ついにベルニナ、ゲットだぜ!(1)
いままで着ぐるみの衣裳やタイツを作るために使っていたミシンは山崎のBLUEBIRD7000III。いわゆる30年前の電動ジグザグミシンです。ごくごく普通のモノコックダイキャストボディに垂直半回転釜の細めのフリーアーム。縫い模様はジグザグ、ダーニング、ボタンホールだけというシンプルなものです。故障知らずだけどパワーも速度もふつう。縫い目も糸調子も普通。3段スムース生地の4枚重ねはキツイけど、薄手のレザーなら押さえを工夫すればなんとか縫えるのでそれなりに重宝していました。 もちろん機械ですから調整やメンテナンスは欠かせず、内部のゴミ取やオイルの回り具合などを半年に一度ぐらいはチェックしてます。 最近はミシン修理のブログがいくつもあるので内部へのアクセスの仕方、ゴミのたまりやすいところ、修理の方針などこのミシンと照らし合わせながらかなり勉強させてもらいました。 しかし、使い込んで行くうちにファスナー付けなど基線が変えられるといいなーとか、伸縮縫いのバリエーションが欲しいなーとか、修理ブログにもたびたび登場している高性能機を眺めながら漠然と思っていました。 そんな矢先、渋谷の東急ハンズでベルニナアクティバのデモを見てその折り目正しい針棒の動きと、革ジャンをものともしない威力に釘付けになってしまいました。でも「今なら\1XX,XXXでご用意できますよ~」という店員の声は私の財布には届きません。諭吉の数が一桁違う(笑)。今のミシンも高円寺の古道具屋で税込み\6,000で買ったものなので、はなっから新品を買うつもりはなかったのですが、15分ぐらい悩みましたねー(笑)あの性能を見ちゃうとね。 治せそうなベルニナをヤフオクで探すという作業を続け3ヶ月。このたび見事に落札する事が出来ました。ホリデーヌという名前がつく前のRICCAR RCM1230。取説以外はほぼ揃っている感じ。(2番押さえとボビンがないだけかな) 出品者の説明には「長時間使っていない。ちゃんと動かない事がある。動作不良なのでメンテしていない。」とあったので、 こりゃ、ちゃんと動く事もあるってことは電気系統は問題なさそうだ。メンテすれば治っちゃうんじゃないか?と考え入札。落札価格は送料込みで先日のアクティバのちょうど1/10でした!!!つづく! いつも参考にしているミシン修理ブログ ・tetettaみしん工房のミシン修理日報ブログ! ・ミシン生活「修理のブログ」 ・愛知ミシン修理日誌 ※上記のブログでプロの技がすべてわかる訳ではありません。また分解や修理の仕方は書かれていません。故障箇所の写真や内部構造などを参考にあくまでも自己責任でミシンいじりをして下さい。自分には無理だと思われる方はぜひ上記の様な本職にお任せしましょう!。