「歩きつなぎの旅」の記録

2022/05/26(木)13:26

【北陸縦断徒歩旅行12日目】高田駅(新潟県上越市)→能生(新潟県糸魚川市)

(完結)北陸縦断徒歩旅行(50)

2010年08月06日(金)曇のち晴 猛暑 昨夜23:40に池袋を発った西武バスの上越線夜行便は、ほぼ定刻の05:15、JR信越線高田駅前に到着。コンビニで食料を調達し、05:40今回の旅をスタートする。 町外れの公園で、おにぎりとお茶の朝食。曇っているのは助かるが、湿度が高くて蒸し暑い。市街地西側のバイパスを北上、06:55国道8号線に出る。ここから当分、海沿いの道を歩くことになる。 虫生岩戸から「久比岐自転車道」が始まる。自転車道と言ってもこの辺りは、8号線の広い歩道の中央に白線が引いてあって、歩道と自転車道が分けられているだけ。国道を避け、長浜集落を抜ける裏道に入る。08:05谷浜駅通過。 長浜集落を過ぎた地点から、久比岐自転車道に復帰。自転車道は8号線の歩道を離れ、自転車専用道路になる。すぐにトンネル、・・・・中から涼しい空気が流れ出してくる。染み出した地下水により、天然のクーラー状態なのだ。 トンネル内は蛍光灯のおかげで明るい。湿気を多く含んだ外気が冷やされて、細かい水滴が白く流れる。何とも幻想的で、高原の霧雨に会ったよう・・・・。が、天然クーラーは数百mで無慈悲に終了。外に出た途端、「もわっ」とした空気の現実に引き戻される。 通る自転車もほとんどなく、起伏の少ない自転車道を、休み休みマイペースで歩く。09:30頃から青空が広がり、陽が差してくる。日なたを歩くのは、日陰を歩くのより2倍くらい体力を消耗する。 10:30名立大町。靴を脱ぎ、休憩舎で横になる。風が抜けて心地いい。惣菜パンとポカリスエットの昼食。海岸と山の上で、のんびり発電用の風車が回っている。日なたに出るのがイヤになってくる。 昼食後は、歩くペースが目に見えて落ちる。歩いている時間と休憩している時間が、あまり変わらないように思える。日陰を見つける度に座り込んでしまう。せっかく座ったコンクリートが、日陰なのに何故か熱かったりして最悪。12:10筒石集落。 藤崎集落を過ぎ、13:30コンビニで食料・飲料を調達。百川集落の先には、トンネルが3つ続く。天然クーラーでひと息付けると期待していたら、・・・・外気と何ら変わらない。それでも未練たらしく座り込む。 14:25今日の宿・「民宿 丸富」に到着。「やっとクーラーだ」と思ったら、1時間100円のコイン式。通り抜ける海からの風で我慢する。風呂と洗濯。夕方、その海風も凪いでしまう。フライ弁当とミニ助六で夕食。20:00明かりを消すが、暑くてなかなか眠れない。昨夜も夜行バスであまり寝ていないのに・・・・。「民宿 丸富」、素泊4000円。 高田駅→能生:31.8km(北陸縦断徒歩旅行累計403.4km)

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