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カテゴリ:取材・記事・マスコミ
~北近畿の宿 素敵なお宿のご紹介vol.7~ 今回ご登場いただくのは、兵庫県新温泉町は湯村温泉の「朝野家」。ご姉弟で朝野家を支えられている朝野さやかさんと朝野拓磨さんにお話をお聞きしました。 姉弟で小さな頃から手伝いをしており、だんだんと「朝野家」で働くことへの想いが強くなったことがこの仕事を始めたきっかけだったというお2人。 朝野さやかさんは、予約の担当をしていらっしゃいます。予約の際は、ネットでの予約だったとしても電話をかけて確認しており、声のトーンや話し方にも気を遣っています。 彼女の癒される声と親切丁寧な対応にファンも多く、彼女の声が聞きたくて電話をしたり、近くに寄ったので売店だけ利用をするといったお客様も。 電話の声を聞いて、お年を召した方であればエレベーターの近くの部屋をお取りしたり、お料理もアレルギーが無いか確認をするなど、お客様にあったサービスを提供されています。 朝野拓磨さんは、車の配車や料理の配送などを行う一方で、湯村温泉での楽しみ方を案内する「街あるきジオガイド」の資格も取っており、地域との関わりを大切にしています。 感動が積み重なると涙が出てくる、ということから「感涙経営」を目指しているそうです。 感動のその上の「ここまでやるのか!」を感じてもらえるように日々お客様への対応を考えていらっしゃいます。 そんな素敵なご兄妹に聞いた、宿のおすすめポイントは、208号室の臙支(えんじ)というお部屋にある大きな檜の木で出来たお風呂。このお風呂が好きで何度もその部屋に泊まりに来るという方もいらっしゃるそうです。 お風呂に使われている檜は直径が両手を広げたときよりも広く、現在はその木材を手に入れるのも困難。 当時、その立派な檜の幹を彫ってお風呂にするということに協力してくれる彫り師はなかなか見つからなかったそうで、やっと見つかった腕の立つ彫り師が自分にとっての最後の作品に、と完成させた作品がこのお風呂。 貴重な檜が最高の職人の手によって、今では再現できないといわれる贅をつくした癒しのお風呂です。 おでかけが気持ちよくなってきた今日この頃。 ぜひお待ちしております。 http://www.asanoya.co.jp/ 〒669-6821 兵庫県美方郡新温泉町湯 ℡:0796-92-1000 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月30日 12時10分46秒
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