2013/11/12(火)04:48
ロウヤ柿とジ・アレキサンドラローズ
あまり庭植えでは見かけませんが、盆栽でよく見かける「ロウヤ柿」が色付いてきました。
食用ではない、観賞用の柿ですが、家の花材として好評です。
雌雄異株で、確か雄木も近くに植栽しているはず。
地面の浅い部分によく根を張り、ヒコバエが至る所から出現。
見た目と違い、逞しい性質です。
紅葉が進み、切れ込み深い葉が真紅に染まっている、ハウチワカエデ「舞孔雀」。
ハラリハラリと、後は散るだけ。
来年の花や新葉のための冬芽も、充実している様です。
シックな秋色と言えば、やはりチョコレート色の「チョコレートコスモス」。
数か所に地植えしてある株は、今が盛りと咲いていますが、
冬を越して春に芽が出る事は、難しいでしょう。
一年草扱いが、むしろ簡単だと思います。
今日のバラは、イングリッシュローズの「ジ・アレキサンドラローズ」(1992年)。
たぶん、花数の多さと連続咲きなら、ERで一番のクラスでしょう。
一重平咲きで、花の中心が黄色で外弁がピンクに染まる、可憐な花容。
チャイナの「ムタビリス」の様に、花柄さえ取ってやれば、通年の連続咲きが楽しめます。
分枝多いシュラブ樹形で、香りは淡いムスク香。
そして、春一季咲きながら、株いっぱいに鈴なりの花の「ローブリッター」。
独コルデス社作出のシュラブで、ハート形の花弁が集まる、ピンクのカップ咲き。
小輪ながら房咲きとなって、コロンとした丸い蕾から、一斉に咲く花は圧巻。
こんもりとしたシュラブ樹形で、香りは微香。