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この本、アマゾンの欲しい物リストにだいぶ前、
もう10年近く前から入ってたもの。 値段の安い古本が出たので、 めでたく購入となったものです。 。。。なのですが。 読んでみると、期待したのとだいぶ違う。 ハヤカワSF文庫の、当然SF作品という括りの 短編集ではあるのですが、 うーん、読みたかったのとだいぶ違う。 なんというか、SFというよりもユーモア小説というか、 そういう感じ。星新一のショートショートと 通じるところがあるかも。 SFに舞台を借りた、サイエンスの知識をある程度 混ぜ込んだユーモア小説、といったところでしょうか。 なんでもこの作者、そういう作風で有名なのだそうで、 まぁ、ちょっと、自分の読みたかったようなSFとは 違うよね、って話で。 もうちょっとで途中の読むのやめようかと思いましたが、 そこはそれ、短編集のいいところで、 つまらないなぁと思っても30ページくらいで終わっちゃうし、 「次の話は面白いかもしれない」ってつい思っちゃって、 結局最後まで読んでしまいました。 英語ネイティブじゃないとわからないような比喩や俗語とか、 作者の作語じゃないの?みたいのがたくさんあって、 翻訳者大変だったろうな、っていうか、 たぶん翻訳者も全部わかって訳してないだろうな、 っていうような内容なので、真面目に1語1語まで 読む気になれなかった。 そんな中で一番面白かったのは、おそらく中では一番 ”真面目なSF”だと思われる「スナッフルズ」。 他は多かれ少なかれ、バーバパパみたいなアメコミを 文章で読んでるような感じでした。 最初からこういう内容だと知っていればまた違ったかもしれないし、 いや、そもそも、最初からこういう内容だと知っていれば、 買わなかったと思いますw つまり、自分が読みたい部類の本とは違った、ということでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年07月14日 16時15分45秒
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