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遊心六中記

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2023.11.07
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カテゴリ:観照
=== 2023.10.22 ===
 南の空
9時25分過ぎに撮りました。快晴です。
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空
 東方向の空
尾根の向こうに少し白雲が見える他は、東方向も青空です。
東の空としてはめずらしい景色。

 東方向の空
17時半過ぎに眺めると、雲が出ていて、稜線近くの雲は少し夕映えしています。
その上も一面銀鼠色の雲が覆っています。
  南の空
南も一面に雲が広がっています。東の上空と違って、一部うろこ雲状の雲が見えます。
南西方向の空 
 西方向の空 
                      
                                     西の遠方の空は夕焼けています。
                                    かなりズームアップして、一部分ですが切り取ってみました。
 頭上の空
各方向に、それぞれ異なる雲の姿が見えます。

晴れのち夕刻よりくもりという一日。

=== 2023.10.23 ===
 南の空
​​​9時25分過ぎに撮りました。うろこ雲様の白雲が漂っています。天気は晴れ。​​​
南西方向の空 
 西方向の空 
                          このような雲は何と称するのでしょう? すじ雲でしょうか
 頭上の空
 東方向の空
稜線上空には姿の異なる色々な雲が併存しています。

 東方向の空
14時55分過ぎに眺めると、雲は去り、稜線上空は快晴です。
 南の空
南西方向の空 
 西方向の空 
 頭上の空
                 各方向も快晴の空です。

 南の空
南西方向の空 
 西方向の空 
                        最近見かけるようになった空の現象。
                        雲のようにも見えず、青空がくすんで一面にグレーがかった感じなのです。
        
        西の遠方の空は空が焼けるような夕映えがみられます。
        一部を切り出してみました。
 頭上の空
 東方向の空
        東の空も南の空と同様です。


さて、雲がたりを続けます。
真民さんの全詩集第3巻に収録された詩集「詩国 第一集」の続きです。
                       (参照『坂村眞民全詩集 第三巻』大東出版社)
「収入の道を断つことによって」と題する詩がこの「詩国 第1集」に出て来ます。
真民さんは、退職願いを書き、詩一筋、一足のわらじになるという決断をされたのです。
この詩の後の「雲」を見つけていきます。

「古代の天」と題する詩に、いくつもの「雲」が詠み込まれています。
この詩には、「海運山妙厳禅寺にての詞書があります。全文引用。

 ここに来て
 古代の天を見る
 朝に立つ雲
 夕に湧く雲
 色かたちとりどりの雲
 ここは八雲立つ出雲八重垣の歌
 ゆかりの大呂の里
 夜となれば昔と変わらぬ天の星座に
 それぞれの星今も光り輝き
 山々もまた
 古代の静けさにかえる
 ああわたしはここに来て坐して思う
 遠い親たちの願いを
 承け継いでゆかねばならぬ務めを      p93

「独一」と題する詩に、次の一節が出てきます。

 目にうつるのは
 白い雲だけ
 耳に聞こえるのは
 川の音だけ                  p99

「しっかりしろしんみん」と題する詩の第4節です。

 冬の子は
 冬の子らしく
 リンリンと生きてゆこう
 風よ鳴れ
 雲よ飛べ                   p102

真民さんは、1月6日で酉年の生まれ。一つ前の詩の題が「一月六日」です。

「しん」と題する詩では、
心、芯、信、神、新、親という文字を列挙して、真民さんはこう詠むのです。

 みんないい字だ
 夜明けの雲のように
 すがすがしい字だ     と。       p107

「あかね観音」と題する詩の冒頭に雲が詠み込まれます。
生まれて程なくして亡くなった我が子の茜さんを詠んだ詩です。
その前の詩「三月八日」に、「乳も飲まず/ あの世へ行ってしまった茜よ」という詩句が詠み込まれています。「あかね観音」は次の詩句が詠まれています。

 あかねの雲が浮かぶと
 いつも茜をしのぶ
 わたしたち一家を救ってくれた
 あの引き揚げの時の
 不思議を思う
 わたしに霊の存在を
 知らせてくれた茜
 信仰に導いてくれた茜
 きのう頂いた大きなザボンを供え
 観音経を誦する                p113

「十五歳四ヵ月の人生」と題する詩が載っています。
筋ジストロフィ症で人生を閉じた「北原敏直君の死を悼む」という詞書のある長詩です。その詩の数カ所に雲が出てきます。敏直君は病の中で、詩を書き、詩集を出していました。真民さんとの交流がありました。
一つは、敏直君が昇天した日に真民さんが記録している「詩紀」の一節が詩にでてくるところに。

 暁天祈願四時0分
 白い雲が流れていたが
 それが却って天を動きあらしめていた    p126

そして、敏直君の死の当日のことを詩の指導者である先生からの便りに触れます。

 その夜は一晩中眠らず
 お母さんと美しく輝いている
 お月さんのことや
 風に流される雲のことなど
 いろいろ話をしていたという
 そうするとわたしが拝した
 月や星や雲を
 彼もまた見つめていたのである        p127

そして、この詩の中に、彼の詩を引用するのです。敏直君の詩、3つの内1つに雲が出ています。
    願い
 気にしないこと
 空の雲のように
 どこに流されようとも
 素直であること
 草花のように
 一年の命でも (50.6.10)            p127
    
この辺りで、一区切りといたします。



雲の変化に戻ります。
=== 2023.10.24 ===
 南の空
9時15分過ぎに撮りました。快晴です。
南西方向の空 
 西方向の空 
  頭上の空
 東方向の空
          青空がくすんだような感じの空に見えます。

 東方向の空
15時45分頃に眺めますと、朝のくすんだ色調から青みが加わった空に変化しています。
 南の空
南西方向の空 
 西方向の空 
           雲が出て来ていますが、晴れた空が続いています。
 頭上の空
            見上げるとここはほぼ快晴

 南の空
17時20分過ぎに撮りました。もやっとした雲が見えます。
南西方向の空 
 西方向の空 
        こちらも雲はわずかに見える程度です。夕映えしている雲が見えます。
  
        そこに焦点をあててズームアップしてみた姿。
  
また、南西寄りに撮った景色から、遠方の夕映え雲を切り出してみますと、こんな夕映え雲も見えます。建物や電線などの夾雑物が写り全体の景色は絵になりません。
遮る物が一切無くて、近くの空とこの遠方の空の雲を一体として撮れればいいだろうな・・・・・・・。
町中では儚い想像ですね。
 頭上の空

 
      南東方向に上弦の月が見えました。
      少しズームアップして撮るとわりとはっきりと撮ることができました。
 東方向の空
稜線近くに雲が見えますが、その上空は朝の状態と似た感じです。

つづく

補遺
雲から山の天気を学ぼう|(52)すじ雲(巻雲)が語ってくれること​ 
                            :「日本山岳救助機構合同会社」
「すじ雲」~天高く、風に舞うような形|雲から知る山の天気(1)/登山力レベルアップ講座​  
                            :「山と渓谷オンライン」
 ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


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Last updated  2023.11.07 00:37:55
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