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テーマ:ひとり言・・?(17578)
カテゴリ:ちょっとしたこだわり
友人の芝居の手伝いに行った。
と言っても、裏方としては足手まといにしかならない私のこと、 主な仕事は、受付でお客さんにパンフを手渡すこと。 ときおり、受付周りを整理してみたり。 早めに会場について、受付に座っていたら、 ガラス戸の向こうに茶色いぶちの猫が座ってニャーニャー鳴いているのが見えた。 ひどい雨の中、軒下に身を縮めて、 中を覗き込みながらひたすら鳴いている。 猫好きの役者さんが出てきて、なでたりしても、 逃げる様子は少しもなく、 ゴロゴロと擦り寄ってきて、とても人に慣れてる様子。 そこの劇場は地下と4階に稽古場もあるので、 利用者が時折えさをあげてしまってるのかもしれない。 だから、猫も、ここを自分の住処と決めているように見えた。 本番が近くなって、かまってくれる人がいなくなってからも 猫はその場所を動かずに、ひたすら鳴いていた。 隣でつり銭を数えていた制作の方がポツリと 「猫って本来そういうものだと思うから、 私、ああいう姿見てもかわいそうとは思わないんですよね」 と言った。 私もその通りだと思う。 だから、うちにスズメ狙って猫たちも眺めてるにとどめてるしね。 (←最近、みかけないけどあきらめたか?) 地域猫のようにきちんと組織だって世話をするのでもなければ、 自分の気分だけで中途半端なことをするもんじゃないな、と改めて思った次第。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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