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さぁ、佐渡へ向けての出発です。
カモメに見送られながら、直江津港を後にする。
途中船の中ではヨガ教室のイベントが行われていました。
佐渡観光アピールの一環のようです。
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「埼玉よりお越しの、○○様~!」
船内での呼び出し放送がありました。
んっ??
確かに今呼んでいたのは私の名前です。
受付窓口へ行ってみると、
どうやら乗船の際に支払い手続きの不備があったようです。
先方の間違いです。
低調にお詫びをされ、
小木港へ着いたら手続きを再度お願いされた。
誰も気にしちゃいないけど、
放送されると何か気恥ずかしい気持ちになる。
船は、小木港へと着いた。
時間はちょうどお昼時。
昨年の佐渡ダイビングの帰りに、
寄れず仕舞いだったお勧めの海鮮のお店がある。
港の直ぐ近くだ。
そこでお昼をたべる事に!
「あれ~~っ??」
お店、閉まってる!
休み?
いやいや…、閉店??
では、第二候補のお店に行きましょう。
あっ、ここ、ここ…。
鮮魚店が本業なので、ネタは間違い無さそうです。
2回がお店になっていましたが、こじんまりした感じです。
暖簾をくぐると、
「団体の予約が入っていまして、
なかり時間がかかってしまいますけど…。」
低調にお断りされてしまった。
ついてない。
とりあえず小木港へと戻り、乗船手続きの不備を解消した。
その時に最初のお店の話を聞いてみたら、
「あっ、あのお店ね…。」
「つぶれた!」
あまりにもあっけらかんと、そう言われた。
「ああぁ~、そうですか…。」
何処かお勧めのお店はありますか?
そう質問を投げかけると、
「個人的には、…」
お蕎麦の美味しいお店があると教えてくれた。
ガイドブックにもの乗っていたお店だ。
そこで決まり!
‘七右衛門’と言う、佐渡の老舗店だった。
そこのお店にはメニューが無い。
あるのは冷たい掛け蕎麦だけだ。
歳老いた老婆が、一人で切り盛りしていた。
トビウオを使わない秘伝のつゆで頂く十割蕎麦は絶品だった。
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いやいや、満足満足!
「どうだった?」
お店を出たら、
ちょうど通りかかった車の窓越しに声がした。
「えっ…?」
っと思って運転手の顔を見ると、
さっき小木港でお店を訪ねた人だった。
「あっ…、美味しかったです~~!」
==続く==