法喜が語る

心の教育がされなくなってずいぶん経つ。
暗記ばかりで知識を入れ込む勉強だけで、それを受け入れる精神教育がされなければ、精神の正しい発育は望めない。
なぜ一番大切な心の教育が日本ではされないのでしょうか？
それは誤った西欧資本主義の影響ではないでしょうか？人間というのは体と同じく精神も発育するものです。現代日本人に心の病が多いのは精神発育不完全な大人、いや子供が正常な精神発育ができないからではないでしょうか。これでは複雑な社会で生きていく上で様々な障害は生じるのは当然です。しかも恐ろしい事にまともな、精神を持った人のほうが少ないのです。
もしかしたら異常な方が正常というのかもしれません。
それは置いといて。
蓼食う虫も好き好きなど言っている分にはいいですが、犯罪になっては困りますし、やはり精神が大人の人が多い社会のほうが暮らしやすいはずです。
母親が赤ちゃんを可愛いと思うのは、赤ちゃんが母親に面倒見てもらえるように可愛く出来ているのです。そして母親は赤ちゃんに気に入られるようにふくよかに出来ています。子供が可愛いのは当然です。それは親が面倒を見てくれなければ生きていけなくなるからです。女性の場合可愛さから、美しさに変化し、男性の場合はたくましさに変わります。女性の美しさ、男性のたくましさは異性をひきつける為です。そしてお互いの性的魅力は子孫繁栄につながるのです。これが異性関係の精神的発達のノーマルな形ではないでしょうか？
しかし心が成長してない男性は女性の美しさに目がいかなく、可愛さを女性に求めます。もしかしたら女性に劣等感があるからそうなるのかもしれません。女性を対等に見れない男性はロリコンに走るあまり、力で幼い性を破壊してしまう事もあります。また親との関係が異性へどうかかわるかも関係します。対異性精神発達は親の影響力が大です。
そしてそれ以外にも精神の発達には正常な家族関係が必要です。それがあって初めて社会での精神教育がなせるのです。
家族関係が芳しくない日本で、これからどのような精神のケアがなされていくのか先行き心配です。