裏庭のおしゃべり

2022/08/05(金)23:22

映画「キングダム2」鑑賞。

最近観た映画(1)

連日の猛暑で、しょぼい思考能力にますます危うさを感じるこの頃でございます。 さて 先月ですが、大ヒット上映中の「キングダム2」を観てきました。 2とはいえ、物語はまだ始まったばかりなので今後が気になる映画でもあります。 今回はうす~いレビューとなります。 良かったらおつきあいくださいませ。 ◇ 詳しくはこちらで。 ​HP​ Story ​嬴政の王座奪還から半年後、 隣国の魏が秦へと侵攻を始め戦が勃発。 これは​「天下の大将軍への第一歩だ」 ​ そんな夢を抱く信は まず歩兵として戦場地の蛇甘高原へと赴く。 道中、同郷の尾兄弟たちと出会い、 澤圭伍長と共に 最弱と揶揄される「伍」(五人組)を組むことに。 その中には 一見、子供のようにも見える、蚩尤(暗殺一族)の​羌瘣​​​​​もいた。 ​麃公を総大将とする秦軍は劣勢を強いられる中、 信が属する隊の指揮官、縛虎申は、 圧倒的兵力の魏軍を前にして 伍の歩兵たちに超無謀な突撃命令を下す。 皆が動揺を隠せない中、 ​先陣を切り、真っ先に敵の防御を切り崩していったのは信。 占拠された「丘」を取り戻し、将軍の首を取れ。 他の「伍」たちが次々と壊滅し、​ 夜間も魏軍による残党狩りが行われる中、 最弱と言われた信たちの「伍」は孤軍奮闘、 ただの捨て駒だと思われていた「伍」の 突破報告を受けた麃公将軍は 援軍の騎馬隊を送り 歩兵たちと共に丘へとたどり着くが、 そこで信が見たものは。。 ◇ 今回は信の初陣が描かれています。 仲間や羌瘣​​​​​と出会い、将軍たちの生きざまを目の当たりにし、 まるでエネルギー爆弾のような少年が 戦場における戦法や将軍たちが「将軍」であらんとする意味や深みに気づき始めるようですね。 原作を全く知らないので(中国歴史はかじってますが) 実写化云々は語れませんが 中国史実に残る登場人物たちやアクションに さほどリアルさがなくても それを追及するのは野暮ですね。 原作は史実ではなく漫画。 エンターテインメントに徹した楽しい作品でした。 ◇ 「童(わらべ)、信」王騎将軍だけ、こう呼びますよね。 今回は、後半のみの登場でしたが、 相変わらず濃ゆ~い印象をブンブンと振りまいておりました。 そして 秦の​​総大将、麃公将軍、 こちらも面白いキャラをお持ちでした。 ただ、このコスチューム、 私にはコスプレにしか見えませんでしたが(失礼^^;) そして その麃公将軍と一騎打ちに挑む ​​魏の総大将、呉慶将軍の この歌舞伎風メイク、 なんだか、 羌瘣​​​​​の印と重なるわぁ。 さて 秦王、​嬴政(後の始皇帝)​ですが、 今回は、戦場シーンが主だったので河了貂と共に​登場シーンが短くて残念。。 しかし、あの眼付きを見るだけでも眼福でございましたわ(*^-^*) そして ラストに登場の呂不韋、 ​嬴政暗殺をすらっとぼけていましたが この対決は 来年公開予定の「キングダム3」まで持ち越しかな。 結果はわかっていても楽しみです。 ◇ ここで羌瘣のことを少し。 羌瘣は蚩尤と呼ばれる暗殺一族出身で 蚩尤の掟により 「暗殺者」となり山を下りることができるのは 残酷な儀式ともいえる殺戮を勝ち抜いた一人だけ。そんな厳しい環境で育った少女でした。 それって ​​まるで「蠱(こ)毒」?? ​ 古い忍者映画でも同じようなシーンがあったのを 思い出しました。​ 羌瘣は姉的存在の羌象によって 同族との殺し合いの難を逃れますが。。 ここからは ネタバレになるので、語らないでおきますね。 で 既に、ご存じの方も多いと思いますが 「蠱毒」はその字が示す通り 皿の上に毒虫を盛った様子を表していて 古代中国の呪術のひとつですよね。 要するに 様々な種の毒虫などを 皿の上で最後の一匹になるまで戦わせ 最後に残った最も最強で邪悪なものを利用して 呪詛にかけたり 暗殺に利用したりしたのだとか。 この映画で描かれたのは、その人間版でした。 かつて、安倍晴明が この呪術を破ったとされていることから(その真偽はよくわかりませんが) 古代日本にも中国から伝わってきていたようですね。 ​さて​ 羌瘣の姉的存在、羌象を演じたのは山本千尋さん。 羌瘣役が決まる前まで 羌瘣役は山本千尋さんかも、と思っていました。 というのも 彼女は3歳から中国武道を始めた武道家で いくつかの素晴らしいタイトルをお持ちだったので。 実年齢は清野菜名さんより年下なんですね。 もちろん 清野菜名さんの羌瘣は魅力的でしたし、 続編での演技も楽しみですが 山本千尋さんのアクションも見てみたかったな。(*^-^*) 清野菜名さんといえば 私はこの作品しか知らないのですが こちらでは、 河了貂役の橋本環奈ちゃんと共演してますよね。 「今日から俺は」 実は 福田監督の思わず固まってしまいそうな クセのあるギャグが嫌いではないの。 こういうおバカ映画は 脳みそ緩めてリラックスできますもの~。 で カワイイ男子たちを楽しむにはこれかな。 「東京リベンジャーズ」 秦王、​嬴政とは違う吉沢君を楽しめます。(^^♪ ドラケン役の山田くんのヘアメイクも素敵💛 山田くんを認識したのは 菅田将暉くんと共演した「あ、、荒野」(2017)でした。(アマプラで観れる私のおすすめ) マイキー役の吉沢君とは プライベートでも仲良しなのね 映画でもよいケミストリーと言いますか、 名コンビぶりが素敵でした。 あら 「キングダム2」のレビューのはずが つい、関係のないおしゃべりばかりしてしまいました。 m(__)m ここまでお付き合いいただき有難うございます。 ◇ では 猛暑に熱中症、感染症、と今年もしんどい夏ですが どうぞ、体力温存してお過ごしくださいね。

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