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テーマ:鉄道(23063)
カテゴリ:乗り鉄
※本車両は2024年6月に定期運用を終了しました。
↑俺が最初で最後に乗った電気釜の電車(マジです) 前回サンライズに乗って出雲まで行った訳だが、世知辛く翌日には帰路につかないといけない旅程だった為(2泊3日にすれば良かったなぁマジ……)、そのまま帰路はサンライズではない電車を使い岡山方面へと戻ることに。 まぁ今回の旅の主目的2でもあったりするので重要ではあるのだが。 安いビジホで朝飯食った後、7時21分発の特急やくもで岡山まで戻る。 本当にもうちょい出雲に長居したり松江寄れば良かったなと今なら思ったが、まぁしょうがない(また今度行く)。 代わりに下画像のような電車にフルで乗ることが出来たのだから良い。 ↑昭和の鉄道推理小説とかに出てきそうな凄いレトロな色した特急。これが山陰を駆ける381系やくもだ。 これに乗りたくて時刻表調べた訳。 塗装はレトロだけど染め直したらしい車両の為、実物は結構外側ピカピカ。 実は俺、この顔の形(いわゆる電気釜顔)した特急に今まで一度も乗ったことがない。 ガキの頃は東北地方の暮らしだったんだが、東京まで行く際はこういった国鉄型車両より新しい車両だった新幹線(E4系のMAXやまびこ)とか651系スーパーひたちだった。 尚、両者ともにこの381系より先に引退している。 東の車両更新スパンもさることながら、この顔の特急の方が車体が普通銅で頑丈だったのもあるんだろう。 純粋に走行距離と酷使具合が違うのもあるけど。 特にスーパーひたちが割とボロボロだったのはJR東には響いてるのか、年末とかの臨時列車に一部国鉄時代の車両が混ざってる始末。 まぁ話を戻して乗車してきた感想を。 岡山まで3時間の旅。 指定席の先頭車両に乗ったのだが米子辺りまで誰も乗ってこず、実質貸し切り状態。ただ前評判通りクネクネした線路を振り子でガンガン傾けて動くため、確かに揺れる揺れる。 ↑指定席。自由席も席の質は同じ(前日にみどりの窓口行くんで松江までやくも使った際に確認済み)。座席に限って言えば東海道とか走ってるのぞみの指定席より良い。 松江までは割とあっという間だがそこから先結構駅の距離がある。 車体が傾く度に自動ドアがガバガバ勝手に開いたりするとんでもないガバガバ特急だった。乗ってて楽しいと言えば楽しい。 ↑通路と席の間に段差がある。地味にこれ危ないのでやくもが動いてる時に移動する際は注意が必要だ。 途中でサンライズとすれ違ったりもした。この日のサンライズは定刻通り動いていたようだ。 ↑寝台列車は今日もまた出雲へと人々を運ぶ。 旅先で寝れないマンの俺だが、一応直近の宿泊では三時間位寝れたので頭痛が残りながらもゆったりやくもを堪能出来た。 やくもは乗り物酔いしやすい車両らしいが、何故か頭痛は酷いのに(乗る前から)大して酔わなかった。 ↑洗面台(仕切りカーテン付き)。トイレは暖房便座で洗い場も広々していた(ベビーシートまである)。高度経済成長期とかバブルで日本に金があった頃の車両だからか古いけど設備が良い。新型やくもにはエチケット袋はつくのだろうか? なので割と自由に水ガバ飲みしながら出雲市駅内(改札外横)のセブンで買ったバラパンとか赤天食ったり間食しまくってた。 ↑座席の背部についてる机はボトル置きが差し込み式になっているため、揺れても溢れにくい様に配慮されてる模様。 と、こんな感じに乗ってきた。 流石にサンライズほど口をニチャつかせながら多弁する内容はなかったが山陰の景色と先日のドタバタを思い出しながら移動出来たので個人的には正真正銘のゆったりやくもだった。 ↑前日に松江まで行き、戻る際に利用した通常やくもに描いてあるマスコット。出雲市から松江に行く際はスーパーおきに乗れた。 全体的に今回の乗車率は低め(時間帯が早いのもあるだろうけど)。 乗客より車窓から見える撮り鉄の方が多かったかも知れない(凄い向かうの面倒そうな辺鄙な場所とかにも結構いた)。 そんな列車だが、来年引退だそうだしなるだけ早めに乗りたい人は乗ろう。 【余談】 やくもには車両前面から景色の展望が出来るパノラマグリーン車がある車両もあるのだが、パノラマ展望は岡山→出雲市方面じゃないのと上手く楽しめない(出雲市→岡山だとバックする風景を眺める形となる)。 また国鉄色のやくもはパノラマ展望がついてない。グリーン車自体はクソ高くなるので(俺は貧乏性……もとい貧乏だから基本グリーン車なんかまず乗らない)、もしパノラマ展望に乗りたい場合は行きに9時5分発の出雲市行きやくも(これもスーパーやくも色というレア仕様)のグリーン車に乗り、帰りに国鉄やくも(7時台か15時台)の自由席か指定席に乗るのが良いかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.09 20:07:28
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