今日は小春日和で過ごしやすかったです。でも、恐るべきスピードで進行する地球温暖化の反映だと思うとうれしくもありませんね。温暖化防止を訴える、米国のゴア元副大統領の映画が封切られましたhttp://futsugou.jp/main.html。
田舎ではまだまだ先でしょうが、いつか見てみたいです。
あるある・・、は相当影響されている人が多いけど、デタラメも多いとの悪評があります。
とうとう発覚です。先日、納豆にダイエット効果があると宣伝して、納豆の在庫品薄を引き起した番組を報道していましたが、信じがたいウソ、ねつ造報道をしてました。
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(1)被験者がやせたことを示すのに別人の写真を使用
(2)米の大学教授の発言の日本語訳の一部をねつ造
(3)被験者の一部の中性脂肪値が正常値になったとしたが、測定せず
(4)納豆を朝2パックまとめて食べた場合と、朝晩1パックずつ食べた場合の比較で、被験者の血中イソフラボン濃度の結果をねつ造
(5)被験者の血中のホルモン(DHEA)量検査のデータをねつ造、また、許可を得ずグラフを引用
--していたことが分かった。
千草宗一郎社長は「報道機関でもある放送局として、視聴者の信頼を裏切ることになった。誠に申し訳ない」と謝罪した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000077-mai-soci
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といいますが、不二家同様、ホントは反省してないようです。
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ねつ造は、被験者の架空の検査データを作成したり、米国の教授のコメントを勝手に作るなど悪質なものだったが、千草社長は「事実と異なる部分があった」と当初、繰り返すだけで、「ねつ造」と認めようとしなかった。記者団から問題の認識について再三、追及を受けた結果、会見最後になって「ねつ造だと思っている」と認めた。番組内容のチェック体制についても、最初は「若干の不備」と話すだけだった。
職員の処分について「厳正に対応する」(千草社長)という言葉とは裏腹に、ねつ造が起きた原因などについて「調査している」「判明している事実はすべて語った」と答えるだけで、詳しい内容を明らかにしなかった。
ねつ造の発覚は、週刊誌から12日と18日に取材を受けたことがきっかけ。記者会見後には、週刊誌記者の追及を受けて、週刊誌からの質問状を元に会見での発表資料を作成したことを認めるなど、後手後手の対応が目立った。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000077-mai-soci
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納豆は、女性ホルモンエストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」を含んでいて、「骨粗鬆症」や「更年期障害」、「乳がん」等の女性疾患に対し有効とされ、かなり定説(大量摂取には副作用)になりつつあるのに、インチキ放送でケチがついてしまいました。大豆を食生活に取り入れることにブレーキがかからなければ良いですね。
ただ、以前からあるあるが宣伝している、納豆のナットウキナーゼの「血液さらさら効果」と言うのには私は疑問を抱いています。納豆を消化吸収する過程で、どれほどのナットウキナーゼが無傷で血中に取り込まれているかは疑問です。ナットウキナーゼを血中に注射した時の即効性と、食事で摂取した場合の効果は全く異なるはずです。コラーゲンサプリの食事摂取により肌への効果があるのかどうかへの疑問と同様ですね。
この番組の実験にはホンマカイナと疑問を抱くこともありましたが、今回のように、してもいない実験をねつ造していたとは、驚きです。
マスコミの健康宣伝で言うことは話半分にして、ネットや書籍で自分で裏を取っていく姿勢を持って、振り回されないようにしたいものです。