星野有理の公開するし更改するが後悔したくない航海日誌

とうとう3月になった。
明後日のひな祭りの日に30代が終わってしまい、
4日には不惑になってしまう。
結局何ひとつ満足に出来ないまま、
こんな歳になってしまって悔しい。
30歳になった時も同じような事を思ったはずなのに、
30代もいつの間にか過ぎてしまった。
もし過去の自分が今自分がこんな風に
なっている事を知ったら、
怒り狂うか絶望して自殺するんじゃないかと思う。
そんな甘美な自己嫌悪と自己憐憫に溺れている間にも、
どんどん時間は過ぎ去ってしまう。
とにかく今からでも
出来るだけの事をやっていくしかない。

自分が生まれたのと同じ年の
1969（昭和44）年に放送がはじまった
アニメのサザエさんがとうとう
放送2000回を迎えたようだ。
いつも通りの形での放送だったが、
記念特番などはやらないのだろうか。

『新日曜美術館』は
ルーブルやポンピドゥーなど
芸術の都パリの特集だった。

『N響アワー』で特集されていたのが
チェコ人の指揮者エリシュカだったのだが、
母は会ったことがあるらしい。
チェコが祖国である指揮者が
チェコの作曲家スメタナの「我が祖国」を指揮していた。

『ETV特集』で
「ひとりと一匹たち 多摩川 猫とホームレスの物語」
というタイトルで、
多摩川の河川沿いにいるホームレスが
猫や犬と暮らす様子が紹介されていた。
捨てられた猫にホームレスの男性が餌をやっている姿や、
その男性が自殺しようとした際に
カラスや野良猫に救われたと語る姿や、
ホームレスの男性と暮らす野良犬が
捨てられた子猫を拾ってきて乳をやって育てた事、
台風でホームレスの男性と猫が小屋ごと
流されて亡くなってしまった事、
高架下に暮らしていたホームレスが殺害された事件や
橋から男性が飛び降りて亡くなった事などが紹介され、
「愛情」や「人間的な生活」って
いったい何だろうと思ってしまった。

夜中に缶チューハイのカロリの
フルーツレインボーミックスというのを
買ってきて飲んだ。
甘ったるいがマンゴーがメインなので
嫌いな味ではない。