久しぶりのブルー・バユーとニホントカゲ
毎日猛暑が続いて乾燥被害が出ている中、やっと降った雨は集中豪雨。やはり、どこかおかしい最近の天気。元気に育っていた「オトコヨウゾメ」も、日焼けで傷みはじめていて、少し心配です。そんな暑さの中、バラでは3年ぶりにフロリバンダの「ブルー・バユー」(1989年)が咲きだしました。何故、2年間花が咲かなかったかは不明ですが、枝の更新がなかったせいでしょう。淡い藤色の丸弁高芯咲きの花は、上品な整形花で、四季咲き。枝の更新と根の周りの土壌改良を秋にしようと思います。玄関前の橋のたもとには、クライミングティーの「マダム・ジュール・グラブロー」(1901年)。アプリコットブレンドのカップ咲きで、一緒に植えられている「ブレイリーNO.2」と共に、繰り返し多くの花を見せてくれます。太めのしっかりとした枝は良く伸び、おおらかなシュラブに自然と整います。香りは爽やかティー香。こちらは、ギヨーの「エリアーヌ・ジレ」(1998年)。純白の大輪カップ咲きですが、蕾の時は濃いピンク、咲くと花弁裏とその縁が淡いピンクに染まる、椿でいう所の移り白といった感じ。横張り性の樹形はコンパクト。四季咲きで、香りは良香。理由はよく判りませんが、夏の雨が降った後に、ミミズがよく地面の上に這い出します。それを食べに来たかどうかは判りませんが、「ニホントカゲ」がコンクリートの上にじっとしていました。尻尾のメタルブルーがないので、成熟した個体でしょう。しばらくしたら、すごいスピードで草むらに消えてゆきました。下の写真の花は、「セイロンライティア」。スリランカ原産で、清楚な白い花は夏を通じて、秋まで咲き続けます。香りそうで、確か香りは無し。花後切り詰めて、無加温の室内で冬越し出来たと、記憶しています。