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カテゴリ:探訪
歳月はとどまることなく規則的に通り過ぎ、はや梅雨の最中です。探訪&観照の記録まとめが遅れがちで、いまださる4月時点を扱っています。今回は「あともどりできない通り抜け」がいつしか「通り抜け」という固有名詞に転化したと言います(資料1)。「造幣局」のホームページ、その他を参考にして、数年ぶりに行ってみた「桜の通り抜け」の桜のご紹介です。 ここが「桜の通り抜け」の起点です。前方も後方も人ひとヒト・・・・の大混雑。写真を撮るために立ち止まる人々(まあ、私もその一人でしたが・・・)と交通整理をするガードマンの人々、「立ち止まらないでお進みください」と呼びかけるハンドマイクの大きな声、その傍で手始めににっこりと記念写真撮るのにポーズを撮る人々・・・などの喧騒と雑踏です。京都で言えば、八坂神社境内の雑踏、円山公園の桜見物の雑踏、はたまた祇園祭の宵山の雑踏などと、似たようなものです。この通り抜けも、日本人、諸外国の人々が入り交じり、雑踏に抗いながら、思い思いに写真を撮る、立ち止まる・・・という長い行列です。それでも、まあ・・・・桜は美しい! 造幣局では、構内に植えられている桜の品種のなかから1品種を選び、「今年の花」として紹介されています。 川端橋を背景にした桜の枝をズームアップで撮ると、大阪城の天守が小さく写っています。 祇王寺祇女桜 一葉(いちよう)
園里黄桜(そのさときざくら) 「長野県須坂市豊丘町梅ノ木地区で羽生田郁雄氏が発見した普賢象の枝変わり品種で、黄緑色に緑の筋が入った花を咲かせます。旧村名に因んでこの名がつけられました。」(駒札を転記)
松前琴糸桜 「桜研究家の浅利正俊氏が、昭和34年北海道松前町で毬山家の庭にあった無名の八重桜大木の種子から作り出した桜。花弁数は40~45枚で、開花後紅色から淡紅色となる。」(駒札を転記) 琴平(ことひら) 「香川県琴平神社境内にある山桜系の桜で、花は微淡紅色で、開花が進むにつれ白色となる。花弁数は6~15枚ある。」(駒札を転記) 御殿匂(ごてんにおい) 妹背(いもせ) 鍾馗(しょうき) 麒麟(きりん) 思川(おもいがわ) 林二号 煉瓦色の建物は造幣博物館です。 もとは明治44年(1911)に火力発電所として建築されたそうですが、昭和44年(1969)に建物の保存を図り、外観をそのままで内部を改造して、博物館としてリニューアル・オープンしたものです。古銭をはじめ日本、海外諸国の貨幣が約4,000点展示されているといいます。創業当時の造幣局の模型も展示。メダルや金属工芸品も展示されているようです。(資料1,2) 「創業当時の正門」というタイトルの説明板が右の写真です。 最後に、いくつかデータをピックアップして覚書を付記します。(資料1) 4) 梅アラカルト 観光・京都おもしろ宣言 :「京都新聞」 7) <<京都>>御所と離宮の栞」(其の四) :「宮内庁」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.20 10:14:11
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