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びびあんシリマルダシ日記

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2014年11月06日
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昨晩は、たいした長い日記じゃないのにえらい夜更かしをしてしまって、
何かと言えば、資料にする動画探してるうちにいろいろ見始めて止まらなくなって…のパターンでありました。


そんな、夜更かししてあさってた資料動画は本日の日記にて使用予定。


さて、ムラくんのジャンプの話。


わかりやすいのは、四回転の跳び方を変えたこと。

まずは今回のスケートカナダのSP。




これはスリーターンからの四回転。
ごく一般的な入り方で、だいたいの選手が4Tはスリーターンから踏み切ります。

氷の上に「3」を描くようにターンするので「スリーターン」って言います。
余計な豆知識でした<(_ _)>


で、昨季四大陸選手権のSP。

こちらはモホークからの四回転です。





スリーターンからの入りが、大きく体全体で円を描くようにしながらジャンプ動作に入っていくのに比べ、
モホークの場合は、足元だけでピョコッと向きを変えるのでわかりやすいかと。

実は、これはムラくんくらいしかやってなくて、
彼のひとつの特徴だったもので、なくなってしまってちょっとさびしかったりもするのだけれど、
スリーターンからの入りの方が足の負担が少なく、
結果、フリーに四回転2本を危なげなく入れられるようになったとのことなので、まあ仕方がないね。


で、もうひとつムラくんの今季のジャンプを変化させたのは、イリア・クーリックによるジャンプ指導の成果。


長野オリンピック金メダリストであるイリヤ・クーリック。

昨季、ミヤハラサトコのジャンプも指導しており、
そのことによってミヤハラのジャンプは回転不足やエッジエラーが劇的に減ったため、
ジュニアからシニアへの移行をスムーズに行うことができたのだと私は勝手に思っていて、
クーリックのジャンプ指導に対してはひそかに信頼を寄せていたのであります。


そこにきて、このムラくんの変化。


百花繚乱、群雄割拠の日本男子シングルにおいて、
ムラくんと言えば「ジャンプの人」。

なんだけど、そのジャンプに抜けが多いのもムラくんの特徴でありまして。


今のルールって(いや、実は前からなんだけど)、
転倒よりも回転が抜けてしまう方が失点が大きい。


四回転なら、四回まわりきって着氷で転ぶ方が、
四回のつもりのところで二回しか回れずに降りてしまうよりずっといい。


それが、昨季までのムラくんは、転倒はしないけど回転抜けの多い人で、
しかも、一回抜けるとそのあとも引きずって連発するくせがあったりして。


そういうところ、どうやら今季は今のところ出ていないみたい。


あ、あと、昨季まではいつもフリップが明らかにエッジエラーで、
そうなると今季は基礎点から引かれてしまうところだったんだけど、
それも改善の方向のようで。


具体的に技術の部分と、ジャンプに対する心構えみたいな部分と、
どちらもクーリックの指導からは得るところが大きかったようで、
何だか安心してムラくんをみていられるような気分になっております。


で、そんなクーリック先生の演技ご紹介。
現在37歳。
でも、まだショーではガンガン滑っておりまして、
日本にもちょいちょい来てます。
クリスマスのショーにも来るよ。
(←チケットが全然当たらないんだよーーーーー!!(/_;))


動画としては最新で昨年のものしか見つからず。あしからず。





こんなにスピードあってフットワーク軽く、
こんなにジャンプも跳べちゃってたりして、
ロシアの方にしたは太らないし、老け込まないし。
「すげーな、クーリック」と常日頃から思っておりますです。


ショーで生で彼のスケートを見る機会があった時、
小さな会場だったこともあって、
彼がリンクを駆け抜けていくときの風圧がすごかったんです。

体が大きいってこともあるんだろうけど、そのスピードが客席まで届く風が起きて、
「ああ、この人はチャンピオンなんだ」って、恐れ入った次第。

今まで見てきた外国人スケーターの中で最も「王者の風格」を感じる人なのであります。


で、そんなクーリックの長野オリンピックの振り返り。

直前の6分間練習から入ってる動画なので、お時間と興味のある方は全部見るといろいろ面白いんですけど、クーリックの演技そのものは3:20あたりから。





あ、あれ?たいしたことないぞ…

若いというのもあるのでしょうが、重心が前の方にあるのかスケーティングがつんのめるような形になってるし、なのでスケートが滑らずに一歩が短いですね。

フリップとルッツの踏切りの使い分けもいささか怪しいし、
上半身も固いので、「いかにも」という古臭い演技だなぁと。


それが今では、今時なプログラムをショーで演じながら、
今のルールにマッチした指導をして、選手の能力を引き出しているのだから、
ますます尊敬に値する人だな~と思ってしまうのでありました。


まあ、この長野五輪の演技、一番「えっ?」ってなるのは、
そのキリン風味の衣装で「ラプソディ・イン・ブルー」ってところですけどね(笑)


おっとムラくんのジャンプの話のはずが、
いつの間にか、クーリック先生は素敵という話になってしまった(笑)


なので、ググッと話を戻してムラくんのSP。


どうでもいいことを箇条書き。


・1:35付近、足を止めて客席に向かって振り返ってポーズを決めるところで、
 ぜひとも「キャー!!」が来るようになってほしいもの。

・2:28ステップに入る前後の動きが流れてしまっていて、しかも微妙に音とずれてしまっているのが何とも残念。
 ここで、足元滑りながら上半身の動きをピタッと止めて、かつ音に合わせてステップをスタートできるようになると、演技構成点ググッと上がると思います。

・2:50あたり、後ろに下がっているステップが何やらたまらなく好き♡

以上!(笑)



今年のムラくんのプログラムは、SP・FSともにフィギュアスケートの大定番の曲を使っていて、
奇をてらわず、でも、オリジナルなとても素敵なプログラムになっていて、
彼に似合っているし、とてもいいな~と思うのでありました。






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最終更新日  2014年11月06日 23時57分55秒
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