カテゴリ:親と子のドラマ
すっかりご無沙汰してしまった気がします。長い一日でした。
揺れを感じたのは古い神社の境内。 眩暈したかと感じるほどのゆっくりと大きな揺れでした。 それでも、鎮守の木々の太い幹が根本から揺すられる様を見て、・・・地震じゃん? 幸いにも自宅は耐震工事のおかげか、額がずれているとか、子どもたちが積み上げた雑誌が崩れているとか、そんな被害はあれどほぼ全員無事。 ほぼ・・・なのは、その日校外学習で鎌倉に出かけていた娘たちの学年。 全員帰宅難民と化し、班行動であるが故に先生と連絡の取れない場所にいる班も続出。 つまり、同行の管理職も帰宅難民に・・・。 先日導入した連絡網システムを稼働させることができる職員が不在のハズ、と思いつき、速攻で学校へ(私はシステムを稼働させることができるので)。あとは、電話もメールもほとんど通じなくなっている中で必死に生徒の安全確認をし、保護者からの対応に追われる先生方の応援と、私に科せられた連絡システムの運用に、体力は使わないのにばたばたしておりました。 幸い、夜にはなんとか無事連絡が繋がり、全員の安全が確認され、先生とも合流できて一安心の避難所泊を、学校に待機して電話のこちらで見守ることになりました。 昼前には、ようやく動き始めた交通機関をつなぎながら子どもたちが帰着完了。安堵に胸をなで下ろしています。 子を案ずるひとりの保護者としてのの立場から、全体を見守りながら対策を立てていこうとする学校の立場から、いろんなことを考えされました。 また、帰ってきた子どもたちの口から、●●くんは食糧の調達に、■■くんは人数の把握に、△△君は「女の子は危ないからここで待ってろ」って、などという報告を聞くと、普段※◇◎▽!!な子どもたちが、いざというときに発揮できる力のすごさを感じました。 先ほど自宅に戻り、ようやくPCに向かっておりますが、ネットで知り合えた皆様のご無事の報に触れてうれしく思うとともに、現地の目を覆う惨状に心を痛めております。 被害に遭われた方々に、心よりお悔やみを申し上げます。 一刻も早く、行方の分からぬ方々や孤立されている方々救出されますように。 どうぞ、手をつなぎあって、この未曾有の危機を乗り越えていかれますように。 わたしたちもまた、私たちでできることを。 そいえば、災害伝言板を使おうと思って、トライしたけれど、使い方が分からなかったぞ。訓練は必要だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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