日本一周貧乏温泉キャンプ旅

「一生に一度はこんぴらさん」
と言われるように、一回は登ってやるかという思いで向かった。

しかし、昨夜は寒くて久し振りに焚き火をしたが、夜には更に冷えて寝袋に入って毛布にくるまって寝ないと寒いくらいだった。10月半ばでもう秋が近付いているのを感じたこの頃です。

こんぴらさんはキャンプ場からは車で30分ほどで行く事ができる。
付近の駐車場はどこも￥500だが、客引きのオッチャンと少し世間話などをしてから、上までどれくらいかかるかとか靴履いた方が良いかとか情報収集をする。さすがの俺もサンダルで行こうとは思わないが。



「こんぴらさん」とはここの通称を言うようで、正式には「金刀比羅宮（ことひらぐう）」と言うらしい。こんぴら山だと思っていたのは俺だけではないはず。



調べると、「御座宮」までの階段は785段、一番奥の「奥社」まで1368段あるそうだ。準備運動もせずに、腰バンドも車に忘れた。さすがにキツイが俺よりお年の方も登っているし、中学生なんかは走っている子もいる。地元の人だと思うが、ウォーキングやランニングで往復している強者も居る。



奥社まで50のオッサンの足で約1時間で登る事ができた。我ながら頑張った方だ。



一体誰が考えた罰ゲームなのか？帰りの階段では足がガクガクになっていたが、何だがスッキリして良い汗をかいた気分になっていたのは「こんぴらさん」だからなのか？
（次年もこの罰ゲームに参加する）

気分が良いままうどん勝負だ！
善通寺近くに「大川製麵所」があるので行ってみた。



駐車場は50mくらい離れた所に5台ほど停められる。決して綺麗でお洒落な店とは言い難いが、それがまた良い。客は俺一人しか居なかったが、もうこの時点で勝負アリだった。



とにかく安いのだ。他のチェーン店も及ばないこの値段に感服。
かけうどん（小）￥210、冷やしぶっかけうどん（小）￥210、肉かすうどん（小）￥310
おむすび1個￥50、日替わり小鉢1皿￥50、何なんだこの価格破壊は！

悩んだが、かけうどんと玉卵うどんの差が￥10しか変わらなかったので「玉卵うどん」￥220を頼む。もしこれを”たまらん”と読むならオシャレなネーミングセンス。
3分ほどで出てきたこのうどんは、下に生卵が隠れていて、それをかき混ぜ特製しょう油で食べるというものだ。ぶっといシコシコうどんのこれがマズい訳あるまい。一瞬で食い終わってしまった。

ここは老夫婦2人で営んでいるらしいが、とにかくたまらん！ここも完敗です。



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