last night
涙から逃げるように毎日を過ごしてる追いつかれないように気づかないように。泣かないのは強さなんかじゃない。弱さだよ。そう何度も何度も呟いて。涙から逃げるために苦しいことすべてから逃げてきた。優しさに甘えることだけ上手になって楽をするために狡猾になってでも違うんだ。自分の弱さを認めずして本当の強さなんか得られないよ。優しい顔して誰かに囁く自分。そんなこと関係ない。もう自分には過去のことなんて笑う自分が、一番そんな自分を拒み続けてそれでも前を向いて歩いてすべてに気づかないフリをして。すごくなんかないし、偉くなんかないんだ。ただ体のいいように振舞ってきただけ。そう生きたいと願っていただけ。才能なんてカラキシないし、努力だって嫌いなんだ。自分が嫌いだという割りに酷く大切に扱って口ばっかり達者になって、頭ばっかり大人になって。こんなんでも、それなりに人に必要とされて大切に思ってくれる人が一人でもいる限りこの道のどこかに笑顔があると信じられるから生きていこうと思います。この体が呼吸の仕方を忘れるまで。