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『働く女は敵ばかり』 ★★★☆☆
遙 洋子 朝日出版社 ・そこに見えるのもまた、理由はそこにあると思う人間にのみある。 ・時を味わうことは、命を味わうことに見える。だから「完璧」や「不完全」を超えた肯定があり、笑顔があるのではないだろうか。 ・区別とは最も悪質な差別 ・勇気とは「できない」ことの自覚にある。 ・平等というのは、平等を定義しなければならないほど、人は平等がなにかわからない。 ・純粋な善意である事も多いが、幸せな自分たちと、不幸なあなたという、励ましの形をとった自慰との境界線はあいまいである。その親切を装う欺瞞で、他者をも自己肯定の道具として利用しようとする浅ましさや自信の欠落、狭量な自惚れまでが見え、人間の弱さ哀しさに身が縮む。 ・興味は義務からは生まれない。広い視野で物事を見たとき発見する異質、違和。その現象に対して持ちうる限りの想像力を働かせ、思考を試みる。その行為すべてをつなぎとめるものが、好奇心であり、他者への興味ではないか。 ・自由とは他の誰かになりたいと思わないこと。 ---------- いつもありがとうございます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/21 06:57:49 PM
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