芦田晋作の三文レビュー
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2022.11.28
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レプリカントと人は同じものを求めていた。 1982年の空に見えた未来は混沌としていた。 そこにはレプリカントと愛し合い、分かり合えるまで殺し合う人間の姿が映っていたのだ。
2022.11.27
猫には人の社会の難しさが分からないし、人の疲れも分からないが、猫も同じ思い出を共有している。 同じ夕焼けを見たからである。 同じ部屋から、同じ時、同じ方向を。
2022.11.26
写すつもりのないものが写っていた。 撮ろうと思って撮れるものではなかった。 撮りたいと思って撮ってきたものは何だったのか。
2022.11.25
盗むことで幸せになるものもあるのだ。 盗まれることで幸せになるものもあるのだ。 たとえ何も盗まなかったとしても。
2022.11.24
会って話さなければならなかった。 最後に会った時、互いに許しがたいことを言い合った。 時速8Kmで間に合うかは分からないが。
2022.11.23
女性の幸せは女性が見せてくれる。 女性の幸せを知っている男性もいる。 しかし、女性の幸せを見せることはできない。
2022.11.22
2022.11.21
美しい者は描かれるために。 描く者は映画ファンのために。 絵は映画館のために。
大人になる前の少年たちの前には膨大な時間が敵のように立ちはだかっていて、大人になった者たちの後ろには膨大な時間が友のように背中を押してくれている。 大人になるとは速く生きることではない。 初恋を守ることは少年でいることではない。
2022.11.20
機長の人生を変えた。 乗客の人生も変えた。 無数の鳥たちは迷いもなく飛行機のエンジンに飛び込んでいく。
2022.11.19
この記憶が誰かに書き換えられたものであるとしても。 この人生が自らの経験からくるものではないとしても。 今はただ魂(GHOST)の囁くままに。
2022.11.18
金利の操作と通貨の発行と国債の売買だけでマクロ経済をコントロールできるのか。 消費と雇用をコントロールできるのか、教科書通りに国民をコントロールできるのか。 できないのに何を期待しているのか。
2022.11.17
歯車が歯車の動きを直している。 一度外に転がり出すと世の中の厳しさが分かるところまで転がることもある。 希望という美しい道まで転がることもある。
2022.11.16
いつものように広大なネットの海で悪を探し出している。 草薙素子は海を泳ぎながら。 人間を人形にしようとするような人間たちを。
2022.11.15
覇権、移りゆく力、愚かしい幻想。 西から東に吹く風のようなもの。 破壊を繰り返したあとにつかんだつもりで開いた手のひらには何もない。
2022.11.14
デザイナーも読者も一つの渦の中にいる。 渦を作り出しているか、渦にのまれているかの違いがあるだけで。 渦の中心に誰がいるのかを知らないだけで。
2022.11.13
悲観的なシナリオを見ておく必要がある。 政府に頼らない人生を考えておく必要がある。 いつまでも9課が救ってくれるとは限らないのだから。
2022.11.12
ハイテンポなジャズが宇宙に響き渡る。 ピアノの鍵盤がばらばらになっても音楽とモビルスーツは目まぐるしく星の間を駆け抜ける。 少年たちは攻守交代を繰り返して次から次へと星になっていく。
2022.11.11
11歳の時に初めてシティ・サービスの株に投資した時から長く価値あるものについて考えている。1965年から2013年の間の成績はS&Pが9841%であるのに対し、バークシャー・ハサウェイ社は 69万3518%の利益を上げ、資産は1000億ドルを超えて世界5位の富豪になった。90歳を超えた今もマクドナルドのチキンナゲットとコカコーラのチェリーコークとオレオのクッキーを愛している。
2022.11.10
戦場に慰問に来た歌手のコンサートを兵士たちが調子にのって自分たちでぶち壊しにするシーンがある。アメリカ人の愉快な愚かさを表すシーンだった。地獄で外国人に会うならアメリカ人がいい。
2022.11.09
古書店主は最後の日なのに棚に空きを作らないようにした。 本との出会いを求めて来る人々からその楽しみをなくしてしまわないように。 時計が止まる日まで正確に時を刻み続けるように。
2022.11.08
キューブリックも絵になる男だった。 北野武も絵になる男だった。 静かに過去の暴力について考えている男たちだった。
2022.11.07
「武士道とは死ぬことと見つけたり」 「侍は首を落とされても仕事はしかとやり遂げる心構えをすべし」 「復讐の念から怨霊となり、決意を固めれば、首を落とされても死ぬことなし」(葉隠)
2022.11.06
女王ではなく、王女でもなく、王妃でもないのだから。 少女は働きながら夢を見る。 醒めるわけにはいかない長い夢を。
2022.11.05
実物のゴッホの絵を見たことがなかった。 30万枚もの複製画を手がけてきたというのに。 アムステルダムでアイデンティティにかかわる問いかけを本物は突きつけてきた。
2022.11.04
初めて見るものには刺激がある。 美という退屈の対極にあるルールの中で挑発されればなおさら。 そこに退屈な思考がなければなおさら。
2022.11.03