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忘れていたわけではありません。
15日は終戦記念日でした。 戦争について、mangoの記事http://mangostaste.blog72.fc2.com/blog-entry-41.htmlを読んで、熱く心に響き、私も日々感謝の気持ちを忘れないようとしなくては・・・と心に誓ったのですが、深夜「オーラの泉」という番組を見ていたら、ゲストの海老名香葉子さんが戦争中の実体験の話を語っていたので、戦争についてまざまざと感じ取ることができました。あまりの悲惨さに涙が流れ、そして、改めて戦争の恐ろしさと虚しさを知りました。 海老名さんは、戦時中、一人だけ家族と離れ疎開して、そして、戦争で家族6人を一度に亡くしてしまいました。生き残った海老名さんはその後、親戚の間をたらいまわしにされて生きてきたのですが、戦争中の生き地獄、戦後中の貧しさを考えると、戦争で生き残った人も死んでいった人と同じくらい、いや、それ以上に苦しかったと思われます。 今の生活は、物に溢れ、何一つ不自由なく、誰もが日常の幸せについて気づかなかったり忘れていたりします。 海老名さんは、戦争時代に生き、苦労してきた人なので、なにもかもがもったいないと言います。時間ももったいない。食べ物ももったいない。着ている衣類ももったいないと。 今の子供たちは、戦争を知らない私たちよりも更に豊かな時代に生まれているので、物にあふれ物のありがたさなど本当に考えていないと思います。幸せすぎて、逆に初めから何でも物があったので、喜びを感じ取れず不幸とも取れます。 リナもこの前、ラーメン屋でラーメンとソフトクリームを食べ、帰りのドライブ中に私が「今日は美味しいラーメン食べれて良かったね~?」と言ったら、「でも、喉が乾いたのに、お水だったから良くなかった」と言ったので物凄く激怒しました。感謝の気持ちがない! この子達は、実際に辛い体験をしないと本当に心から感謝の気持ちを持てないのです。病気になってはじめて健康のありがたみがわかるように。今ある幸せがなくなってからじゃないと気づかないのです。 オーラの泉で、美輪さんは今の戦争の知らない子供たちに、戦争の辛さを教えるにはこう考えればいいとおっしゃっていました。 ある日、突然愛する者がいなくなる・・・そう考えると戦争の辛さがわかると。 私には両親がいます。母は病気で生死をさまよい障害者になってしまいましたが、すぐ近くで暮らしていて今はとても元気です。父もとても元気です。 兄も新しい家族と幸せに暮らしています。 愛する家族もいて、愛するペットもいて、大好きな友達もいて、とても幸せです。 愛する人が突然いなくなってしまうなんて考えたくもありません。 でも、常に感謝の気持ちを忘れないようにしないといけない・・・って思います。 そして、子供たちにも何事にも感謝の気持ちを忘れないように日々生活を送ることを教えていきたいと思っています。 戦争は二度と繰り返して欲しくない。でも、今も戦争は続いている。 子供たちには戦争のような辛くて悲惨な思いはさせたくないです。 でも、今、平和でいられることのありがたさを忘れてはいけません。 いつも感謝の気持ちを忘れずに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 18, 2006 12:29:46 PM
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