|
カテゴリ:カテゴリ未分類
少しづつ読んでいた『地図を探偵する』という文庫本が見つからなくなり、さんざん探して見つからなかった。
最後に読んだ記憶があるのは、家賃の振込みに行き順番を待っていた時。 落としてなんかいないと思ったが、念のため落ちていなかったか聞きに行く。 やはり、落し物は無かったとの事。 何日もたったある日、積み上げた本を動かしていたら雑誌と雑誌の間に挟まっていた。 余り厚い文庫でなく、雑誌の中央に置かれていたために、周りがたわみ間に挟まっているようには見えなかったのだ。 実際その山は、周りから何回も確認していた。 一番上に置いてすぐ別のを置き、まとめて移動させたりしているうちに分からなくなったのだと思われる。 なんにしても、めでたく見つかった『地図を探偵する』を読み終えた。 地図を眺めるのは好きだが、この本の著者は地図を読んでいる。しかも並大抵の読み方ではない。 今の地図と古い地図を見比べ、そこに秘められた歴史を導きだしたり、現地に訪れて廃線、旧道を歩く、また失われた地名が残っている物を探しだしたり等などのことを面白いエッセイに仕上げてある。 最後には、国土地理院にたいする提言でまとめてある。 これを生かそうという考えがあるかどうかは分からないが、確かになーと思えることが書いてある。 それにしても、どんな世界も奥が深いものだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月14日 02時38分40秒
コメント(0) | コメントを書く |
|