ずぼらに半農生活

昨日は今年全5回開催する予定の薬草講座の3回目を行いました。
5回のうち4回は外部の講師の方を招いていますが今回は自分の組織、そして自分が講師役でした。
と、いっても講釈や書面にあるものを、わざわざお話することもなく、一応重要だとおもえることだけをお伝えして体験型の講座としました。

中国の老子の言葉で「聞いたことは、忘れる。見たことは、覚える。やったことは、わかる」とあるように実際、初めて聞くような単語が並ぶ説明よりは体験しながらの方がよほど身に付くはず・・と常に思っています。。

老子の言ったことをアメリカの研究者がそれを実証させるため数字で表したデータがあります。
1：聞いたことは、１０％程度記憶に残る。
2：見たことは、１５％程度記憶に残る。
3：聞いて見たことは、２０％程度記憶に残る。
4：話し合ったことは、４０％程度記憶に残る。
5：体験したことは、８０％程度記憶に残る。
なので、講師として皆さんの前に立ち、いかにも的に行動しても皆さんは殆ど覚えていません。
やはり自分で体験していただくのが大事でそれは自分たちが関わっている森林環境教育全般にも当てはまりますね。



今回のエーマはエゴマ。
それでもエゴマだけのフルコースとはできませんので薬草＝野草も使って調理体験いていただきました。
アルファ・リノレン酸だとかＥＰＡだとかＤＨＡだとかも大事です。大事ですが実態がないだけに難しいですね。

だけれど予防医学的に楽しく作って、美味しく食べて、それらが健康に良いんです、と後付していただければ食べて納得だとおもいます。
健康になるのに難しい話は・・・やめましょう。


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