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土曜ワイド劇場の人気シリーズ『家政婦は見た!』の23作目を観た。
1作目が83年7月2日放送で21年も続いている。 以前昼の再放送で1回目を観たら、『松本清張の熱い空気 家政婦は見た!夫婦の秘密“焦げる”』となっていた。 『家政婦は見た!』はサブタイトルで原作は松本清張だった。 当たり前だが、市原悦子が凄く若い。 内容は今のものより重い感じで、秋子が結構いじわるだ。(この頃に比べると、今のは丸くなった気がする。) 今回は、社会派弁護士として知られている小松崎の所へ行く。 おしどり夫婦の小松崎とその妻は、弁護士をめざす学生のために「志法塾」を私財で運営している。 その二人に秋子は好感を持つ。 この小松崎を演じているのが蟹江敬三で、これはどす黒い裏があるんだろうと思わせる。 そしてここで何時ものように、秋子が覗いてスキャンダルを暴いていくのだろうと。 これだけ続いているシリーズなので当然のようにマンネリ化している。それを、打破しようと思ったのかもしれない。 観終わった後に、『ドーバー海峡殺人事件』(アガサ・クリスティー原作『無実はさいなむ』)を観た時のような虚しさを感じてしまった。 録画しておいた『セブン・イヤーズ・チベット』も観た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月03日 05時21分42秒
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