてみたら、弓の遠征1回分で、麻雀もフォーク酒場も10回ずつは行けそうだ。やはり、弓は金のかかる趣味だったようだ。

  2024.03.12

• 先週の出来事

  ​​3月4日(月)税務署に確定申告。申告したのは、昨年の年金と給与収入。それ以外に外貨建ての生命保険からの利子収入があったが、これは対象外。毎年ボーナスがないと寂しいから、昨年11月に入った。今年は豪ドルが契約時より高くて、20数万。妻も6月に受け取れるようにして入っている。利率は4％ちょっと。あと何年かで中途解約も可能だ。妻は、申告不要だったが、一緒に来てくれた。というか、医療費の控除の計算は妻にしてもらっているので、自分だけだと用が足せない。結果として、1万数千円の追徴課税。しまった。ふるさと納税は、もうしても節税にならないと思っていたが、1件くらいは余裕があった。今年は何かしようということになった。娘のところもしているし、息子のところも今年は11件したそうで、それでも追徴があったそうだ。保育教諭養成の専門学校で非バイトバイトがあり、年10回程度の講演や研修の講師を頼まれていて、そんなこんなを合わせると、自分の一番高いときの年収に近い。まだ三十代だから、もっと稼ぐようになるのだろう。3月5日(火)監督業務はないのだが、最後の定期試験の答案を受け取りに行き、ついでに採点。少し、範囲を絞ってやったのだが、それにしても出来はいい。このクラスもそうだが、今年の授業は概ねうまくいった。肝心なのは「ラ・ポール（親密感）」を作り出すことで、授業に関して生徒が関心を持ち、何でも聞ける雰囲気を作ることなのだが、それは年齢とともにうまくなってきた。3月6日(水)3年生の後期試験に向けた小論文指導。前日に押しつけられたのだが、前期はどうだったのか。人に押しつけておいて、結果も知らせないのはどうかと思うが、まあ、いいだろう。生徒には、一応メールでも添削してやるよ、と言っておいたが、入っていないようだ。これは、完全に非常勤の業務外のことなので、次年度は基本的には、そういうのは専任の先生にね、というつもり。3月7日(木)弓の理事会。今年度で役員は交代。自分も理事長を完全に降り、次年度からは「参与」にしてもらった。といっても、特に仕事はなく、理事会に顔を出す気もない。弓は朝に健康のため射つだけだが、6月末の帯広の試合には出るつもり。それ以外は、他の趣味を優先する。3月8日(金)妻のピアノの送迎。自分は月1のペースなので、22日だ。妻は、金曜日にピアノ、お花などのレッスンが入る。夜、8時ころ久々にフォーク酒場に出かける。自分とあと一人しかいなかったが、3曲終わったところでD爺が来た。昔、弓をやっていたそうで、そんな話で盛り上がる。空いていたので、3回り9曲もやった。最後の3曲、『白夜』『ある雨の慕情』『どうしてこんなに悲しいんだろう』はD爺のベース、マスターのギター、奥さんのハープシコードなど総出で、演奏。実に楽しかった。D爺から拓郎の『家に帰ろう』、今度までマスターしてきて、というリクエストがあり、今、コピーしている。スマホのユーチューブで再生し、楽器me.のピアノコード譜をPCで立ち上げ、譜面代わりにして何度かやると覚えられる。便利な時代になったものだ。次は19日に勤務先の送別会があるから、その帰りに寄ろうと思っている。3月9日(土)久々に何の予定もなく、朝から「天鳳」、午前に射場に15射で140とまずまずだった。それ以上は、射つ気になれず、早々に帰宅。『ラプソディ・イン・ブルー』は譜読みが難航。これは時間がかかりそうなので、22日までは全然無理だ。仕方がないので『赤とんぼ～ジャズバージョン～』と『夕焼け小焼け～ジャズバージョン～』の2曲を見てもらうことにした。もう大体弾ける。もちろん『人生のメリーゴーランド』もエリーゼコンクールがあるから、見てもらう。ちょっとアレンジしたので、その可否も聞きたい。ピアノ調律のNさんから着信があった。折り返すと、4月から調律代が1000円値上げだそうで、3月中にどうでしょうかと。26日に入れてもらった。3月10日(日)というわけで、この1週間を朝食のサンドイッチをほうばりつつ辿ったのだが、結構忙しい日々だった。今日は、昼から健康麻雀の大会。月2回の日曜日開催だそうで、次回は出られないのだが、4月は2回出る予定。弓をふっとばす。夜は、息子の嫁さんのところでパーティ。お母さんが3月で退職など、発表会にお花もいただいたので、そのお礼も持っていく。どんな小さな事でも、何かしてもらえばお礼をするのは当たり前のことで、そういうことがいい歳になっても分からない人間は嫌いだし、付き合わないことにしている。

  2024.03.10

• 降段

  ​​昨日は生徒の指導をしてから健康麻雀に。例の強いTさんがいるかと思ったが、あいにく来ていない。それで、TGさん、名前をまだ覚えてない雀婆、高齢のIさんと同卓。この3人は遅い。案の定、3時間いて、2半荘目の南2局で2時となり、終了。最初の半荘は楽勝。次も南場の親で粘って、トップ目となったところだった。最初に告げた時刻を自分はきっちり守るようにしている。1度だけ例外があり、自分が抜けると、卓割れしてしまう時だった。「先生、このまま打った方がいいですか？なら、続けますけど？」「ああ、助かります」という事情だった。天鳳の方は三段から二段に降段。また、やり直しだ。

  2024.03.07

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