2006/12/16(土)10:29
レモンと名の付くハーブ
今日は近所の温泉に入って疲れをいやしてきます。レモンと名の付くハーブたちを特集!
自分はどれも香りもお茶としても好きです。ブレンドの相性も良いです。
でも、レモンとは関係ない、それぞれ別の科の植物なのですね。■レモンバーベナ(クマツヅラ科)
別名ベルベーヌ、レモンのような香り。
心身を温め、リラックスさせる飲み物としてフランスのカフェでは定番のバーブティーです。
ティーと同量のワインを調合し鎮静剤としても用いられます。
神経が高ぶっているときは穏やかにしてくれる一方、自信のなくなっているときには元気を与えてくれます。
消化を促進し食欲不振にも役立ちます。また、喉の炎症、月経時の偏頭痛にも。
ペパーミントとも相性がよいです。
■レモンバーム(メリッサ)(シソ科)Melissa officinalis
和名セイヨウヤマハッカ。最も高価な精油の一つですが心身両面に対して多岐に渡る働きを持ちアロマテラピーとして大変魅力的です。ただし、高価なのでローズ同様「偽和」が多いので要注意。大抵レモングラスやパルマローザ、シトロネラなどの精油、もしくはその他の合成物質で薄められているのです。
気分を落ち着かせる優れた働きがありつつ、同時に、心を明るく高揚させてくれる働きもあるのです。強い精神的ショックやストレス、混乱などに心強い支えとなってくれます。 生葉は料理やティ、入浴用に使います。
爽やかなレモンを感じるミント系の香りが気分を鎮め、ゆううつ感や神経症の頭痛、めまい、不眠症、ストレスが多い時、いらいらする時に。
発汗促進・解熱作用があるといわれカゼやインフルエンザによる発熱に。
食欲増進・消化促進・疲労防止効果があり、疲れやすいときにオススメ。
記憶力を高める作用も。
紅茶とのブレンドも人気。■レモングラス(イネ科)Cymbopogon citratus
精油としては防虫効果が有名ですが、料理のハーブしても有名。タイ料理のトムヤムクンにも入っているハーブ。
疲労や食欲不振を吹き飛ばしてくれます。
収れん作用と酸味が心身をリフレッシュし頭もスッキリするので朝ボーッとしてる時や、眠くなった時に。
胃腸の弱い人や疲労感からくる食欲不振にも。消化も助けガスも排出してくれます。喉の痛みや貧血を改善する効果もあるとか。
レモンの風味を持つレモンバームやレモンバーベナ、レモンピールなどとのブレンドもよく、ペパーミントやリンデンとも相性良いです。
すがすがしい香りはハーブバスとしても好まれ、煎じた液には美容効果がありヘアーリンスにもなります。