テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:日記あれこれ
クラインの壷 岡嶋二人 ………………………… 「仮に、あのゲームの中で、女の子を口説いたとしたら、セックスもできるんですか?」 「…セックス?」 豊浦は、ニヤッと笑ってみせた。 「さあ。そこまでプログラムが対応してるかどうか、僕は知らないな。知りたいなら、試してみたら?」 ミステリじゃなくてSFになるのかなぁ? すいません☆ ジャンル分け、適当ですw mixi内の友達がこの本の感想を書いていたのがきっかけで つい最近 岡嶋二人に目覚めた私ですが… 図書館にある中で なるべく発行順に読んでいたので、やっとここまで来ました。 岡嶋二人、最後の作品です。 私はストーリー性のあるものなら何にでも 世界観に入り込んで浸ってしまう方です。 ゲームが作り出すバーチャルな世界にも。 昨年プレステ2でハマっていた「絶体絶命都市(こちらも)」と「桜坂消防隊(こちらも)」。 もっとリアルに体験できたらすごいだろうなぁ~…なんて思いつつ、 予測不能の現実世界とリアルな感触が大好きで バーチャルな世界に嫌悪感を感じる自分もいます。 でも、現在のゲームよりももっともっと進化した 予測不能でリアルなゲームができたら? 今でさえ、ゲームと現実を混同する子供がいるのに そんなゲームのプレイヤーは どうなっちゃうんだろう? ちょっとした恐怖を感じつつも…私は…たぶん……。 【岡嶋二人コーナー】 「おかしなふたり」をもじって付けた、二人の友人たちのコンビ名です。 作品は全て文庫化していますが、シリーズ作品はなく、 1作1作が独立した話になっているようです。 テンポの良い文体と「いかにも」でない複線で どれも読みやすいです。 楽天ブックスで岡嶋二人を探す→ こちら 楽天フリマで岡嶋二人を探す→ こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/06/16 06:08:56 PM
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