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カテゴリ:植物の話
さて昨日は一日雨降り
なのでわたしゃ~晴耕雨読な一日でした カタクリの花 ユリ科カタクリ属 鱗茎から抽出したデンプンを片栗粉といいます 最近ではジャガイモから8割、サツマイモから2割なのだとか 花の中央部のこの模様が虫を寄せるのだそうだ 似たような花の咲き方にはシクラメンがありますがサクラソウ科なのでぜんぜん違います(汗) できた種子にはアリ好みのエライオソームという物質ができるそうで、種子をアリが拾うことによって生育地を広げている 同様なシステムはスミレにもあります また別名を堅香子(かたかご)とも呼び高岡市の花にもなってます 少しばかりの群生ですが比較的日光が差す樹林の林床にあります 片栗粉が取れるのが当たり前だったのですから昔はスゴイ群生だったんでしょうね 森の働きや役割、木材の地産地消で地元の木を使いましょう! そのためには春先や晩秋には5年ごとに枝打ちをして幹を太らせ年輪の細かい優秀な材にしましょう! ところが森林組合の「やっつけ仕事」です 切り落とした枝は昔から林床に置いておけばいつかは腐って堆肥化する、とか下草が生えにくいとかの理由で放置状態です でもね・・せっかくカタクリの群生地なのにこのありさま 枝打ちの依頼をこなすのが役目でお金で仕事らしい 仕事中に足元に広がるカタクリは見えなかったのだろうか? それとも気にしていたら仕事にならないから無視なのか? 行政は自然を壊すことの仕事、作業にお金を払っています でも守ることへは民間でボランティアでどうぞ・・・ なんか逆じゃないですか? お金払って自然を守ってボランティアで育林をして伐り出して初めてお金になり分配すればいいじゃないのか? カタクリに限らず実生で育てるには種を蒔いてから7年くらい要します、そうやって長年にわたり育ってきた山野草 あちこちで盗掘やら乱獲、人工開発で減りつつあります ここでも盗掘の証拠といわんばかりにシャベルが捨ててありました 山野草を盗んで行き、いわばゴミを残していく最低のマナーですね ちなみにこの枝の残骸をボランティアで処理するのに呼び掛けるか という提案もありましたが残念ながら所在が多くの人に広まるほうが被害が多くなるかも?なんて悲しい予測があるので断念しました こうした被害があることだけを分かってもらい場所は公表せず・・ 残念ですがこれが一番自然を守る方法かも知れません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.25 08:30:25
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