2012/03/02(金)00:17
継ぎ接ぎレール
試験の結果が全て出た。
結果は・・・敗北。
多少予測はしていたけれど、やはり完敗だった。
全滅だった。
当然だけれども、合格発表日ってのは試験によって異なるもの。
だから最後の結果発表が出る今日までに大体の今日の心境はわかっていた。
それでもパソコンの合格発表の画面を見て、ごめんなさい、と胸の中で呟いた。
誰に対してか。
特定できないほどのたくさんの人に。
死んだ爺さん
高校
予備校の先生
家族
友達
お守り
それから自分にかかっていた希望
みんなにごめんなさい、と覚悟を決めて練習してきた言葉をまた練習するように繰り返した。
それほど絶望はしていない。
この一年の価値は十分すぎるほどわかっているから。
本当の意味の「敗北」じゃないことは自分自身言い訳だろうとよく納得しているから。
前も向いている。
これからの計画を練ったりもしている。
また新しい道が始まるだけ。
けれど今日だけ
今日だけは涙を流す覚悟で言葉にならない思いを伝えたく思う。
私にかかっていたたくさんの希望に、感謝の言葉は先送りにして、ごめんなさない、と深く頭を下げたい。
一瞬たりとも誰かの気を落とさせる自分を叱責したい。