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カテゴリ:SF巨大生物の森
アトランティス(Ατλαντι?)とは、かつて大西洋に存在し、神の怒りによって海中に沈められたと伝えられる島もしくは大陸のことである。
アトランティスとは「アトラスの島」の意。 古代ギリシアの哲学者、プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)の著書『クリティアス』と『ティマイオス』の中に登場することで広く知られている。 19世紀、アメリカの作家イグネイシャス・ダンリーが著書『アトランティス』を発表したとき、謎の大陸伝説として一大ブームとなった。 近年の研究によって、地中海にあるサントリーニ島の火山噴火によって、紀元前1400年ごろに突然滅んだミノア王国がアトランティス伝説のもとになったとする説が浮上してきた。 また、ヘラクレスの柱をダーダネルス海峡とし、トロイア文明と重ねる人もいる。 しかし、大西洋のどこかにアトランティスがあると信じる人も未だ存在する。 なお、アトランティスの直接的モデルとなるような事件そのものが存在しないという説も有力である点に注意されたい。 地中海説 サントリーニ島の火山噴火説が現在有力。サントリーニ島は阿蘇山のような巨大なカルデラの島であり、サントリーニ島の爆発による津波によって滅んだミノア王国(クレタ文明)をアトランティスとする。 年代、及び位置についてはプラトンの誇張としている。(年代は、9000年前でなく900年前ならほぼ一致する。) また、周辺の海底に文明の痕跡が沈んでいるのが発見されているマルタ島の巨石文明をアトランティスとする説も唱えられている。 この説では、暦の違いを把握していなかったプラトンが年代を大きく見積もりすぎたとしており、その点を修正すると、島内の神殿遺跡などと同じ5000年前あたりになるとする。 大西洋説 大西洋の英語読みはAtlantic Ocean(アトランティックオーシャン)であることから、アトランティスと関連性があるとされてきた。 大西洋説では、アイルランドの地形が伝説と似ているため、アイルランドが津波で沈んだように見えたのではと言う説が近年発表されている。 アイルランドにはケルト人の伝承として、イスの海没の伝説がある。 しかし関連性は指摘されていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/18 08:11:42 AM
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