今は好景気!?
好立地のマンションや戸建てがものすごく売れているらしい。この需要に新築供給が間に合わなくて、中古の売れ行きもかなりいいとのこと。都内の億ションもバンバン売れているらしい。普通のサラリーマンだったら、なかなか高額な物件に手を出せないのが常識なのに、なぜなのだろうと思っていたところ、最近は夫婦共働きで収入がある程度あれば審査は通るらしい。また、住宅ローンの驚くべきほどの低金利、住宅ローン控除を合わせれば逆ザヤになるくらいお得な状況も拍車をかけているようだ。また、今住宅を購入する人の心理としては、将来売却する際、買ったときの金額より高く売れると考えているようだ。昔は買った時点で3割ダウンというのがあたりまえだったのに、今買う人たちは将来高く売れると見込んでいるので、高額な物件も購入できる心理になるのだろう。長年の金融緩和でお金がジャブジャブになっているところに、さらにコロナが拍車をかけた。不動産・株や債券・暗号資産・ビンテージの車や時計・絵画などが軒並み値上がりしている。飲食や旅行関連が厳しく景気が悪いと言われる中でのこのギャップに非常に違和感を感じる。もしかしたら、生活必需品や日用品以外のそれらのようなモノに対してだけ、インフレが進んでいたのかもしれない。そういう意味では、世の中は凄く好景気(?)なのかもしれない。