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テーマ:今日の出来事(292090)
カテゴリ:森林など
何だか大変なような、しかし笑えるような、しかし真剣に考えなくてはいけない損害賠償を請求された記事がありました
●高岡市に所有する竹林を無断で伐採されたとして同市を相手取り、約1050万円の損害賠償を求める訴えを地裁高岡支部に起こしたことが分かったと(2011年6月14日 読売新聞)にある どうして竹林がそんな額になるんだろうと興味を持って読んでみました ●代理弁護士らによると09年11月30日~12月14日、男性が所有する竹林のモウソウチクが伐採された際に、「伐採前に地権者の了解を取ったつもりだったが、地権者の中に男性の土地が含まれていることを知らず、確認作業を怠った」と市は話している 確かに呉羽山などでも細かい区割りなので確認作業は大事ですが非常に大変でもあるので同情も出来ます ー写真はイメージで現場や本記事とは一切関係ありませんー ●高岡市は当初「男性の竹林を伐採していない」と主張、だが男性と同市、第三者の立ち会いで境界の確認作業を行い、竹林を無断伐採していたことが確認された ま、ちょっとシラ切って逃げようとしたのは頂けないかもしれない ●代理人弁護士などによると、モウソウチクは市場価格で1本当たり約8500円することから男性の調査では、同市が伐採した竹林は約3000平方メートルで1114本に上るとして950万円の損害があったと主張 市は面積当たりの賠償額を提示したが男性が求める賠償額より少なく、今年2月の調停が不成立になったため、同5月に訴訟に踏み切ったというもの ここで、おいおい、待てよ!となる モウソウチク1本約8500円って、どうやって算出できるんだろう? 高岡市だって素人じゃないんだし本気で受けてるのかね? ●農地林務課では伐採は地元住民から「道路に竹が覆いかぶさっているので切ってほしい」などの要請があり、10年度の里山再生整備事業として業務委託先に竹林の範囲や面積などを指示し伐採を行っていたという こんな状態のモウソウチクの中にそんなに価値のある竹林があるならプロは見れば判る筈で誤伐などあり得ないとおもえる 例えばチップにして竹パルプに変えている中越パルプも伐った竹を買い取りしてくれますが軽トラ1杯分が時価でおおよそ3000円前後なのだという それでも有り難い金額と思うが1本8500円になる根拠があるなら、ぜひ教えて欲しいくらい 逆に、そんな状態のタケが1本8500円になるのなら、もっと真剣にやってベンツやフェラーリだって買えるかもしれないから(笑) ●同市は「訴状を見ていないので分からない」としながらも「こちらの過失で竹を切ってしまったことは事実。無断伐採になってしまい男性には謝罪してきた」と話している ま、誤りは素直に認めるとしても、こんな判例が通ると、将来怖くて竹林整備などできなくなってしまう ましてやスギ等生長に50年~100年掛る樹木とは異なり3年もすれば元通りくらいになるんだし、その前にキチンと整備しとけ!と第3者としては言いたい にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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