循環
今日、ごめんなさいっていうメールが届いた。ピュアにあやまっていた。ほんとうに悪かったと心からあやまっていた。もうだいぶ前のこと。そんなに親しくもないその人は私の闇はすべてあなたのせいだと言って来た。ほんとうに親しくないし、その人とはネット上で少しだけ話をしただけ。被害妄想もはなはだしいのだけど、不思議と嫌な気持ちもまして怒りの気持ちもわいてこなかった。そのかわりその人の苦しみに同調してしまい、私もとても苦しかった。そんな苦しみを抱えて毎日を生きているその人の苦しみが苦しかった。その人の悲しみが悲しかった。その人の闇を感じると息が詰まるようだった。どうかはやく光に向かいますようにと思った。よかった。光に向かえて。ほんとうによかった。その人の苦しみを感じて私が苦しんでいる時、私にも同じ闇があるから同調するんだと言った人がいた。そうかもしれない。同じ部分がなければ共鳴してしまったりしないのかもしれない。私は自分の闇を人のせいにしていないだろうか。どんな闇にもまっすぐに向き合えているだろうか。でも不思議なことがあった。その人の闇に向き合っている時大切なことに気づいた。今まであたりまえになりすぎていて気づかなかったこと。とても大切なことに気づいた。きっとその人のことがなければ私はその大切なことにずっと気づかなかったと思う。とてもあぶない意識の罠から抜けることができた。そして、エネルギーは回っているんだと思った。どんなエネルギーも回って流れているんだと思った。回って流れながら新しいエネルギーになっていく。何も問題はない。ほんとうにすべて何も問題はないんだよね。循環。