カテゴリ:日々雑感
昨日は、病院。内科は薬の処方箋だけだが、泌尿器科は二度目の前立腺生検の二泊三日の入院日程を決めてきた。PSAがやや上がったので、しょうがないなぁ、と思った。その後、勤務先により、自習にしていた授業を最後の15分くらい交代。前期目前の3年生にも最後の指導。といっても、過去問の添削を渡し、心がけるべきことを話し、15分程度で終了。
それから、射場に。フェザータッチにした二台のエンバ―を試す。まあ、暴発の心配はなく、感触は悪くない。数本、赤にはいくが、それは実力なのでしょうがない。 帰宅。昼食は軽くピザ1/6カット。そして、ピアノの先生が来て、レッスン。最初は妻、次が自分。トロイメライもファジルサイもまだやるべき課題はある。 レッスンがあれば、夕食は手を抜くことにしている。鍋ラーメン。今季3回目くらい。肉とたっぷりの野菜を添えると、これは結構美味い。 そして、今日は出発。着物の他に、娘の部屋の押し入れ下段を占領していた、雛人形、お内裏様とお姫様、台座、花橘(古語で「花」は桜の意)、雪洞(ぼんぼり)。八段飾りの中でそれだけを持っていくことになった。すでに初節句のお祝いは渡してあり、それに足して雛人形を買うのだろうな、と思っていたら、娘がどうもいい顔のがない、という。まあ、数十万のなら名人が顔を描くのでいい顔なのだが、そこまではなかなか出せない。我が家のは、久月の当時一番高かった段雛だから、顔はいい。ただし、たっぷり広い4LDKでもさすがに八段を飾るのはきつい。6畳一部屋、出来れば8畳が必要だ。かくして、我が家には三人官女、五人囃子、三大歌人(これが、八段の理由で、柿本人麻呂、在原業平、小野小町の三人である)、段、緋毛氈などは依然として我が家に残っている。我が家は小さな雛人形をもう飾っている。 とまあ、一通りの物を、これからスーツケースに入れて9時には出ようと思うのだが、何だか元気が出ない。 冬道だし、少し億劫になっている。まあ、歳のせいだ。若いころは、朝早く出て、何だか揺れながら射って、勝って、帰ってきたら12時過ぎ、などという無茶な遠征をしたものだが、今は2泊3日でないと、とても参加できない。試合後、350kmをドライブするだけの余力がない。まあ、今回は孫の顔を見に、荷物を届けるというお仕事があるから、どちらにしてももう1泊にはなる。 というか、どうもこれから出発するのも面倒だ。以前なら、多少のワクワク感もあったのだが、それもない。朝目が覚めて寝床で思うのは、「生検、また痛いんだろうな、ヤだな」とか、「69歳か……。あと2年も、仕事できるかな」とか、「ピアノはあと何年習えるのかな」というようなことばかりだ。 悲しいのは 死ぬことではなく 悲しいのは 人生でもなく 悲しいのはこの痛みだけ (吉田拓郎『悲しいのは』詞は岡本おさみ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.02.22 06:45:19
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