2007/03/23(金)01:04
台湾・茶器と茶荘めぐり(13)-九イ分茶房でお茶に酔う
頼阿婆芋圓で九【イ分】名物の芋圓を堪能し、テクテクと基山街を上がっていきます。
しばらく歩くと、平坦なところに出ます。丁度この辺が中腹らしく、展望台もあります。
そんな道の途中にあった、こちらの茶藝館にお邪魔しました(^^♪
九分茶房
崖のような斜面に建っている建物なので、店内は不思議な構造です。
地下へと伸びる階段もあり、ここは工房になっているようで、器などを展示しているようです。
ここで提供される茶器は、自分のところで焼いているオリジナルなのだそうです。
それを買い求める方も大勢。
・・・まぁ、殆ど日本人の方で、接客している方も日本人でした。
日本人御用達です。
店内は木の素材を上手く使った落ち着いた空間。
崖に立地しているので、こんな感じで、店内の真ん中に大きな吹き抜けがあります。
なんとも不思議な建物ですが、落ち着きますねぇ(^^♪
さて、茶譜を見せてもらいます。
お茶は1両(37.5g)入りですが、
・・・結構お高いのね。。。(-_-)
色々見比べた結果、やはり折角なので、高山茶。
一番大好きな、梨山・・・と行きたいところでしたが、少々高すぎなので(苦笑)、次にお気に入りの杉林渓を選んでみました。
お茶は、ここのオリジナル茶器セットで出てきます。
蓋碗で来ました。
一煎目は、お店の人が淹れてくれます。
日本語が上手です。慣れてる感じ。
実は、この蓋碗、縁のところが水面よりもかなり高くなっていて、持っても熱く無いのです。
なるほどよく出来てます。なかなか、優れものです♪
さて、肝心の茶葉ですが、こんな感じで青々としています。
一口飲んでみると、最初は、かなり青いかなーという、香り。
でも、生茶?らしくフレッシュで、とっても甘くて美味しい(^^♪
#この場合の生茶は、焙煎・火入れがされていない、の意味です。プーアル茶の生茶とは別です。
お茶請けには、大根餅にしてみました。
・・・しかし、もっと食事を頼んでおくべきでした。
というのは、このお茶、とにかくパワーがあるのです。
甘くて美味いので、調子に乗ってグビグビ飲んでいたら、酔い始めました。
最初は、美味しくて味と香りに酔っていたのです。
でも、段々、それとは別の症状が。
力が抜けてきてフラフラしてきました(@_@;)
これは間違いなく、
お茶酔い
です。
とてもパワフルなお茶だったので、負けてしまったようです。
うー、目が回る(@_@;)
ちなみに、残った茶葉は、帰りにはこんな感じでラッピングしてもらえます。
なかなか可愛らしい袋♪
九分に行ったら、ここのお茶屋さんはオススメかも。
ちょっと高いですけど、それだけの価値はあると思います。
九分茶房
台北縣瑞芳鎮基山街142號
TEL:02-2496-9056
http://www.jioufen-teahouse.com.tw/jp/index.html
さて、フラフラになりながらも、次は例の階段のところへ行ってみます。