2005/04/04(月)16:09
ケアンズ旅行記(その2)
キュランダのオプショナルツアーのお迎えがホテルのロビーに来ることになっている8時50分までに、何としても現地の係員と連絡を取らなくてはならない。
なかなか起きられない子ども達に身支度をさせている間、だんな様には日本の申し込み旅行社と、現地の連絡先に電話をかけ続けてもらう。
誰も出ないので、とりあえず出発までにみんなの朝食を調達しようと、だんな様と2人でホテルの外に出る。
朝7時過ぎだったけど、10分ほど歩いたら、地元のタクシーの運転手さんたちが店の前のテーブルセットに座っておいしそうに何か食べている御飯やさんを発見。
あたりには、ベーコンの焼けるいい香りが漂っている。
匂いにつられて店内に入ると、そこは中年の夫婦と息子さん3人でやっているこじんまりしたお店。
食パンをトーストしたものに、焼いた卵とベーコン、チーズをはさみ、トマトソースををかけてもらったサンドウィッチと人数分の飲み物を注文する。
全部で30ドルくらいだったかなぁ、ホテルまで持ち帰って食べたらこれがかなりおいしかった。
だんな様が食べているうちに、私はホテルのロビーに降りてしつこく現地の連絡先に電話していたら、何度目かにようやく日本人の男の人が電話に出る。
やっとつながったと思ったら、怒りが爆発した!!
夜中に空港に着いてもいるはずの迎えの人はおらず、ホテルにやってきても係員がいないだけでなく、予約していた部屋はキャンセルされていたこと。
なんとか2部屋とって休んだものの、もうすぐ出発するキュランダへの一日ツアーを入れているため、ホテルに帰ってくるのは夕方の5時頃になること。
旅行のしょっぱなから、突然の(真夜中の)事態にみな疲労困憊で、特に若くない両親はグッタリしてしまってて体調が心配なので、ホテルを変えてほしいこと。
電話に出た相手にこれらのことを早口でまくし立て、ホテルに戻る5時にロビーで待っているように伝えて電話を切る。
相手の男性は平謝りで、即原因を調べてみると言っていた。
一応この旅行の世話係のつもりでいたのに、いきなりこんなことになってしまって申し訳なくて責任感じてたから、とりあえず文句を言える対象が出てきてホッとしたような、さらに怒りが沸いてきたような・・・・。
そうこうしてるうちに約束の8時50分。
日本でインターネット予約した‘ジェイさんのキュランダ観光ツアー’は日本語ガイド付き、ホテルバス送迎付でネット予約しておくと通常より大人一人につき7ドルお得だった。
迎えに来る予定の人の顔写真はプリントアウトして持っていってたけど、昨夜のことがあるから、
「もしかして迎えに来なかったらどうしよう」
って内心ハラハラしてた。
カウボーイハットをかぶったジェイさんは約束の時間きっかりにニコニコ顔で現れた。
この人についていけば、今日一日はとりあえず大丈夫。
バスに乗り込み、世界遺産の熱帯雨林を見下ろせる世界最長のロープウェイ‘スカイレール’に乗る駅へと向かう。
シートに座ったとたん、思わず大きなため息が出た。