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カテゴリ:虫
今日から立秋
まだまだ暑さが続きますが季節的には残暑扱いです 一番最初に発見されたのは1952年なのだそうです 最近あなたの近くの里山ではこのような紅葉?が始ってませんか カシノナガキクイムシによる被害で広葉樹が赤くなってきてます 立秋だから紅葉が始ったわけではなく枯れてきてます ブナ科の樹木の被害が一番多く次はコナラ類となります 木に穴を開けてこの虫が入るわけですが、入って穴を開けるだけ ならそれほど問題ではありません しかし、そこで菌を繁殖させ幼虫も成虫もそれをエサとしています 結果水分の通導組織が破壊され機能しなくなる 水が上がらなくなるので枯れていくだけです 県西部では石川県から移動してきて被害にあったのが2002年 2005年ころに県東部の本当の東側、新潟県寄りで被害が ありましたがここに来て県中央部まで広がりました 県西部では終息に向かっているそうですが、単に虫が入る木が なくなっただけだそうです 原因にはエサとなるナラ菌外来説もありますが、地球の温暖化や 酸性雪説などが考えられるそうです でもナラ林が薪炭林として伐採されることがないので結果として 萌芽更新されなくなり放置されたことが被害を大きくしていると考えられます 放棄田に獣害があるように放棄林に虫害があるようです とにかく被害範囲は見る見る増えていきます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.08 08:27:31
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