びびあんシリマルダシ日記

今年の目標早寝早起き。
もっと言うと、日付が変わる前に寝る。
今日は無理。

というか、世界選手権の日程忘れてるうちに、
テレビ放送の時間が、こんなきついことになってたのね(^_^;)

まあ、ほぼ中継で、大事なところは全員放送してくれるってのはうれしいけど。


ちょっと大丈夫なの、私？
がんばれ、私！


というわけで、１０分程度で語れる範囲で。


優勝候補と言われてて、私も昨日あげてた選手が、
そろってちょこちょこミスをしたりはしていたけれど、
全体的に集中してて、気持ちのいい演技が多かったな、と思います。

お気の毒なアリッサを除いて。

シーズン半ばでケガをしたりもしていたし、
なんか、もとのアリッサに戻っちゃた感じで、
今年こそ、来季のアメリカ女子３枠とれるんじゃないかと期待していたのだけれど、
どうも、これは難しそうですな。

それでも、あのスピンはすごいですね。
人間技じゃないですね。

今回、残念ながら満点は出なかったけれど、
おそらくは、スピンで満点を最も多く出しているのは彼女です。

そんなわけで、フリーもジャンプはグダグダが予想されますが、
人類最強スピンに注目してあげてください。

（←とはいうものの、スピン以外の技で満点が出たのは、
　　おととしのスケートカナダのパトリック・チャンのコレオステップぐらいだとは思うけど。
　　あ、女子のスパイラルであるかもしれない。けど、今日はもう調べない）


マオちゃんのアクセルは、多分、プレローテーションを意識し過ぎたのかな、という気がします。

彼女のアクセルの回転不足は、
着氷を見ると回転が足りてるように見えることが多いんです。

が、プレローテーションと言って、
氷から足が離れる前に回転を始めてしまっているととられることが多くて、
先月の四大陸選手権での回転不足も、そのあたりかなぁと見えました。

今回は、踏切はまっすぐに氷の上で回らずに跳びあがってた気がするんです。

ただ、そこを意識し過ぎて勢いも高さも足りなかった感じ。

他のジャンプの質もあまりよくないので、フリーは無理をしない方がいいかもしれません。
６分間練習のフリップは、高さもあって素晴らしかったので、
楽な構成にすれば、すべての質がアップすると思うんですよね。

まあ、戦略も挑戦もアスリートだと思うので、そこはこっち選んだからがっかり、とかそういうことはないんですけど。



で、全体的にサラッとプロトコルを眺めた印象なのですが、
ＳＰのひとつの要素であるステップからの３回転ジャンプについてループを選択した場合、
今日のジャッジは、ステップからすぐにジャンプにうつっていない、つまりタメがあると判断することが多かったようで、
アサダ、マカロワあたりは、そこでも引かれてました。


いやいや、それでもしかししかし、
本来、３回転跳ばなきゃいけない要素が２回転にしかならなかったため、
「必要な要素を満たしていない」として、大きな減点をされたスズキアキコが、
それにもかかわらずこの点数を出してきてるってのは感慨深いですな～…

バンクーバーシーズンあたりは、完璧な演技したってこんなもんだったのにのに。

世界的な彼女の評価が上がってきていることに期待できると思うわけです。


でも、やっぱり優勝はコストナーかな～。

点差考えるとね、このままレオノアが行くとは思えないのです。

今季のＳＰはプログラム自体が素晴らしくて、彼女の個性にもあってて、
なので点数も出てるけど、同じ調子でフリーも行けるとは思えず。

世界選手権で、こんな位置にいたことないから、
自分で自分にプレッシャーかけちゃうことも考えられるし。そういうタイプだし。

そこは、ひょっとしたらマカロワの方が、フリーで点数をのばすかもしれん。


逆にワグナーなんかは、今季フリーの方が強いので、
優勝は厳しいにしろ、表彰台にのるところまでは巻き返しも可能だと思うのです。


カナコちゃんもね、このまま表彰台はどうだろう…
日本人としては、それは期待したいけど。やっぱり、その。


全日本に例えるなら、アサダ１位でムラカミ２位で５点差なら、
「あー、このままマオチャン優勝だな」と思うけど、
ムラカミ１位でアサダ２位で５点差なら、
「マオちゃん、余裕で逆転できんじゃね？」と思うじゃないですか。

今回のレオノア、ムラカミと、その後に僅差でつけてる皆さんって、そんな感じ。


内容なんか見るとね、逆に、スズキアキコの表彰台の可能性が出てきた気がしたりもするのです。


動画で演技見返したりもしてないし、
そもそも、調整の状態とか、公式練習の様子とかも全然チェックしてないし、
今日のプロトコル読み込んだりもしてないので、
大外しするかもしれませんが、パッと見の印象としてそんな感じ。



で。


明日は男子であります。


男子も全然調整の状況とか、現地入りしてからの様子とか見れてないので何とも言えないわけで、
ダイスケが髪をまだらに染めてるのも、昨日初めてニュース映像でちらっと見て知ったわけでして、
各大会前には美容室のブログで髪形チェックしておくのはファンの務めなのに、何たる不覚。

四大陸前のときも、

「まだらな犬っぽい感じだけど、セクシーな感じで」

とかやってたわけですが、そのまだらぐあいが思ったより出てなかったので、
今回思い切って色を抜いてきたと思われます。


普通ね、日本人選手って黒髪の方がうけるのですよ。


外国人ジャッジとかコーチとかファンとか、
絶対に日本人選手は黒い髪の方が好かれるんです。


が、もはや彼は「ダイスケなら、なんでもＯＫ」の域に達してるので、
あれはあれで、うけちゃうんだろうな～。


今シーズン、衣装も髪形もずっとおとなしかったので、
最後にこのくらい遊んでみましたってことで、よいのではないでしょうか。


で、滑走順は最終ひとつ前グループ最初がパトリック、４番目にダイスケ、直後にアボット、
最終グループ３番目にハニュウ、４番目にコヅカ。


おもしろいんじゃない？
ハニュウの前は、フランスのアモディオだし、
それぞれに、ちょっとずつプレッシャーを感じる滑走順で。


ホントにホントにちゃんと見れてないので、希望的思い込み盛りだくさんなのですが、
目の端でとらえた練習映像からすると、
ダイスケのジャンプの軸がとてもよろしいのと、
パトリックのジャンプがパトリックにしては低いのが気になります。


あとは、コヅカの練習着姿がもっさりしてるのは、
あれはそろそろなんとかならんのかね…


結局、１時間近くかかってしまった…(/_;)