カテゴリ:日々雑感
北海道の人間は、実は、寒さにとても弱い。というのは、子どものころは石炭ストーブをガンガン焚いて、室温は暑いところは30℃はあった。教室の座席でストーブのそばは最悪で、汗をかきながら、顔を真っ赤にしていた。
それでも、一歩部屋を離れた玄関先では、蛸が冷凍状態になっている。自分の父親などは、居間ではシャツ一枚だが、トイレに行くときはズボンとセーターに着替えていた。 そんな子ども時代を過ごしたから、自分も寒さに弱い。そのころからみれば、家の気密性は格段に向上し、築40年の我が家でも、家の中でそこまでの温度差はないが、ストーブは3階を含めて7台、常設している。まあ、いつも炊いているのはそのうち2台。その他に、玄関、洗面台にはファンヒーターなどの簡易的なものを2台置いている。こちらは、まだ出していない。 その1階居間のストーブを今季初めて点火した。室温は24℃だから、本州の人なら、「おかしいんじゃない?それ」というだろう。確かにおかしい。パジャマを着替えて、パーカーでも着込めば、どうってことはない。起きてしばらくはパジャマのまま過ごすのは、父親譲りなのかもしれない。 一昨日あたりから、鼻水とくしゃみに悩まされ、エアコンを暖房モード26℃で「炊いて」(これも北海道弁だ)いたのだが、上から吹き付ける暖かい風は、やはり体に合わない。ストーブのように、下から暖気が上昇してこない。「灯油高いのに、贅沢な!」と叱られそうだが、快適な住環境に多少の出費は仕方がない。我が家のホームタンクは、厳冬期は月に2回補充に来てもらう。いつまでも生きてるわけじゃないんだから、生きてる間は寒さと暑さはできるだけ回避したいのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.09.29 05:41:57
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