カテゴリ:仕事
昨日は、今年度最後の授業。3,4と2時間続き。3時間目で、漢文「魚父の辞」を読み終わり、儒家と道家の思想の違いをざっと説明した。4時間目は「こころ」の課題作文を返却。優秀だと思った作品3つと、自分の書いたものをプリントにして配り、読む。
最後に、3年生になってからの国語の勉強について、話す。 「小論文がある人は、2,3回書けば見込みがあるかどうかわかるから、早いうちにね。ダメなときはダメとちゃんと言うからね」 小論文は、歌と似ているところがあって、文章になると「音痴」的になってしまう人が、一定の割合でいる。そうなると、いくら指導しても無理で、それくらいなら英語や数学に身を入れた方がいい。国語は、授業で何とかなる。この3教科に穴があると、レベルの高い国公立はほぼ入れない。小論文は、それなりに時間がかかって、優に一教科分の準備が必要だから、ダメならさっさと諦めた方がいい。 まあ、次年度は3年特進の現代文、特講の担当。古典は外れるので、ちょっと心配だが、何とかなるだろう。今までもずっと組んできた古典担当は、熱心でいい教師だが、ちょっとやらせすぎる。受験生を見る場合、自分の教科だけ、という近視眼的な視点は禁物だ。 今年度は、今年度でオシマイ。4月に、また新たなスタートである。教師のそういうところが自分には合っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.19 07:29:47
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