わたしの足跡

2007/07/06(金)07:48

お花を贈る日(感動を下さったお花屋さん)

愛しき人・友人(124)

本来は今日は年に何度かあるお花を贈る日です。。。 悩みながら・・・17回忌を期に止めました。。。 習慣は、止める方が続けるよりも難しいですね。 いろいろな事を考え止めました。 彼の御両親が彼の代りに養子を迎えられた事・・・ そして彼の御両親に前を向いて歩いて欲しい事・・・ 私の事を心配かけたくない事・・・ 彼の御両親が、逆に淋しい想いをなさる事なく、私の気持が伝わるようお祈りします。 私がお花をお願いしていた素敵なお花屋さんのお話しを少し・・・ あるお花屋さんに毎年、誕生日、母の日、父の日、命日とお願いしていました。 わたしはお花に関しては、少々うるさいので、何のお花をどのようにと説明します。 このお花屋さんは、私の両親がお世話になっているお花屋さんでもあるので 私の素性は御存知ではありました。 しかし、今までずうっと両親には内緒にしてもらいました。 (父と母に本当に悪いと思いながら、心配させたくなかったのです。 やはり何処の両親も娘には幸せになって欲しいものです。 娘が亡くなったフィアンセ宅にお花をずうっと贈り続けている事がわかったら悲しませる事になると思ったのです。) このお花屋さんはずうっと内緒にしてくれました。。。 そして私が海外に来てから、振り込みが上手く行かずお支払いが遅れた時がありました。 ちょうど帰省が重なりましたので、実家に戻る前にお花屋さんに支払いに行きました。 そのお花屋さんに行くのは初めてでしたから、当然お会いするのも初めてでした。 私はお支払いが遅れた事を本当に申し訳なく思い(本来は支払ってからお花は届けて下さるものですよね)頭をさげながら御挨拶致しました。 そしたら返って来た反応に驚きました!!! 私がまず名乗りましたら・・・ お花屋さんは、驚きとなんとも言えない笑みと浮かべながら・・・ お花屋さん 「貴女でしたか。。。ずうっとお会いしたかったのですよ。 お届け先の方にいつも話していました。なんと素晴らしいお嬢さんでしょう。 こんなに何年もお花を・・・と そしてそれをお届け出来る我々は本当に嬉しい。。。と。 我々家族の中でもずうっと貴女の事を話していました。やっと会えました。」 と言いながら涙ぐんで下さいました。 支払いが遅れて謝りに行った私を待っていたものは感動でした。。。 私も涙が次から次に溢れてきました。。。 とても素敵なお花屋さんです。 今まで両親に内緒にして頂いて有り難うございました。。。 そしてこの場をお借りして、両親へ今までの親不孝を謝りたいと思います。 **************************************************************** 今、彼の御両親とお話しをして電話を切りました。 何時までも娘のように思って下さる御両親に感謝致します。 本当に辛い時を過された御両親ですから、お幸せになって頂きたいと痛切に願うばかりです。

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