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びびあんシリマルダシ日記

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2006年05月05日
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カテゴリ:今日の出来事
今日は、母方の祖父母の七回忌だった。


祖父と祖母は、同じ年の5月に20日違いで亡くなった。

ふたりとも、80歳を過ぎての大往生。


晩年、病気がちで入退院を繰り返していた祖父に対して、
ひとりでタバコ屋を続けながら元気に暮らしていたはずの祖母の方が、
突然倒れて、あっけなく逝ってしまった。

ちょうど祖父が入院中のことで、
祖母の死を知らせることがしのびなく、
葬式に集まった親戚一同、
遠くから集まったにもかかわらず、
顔を出すことで異変を知られてしまいそうなので、
お見舞いは遠慮した。


が、それから間もなく、
後を追うように祖父は息をひきとった。



祖父の妹たちは、所謂、霊感の強い人々で、
葬式に集まったみんなの枕元を歩く祖父母の足音を聞いたとか、
手を取り合って祭壇に消えていく二人の姿を見たとか、
口々に言い合っていた。

夫婦も、ここまで添い遂げることができれば理想的である。



と、ここまでは「いい話」。



寺での法事を終えて、みんなで墓参りに行ったわけだけど、
人里近くて日当たりのいい墓地というのは、
実はおいしい野草の宝庫♪

お線香をあげて手を合わせたら、
目の色変えて野草採り開始!


ここでひとつお勉強。

山菜に詳しいおじさんの解説により、
去年、私が「のびる」だと思っていた野草が、
実は「あさつき」だということが判明。

逆に、「元気のないのびるだなあ」と思って手を付けなかったものが、
本物の「のびる」であることを知った。

どっちにしろ、おいしいからよいのだけれど。



その後、近くのお料理屋さんで会食をして、
いったん、今は誰も住んでいない祖父母の家へ。

みんなでお茶を飲んだりしていたのだけど、
久しぶりに家の周囲を歩いてみることにした。


幼い頃は高く思えた塀が、
実は腰にも届かない高さだったり、
遠く思えた場所が、
すぐ近所だったり、

その驚きが、長いことこの場所から遠ざかっていたことを、
改めて教えてくれた。



今回、一番行ってみたかったのが、
近所の清水。

清水

小さい頃、いとこたちとよく遊んだ場所。

流れ出るところは飲料水、
一段目の水で野菜などを洗い、
二段目では洗濯などをするという、
昔ながらの共同炊事場の作りはそのままに、
今では「県の名水30選」ってなことになって、
きれいに整備されていた。


備え付けのコップで冷たい水を飲みながら、
ふと、水の流れていく先を見て、
私は、目を疑った。


一面の山葵!!


一面のワサビ


こんなにも民家に近い場所だというのに、
目にも鮮やかな緑の中、
点々と白い花が咲いている。


そんなものを目にしてしまったものだから、
自分が喪服にパンプス姿であることも忘れて、
しみ出す水にぬかるんだ坂にしがみついて、
必死にワサビ採り。


いやはや、大収穫。



どろどろの靴で、ワサビを抱えて戻ってみると、
母は、雪で折れた桃の枝を切っているところだった。

雪の重みに裂けてしまった枝も、
必死に紅白の桃の花を咲かせている。

このまま放っておいたのでは、
来年には枯れてしまうに違いない。

だったら、持ち帰って、きれいに生けてあげようと、
車に積めるだけの枝を持ち帰ってきた。

上手くすると、枝から根が出て挿し木で増やしてあげられる。


そんなわけで、祖母が大切に育てていた桃の花は、
今、玄関で大きく枝を広げて、
美しい花を咲かせている。

桃の花







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最終更新日  2006年05月07日 21時44分48秒
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