星野有理の公開するし更改するが後悔したくない航海日誌

夕方歯医者へ。
ここの歯科医は宇宙飛行士にもなった毛利さんに
声やしゃべり方が似ていて、顔も少し似ている。
機械が並んだクリーンな部屋で
仰向けに寝て声を聞いていると、
宇宙船に乗って宇宙に来ているような気に……ならない。
でも物腰がやわらかいがしっかりと説明してくれるので
子供や老人にも恐怖感が少なくていいだろう。
隣で治療していた女性の横に
その子供が座って心配そうに見ていて、
時々「まま～」と不安そうな声を出すので
先生と助手が「大丈夫、すぐ終わるからね～」と
声をかけてあげていた。
男の子だが、目のくりっとした可愛い子だった。
将来美男子になってもてる男になるのかもしれない。
などと思っていたら自分の番になり、
治療は前回で終わっていて全体の掃除。
終わってうがいをしたら歯茎から血が出ていた。
これで当分歯医者に来なくてすむといいのだが。

本屋やレコード屋に行った後
ファーストキッチンでピザとホットドッグを食べた。
若い子の集団で妙に混んでいて
笑い声に溢れていた。
独りでいるのは自分だけのようで居心地が少し悪かった。
あちこちの床にゴミが散らばっていて汚かった。