lovely mysterious world
ついこの間まで一週間ぐらい前までは5時には真っ暗になってた世界。今日はもう気づいたら、七時半を過ぎてるよ。サマータイムって何のためにあるんだろうってぼんやり思っていたんだずっと。だって僕が生きていた世界ではそんなものなくて世界はゆっくりと、しかし確実に変化を告げて桜色の視界が滲んで僕らを室内へと閉じ込めその間にじわじわと熱は上がり動かない風鈴と睨めっこする命の儚さを叫ぶ声は耳鳴りとなり僕らを眠れぬ夜へと誘い木々は動けずただ注がれる光を吸収しすぎて発火し始める。それを乱暴に毟り取る手は僕らに見えることなどなくやがて空から薄紅色を纏う前の白が落ちてくる。そうして、僕の一年は過ぎて木漏れ日も風のにおいも、本当に少しずつ増えて集まって特定の季節を作るから時間が変わってしまうなんて考えたことなかったんだ。日は八時近くまで沈むことはないのに花はまだ水仙ぐらいしか咲いてなくて緑は青さを増すけれどまだ盛りは遠そうで木々の先は膨らみ始めたけれどまだレム睡眠から抜け出せていなそうでそれなのに、もうジャケットじゃ熱くてカーディガンじゃ寒い。無性にパンプスが履きたくなって周りにTシャツやノースリの人が増えてミュージアムガーデンではたくさんの子供たちが駆け回る冬の間は閉まっていたアイスクリーム屋は何事もなかったように営業を再開しポップな色合いが増えてきてみんな黒や茶色なんて色は知りませんみたいな顔だ。very wellso, what should i do ?What can i do for me, my feelings ?i haven't found the answer yetor i have got already?Spring has begun.Summer time has begun.Best season of traveling has begun.Before thatI know I have things I have to dobut, i can't ignore voices from outside.the voice of summer timethe voice of springthe voice of birdsthe voice of sunthe voice of windthe voice of ...