[カテゴリ未分類]の記事一覧 | ハーブとアロマで暮らしを素敵に　アトリエkoko 香りの教室

教室経過

　久しぶりに車を洗いました。昨日までの強い風は、季節はずれの黄砂を運んできていたようです。今日はその風も止み、秋ののどかな一日です。　昨日は、草木染作家・島田鯛子さんの作品展を訪ねてきました。吉野で工房をもたれていらっしゃる方です。何回も何回も染液に浸けて、淡くもしっかりとしたサーモンピンクに染め上げられた桜染めのショールがとても素敵でした。桜は紅葉した葉と、樹皮を使用とのこと。ムラ無くきれいに染め上げられていて、そのご苦労は大変だったかと思います。　桜を染める時には、花が咲く1週間くらい前の枝がよいと聞いたことがあります。そして香りは、開花寸前が最も良いとも。　桜の色付いた葉を使うといいのですね・・。　　　　　なんだか触発されたようで、近いうちにハーブ染めがしたくなりました！　　教室の経過をば・・。○インフルエンザ予防ハーブ・・　すでに紹介済みですけど、改めて効果のあるハーブを並べて、シングルで味わいながら、味と効能を確認していただいています。　　自己管理の為のブレンドティーで、これからの秋、冬を乗り切っていきたいものです。○クッキング・・　マコモは、やはり初めて食べる方ばかりです！！いい紹介ができたようです。オイスターソース炒めも春巻きも食感が良い！と好評。　　食物繊維なのに柔らかくてどんな食材、味にも合わせられ、腸内のお掃除もしてくれる・・、この時期の食材として定番になるかもです。　　”筍”感覚で春巻きにしましたが、今回は不本意にも油を多めに摂ることになっているので、食後にはセージとタイムのお茶をお出ししています。○ポマンダー作り・・　3ヶ月かけてクリスマスの飾り用に作っていきますが、その第一弾。乾燥に時間のかかるポマンダー作りから。　オレンジとクローブの香りいっぱいの作業は、とても気持ちのいいです。今回は思いのほか、オレンジの皮が厚いようで、果汁が出づらく、クローブを全部差し込んでからギューっと押して果汁を出しています。スパイスパウダーが付いていないとカビが出たり、腐っちゃいますから・・。でも折角のクローブのつぼみがつぶれてしまうハプニングも続出です。

ルバーブのジャム

　畑に一株だけ植えてあるルバーブですが、まだシャキッとしていて、きれいな葉にも関わらず、茎が一本根元から外れていていました。見ると他の茎までもが　いっぱいいっぱい　な顔をしています。で、バッサリ切ってきたのですが・・。いつもこんな感じで、収穫時期を知らせてくれるというか、否応もなく切り落としてジャムを作っては食べています（笑）。　でも、大きいものは1メートル以上にも育つと聞きます。私のルバーブはいつも３０センチほどでギブアップしてしまっているのです。3年間根腐れもせず　ちゃんと葉を出してくれ感謝ー、毎回”今度こそは大きくなってよーっ”と励まし続けているのですけど・・。　ルバーブのジャムは、とっても早く出来ておいしいんです。見た目はモスグリーンで、この色よりずっとお味の方はサワヤカ！　私は、ハーブシード入りのビスコッティにのせて食べるのが一番気に入っています。このジャムを作る度に必ず思い出す先生がいます。昔通っていた「香りの学校」の森田洋子先生。”ルバーブは手に入りにくいので、なかなか食べられませんー”　と。もう十年以上も前の話になりますけど、その当時は、大事な大事なジャムなので、皆で少しずつ　お味見をさせていただきましたっけ。森田先生、加野先生ご夫妻に3年ほどハーブと調香を教えていただいておりました。　さて　いよいよ明日から教室が始まります。　　　今回は「マコモ」料理。　　　マコモを分けていただいているのは、津幡の得能さんです（写真）。得能隆継さんは、石川県のマコモに関しての第一人者で特産農産物マイスターという輝かしい認定も受けられている方です。10月の教室メニュー○ハーブ紹介：インフルエンザ・風邪予防ハーブ○クッキング：牛肉とマコモの炒め物・マコモ春巻き（もちろんハーブも入れます！）○クラフト：フルーツポマンダー作り（オレンジ・姫りんご）

高校生に若いパワーをいただいてきました。

　この頃は、あっという間に1週間が過ぎてしまいます。時計が壊れてしまっているのではないかしら・・と思ってしまうほど。あっという間にお昼になって、またあっという間に夜になってしまっている気がします。　　年をとったせいでしょうか・・。今週は、列島に台風が直撃ということもありました。　幸い金沢は何事も無く・・。といっても強風は吹き荒れていたわけなので、トマトは棚ごと風で飛ばされても仕方がない、今年のトマトはこれでもうおしまい！と覚悟していたのに・・、なんと！全く何事も無かったように健在でした（笑）。　　皮は硬いけど、まだ赤い実を次から次と付けてくれ、美味しく食べれているのです。　6日火曜日。ご縁があって、福井県の高校の文化祭に、アロマテラピー体験　”オリジナルルームスプレーを作る”　の指導に行ってきました。アロマテラピーには、まずハーブの香りを知ってほしい！！と思っている私はハーブを持参。ハーブを嗅いだ生徒さんたちは、スッゲーいい匂い！！　だの　オーッ臭っさー～！　　だのって大騒ぎ。　　　　植物に　こんないい香りのものが沢山あるなんて、ほんとに不思議です。　精油の香りにも、生徒さんたちの反応が大きく、あちこちから　太い声で「ウオッ」とか、　「ワー」とか。　何といっても　精油は濃い香り・・。　　ちなみに、一番人気の香りはオレンジで、不人気だったのはゼラニウム、ユーカリでした！。　　「ユーカリはインフルエンザ予防になるんですよー」　って話した途端、それではとユーカリ精油を加えた人も。とにかく若い生徒さんたちは、自分だけの”オリジナルルームスプレー”作りで、満足してくれたようで何よりでした。　なーんだか　私もリフレッシュ！！　パワーをいただけたんです！！

いよいよ秋本番！

　赤いネットに詰められた栗が　スーパーにどっさり積んでありました。よーく見まわすと梨や、柿も。秋の味覚満載！！暑いやら寒いやら　わけのわからない今年の気候ですけど、季節はちゃんと訪れているようです。　　そういえば　マコモも秋のもので収穫していたんでしたっけ！！！畑が気になります。　野菜の苗を植えなくっちゃ～　焦ります。　さてと、昨日で9月の教室が終わりました。グリーンカレーも好評で、ほんと良かった！　　　　お香を作ったお一人の方から、”良い香りでよい気分になっていました。ところが、2,3日そのままにしておいたらカビだらけ！お庭に出して天日で乾かしました。取り込もうとしたら　風に飛ばされ、影も形もありませんでした。もうがっかり！”なんてメールが入ったりして・・。何てことでしょうね！（笑）　「小枝」だったり、「”うんこ”みたい・・」　なんて云いながらコネコネ作りましたっけ。　今日から10月。また心機一転頑張ろう！！　　　お天気がよくて　ありがたいです。

マコモの収穫！

このシルバーウィークは、親孝行もできたし、畑の手入れもしたしーで　多忙でした。やっと普段の生活に戻れて、ホッ（これ本音です）。　　さかのぼること連休最終日の23日。朝からの小雨の中、マコモの収穫に行ってきました。実は、JHS（ジャパンハーブソサエティー・金沢支部）のメンバーは、新年の玄関に飾る「しめ飾り」をマコモで編んできました。今年の暮れで4回目になります。　　講師は、津幡でマコモ農家をされている得能さん。文字通りの"手をとり足をとり・・"のご指導で、皆、売り物と違わない完璧な作品に導いていただいています。　マコモを知ったのはこの頃からで、ナント、編んでいたマコモは食材でもある「マコモタケ」の葉なのでした。姿、味とも全く想像もつかないまま、（収穫時期が9月から10月いっぱい内ということから）見ることも食べることも約一年先までお預けになり・・、なかなかタイミングを得ず・・。（丁度マコモを知った頃から、「津幡のマコモ」はテレビのコマーシャルに登場していましたっけ。）・・それが、今年3月の軽井沢のホテルでのこと。中華料理のコースで、シャキシャキする何ともいえない食感の美味しいお野菜？をいただきました。その食材が「マコモタケ」。　それからです、今年こそ絶対食す！と決めて今回の収穫に至ったのでした（笑）。「マコモ」は中国が原産で、イネ科の多年草。見た目は本当に穂のないススキや稲の様で背丈は２mほど（写真）。田んぼや沼地など湿った所で育てます。食べられる部分は根元から上部20ｃｍほど。稲刈のようにカマで根元から刈取っていき、竹の子の皮をむくように葉を剥いていくと、つるりとした白い茄子のような「マコモ」が顔を出します。どっさり刈った割にはわずかで・・（笑）。葉が何本も出ている根元に”黒穂菌”という菌がついて、その根元部分が肥大して出来たものを「マコモタケ」と呼ぶのだそうです。中国だけではなく、台湾、ラオス、カンボジア、タイでもよく使われている食材で、薬効もあり、本当は何千年とか、とーっても古くからの植物らしいのです。最近は日本でも四国、三重、長野、新潟はじめ全国各地で栽培されてきているようですから、そのうちどこのスーパーにも並んでいるようになるのでしょうか。食物繊維が豊富で、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、カリウムを含むマコモ。食べ方としては、炒める、焼く、炊き込みご飯、生でサラダ。他にも煮物、お味噌汁の具など・・。味が淡白で無臭、食感がいいとなると、いろいろ使っていけそうです。生のままかじってみたら、サクサク、なーんとなく甘い気もしてきます。帰りに寄った津幡のガソリンスタンドでは、助手席に積んだ大量のマコモの葉を見てそこの奥様が声をかけてきてくださり、しばらく「マコモ」談義に花をさかせました。いろんな調理法も教えていただき、津幡では、「マコモタケ」がすでにポピュラーな食材になっていることがよーくわかりました。薬草としての効能などをあげてみると・・食物繊維豊富なので腸内浄化作用。　カリウムから利尿効果、血圧降下作用　など。　　他に、根の部分を粉状にしてお風呂に入れると、浄化作用でお湯がきれいになり、傷の治癒促進、アトピーにも効くとか・・。葉を入れるだけでは効果は無いということ？でしょうか。神社の神前に敷かれる、神主さんが座る”ムシロ”もマコモで編まれている・・なんて、これも知らなかったですー。　－ということで、来月の教室では、マコモ料理の紹介。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これからいろいろ試作してみなくてはいけません。　　　　　　　　　　　

漢方クッキーのお味は・・

　いつも遠くから教室に来てくださるYちゃんとお母様は、クッキー屋さんです。　　今日は、新発売の漢方クッキーをお土産に持って来てくれました。薬屋さんとのコラボで完成したクッキーは、生薬といわれるクコの実だったり生姜だったりが入っていて、その身体にいーい　個性的なお味が、　口の中いっぱいに広がってきました。　　　「お薬のお菓子」誕生　おめでとうございます！　　サクッサクで、甘さも控えめ、美味しいです。きっと売れますよ～！！　　

苗を植えました。

　JHS（ジャパン・ハーブ・ソサエティー）、学術調査用のローズゼラニウム＝ブルボン種の苗をいただき、今日植えました。これから1年間育てて、観察して、その結果を報告していくのです。どうか無事に成長していってくれますように！。ゲラニオール成分が多いとされているこの種ですが、むせかえるような甘さの我が家のゼラニウムに比べて、やさしくてスーッと通るような香りです。まだ今は苗です・・。大きくなったらまた香りも変わってくるでしょうね。ローズゼラニウム・・ゼラニウムは、現在数百の種がありますが、アロマテラピーで使用されるのは、エジプト産とブルボン（レユニオン）産の2種。ゼラニウム・ブルボンは、バラの芳香成分ゲラニオールは、他のどのゼラニウムよりも多いため、バラのような甘い香りが強いといわれています。精油は香水や、化粧品（保湿効果、美肌効果）によく使われています。その香りでリラックスさせてくれます。可愛いピンクの花を付けてくれるので、私は砂糖菓子にしてティータイムにお出ししています。毎週水曜の午後は、九谷の絵付教室に行ってまーす。　今日は、先週から取り掛かっている「ヤマブキ」の下絵の上に、黒ゴスをのせて来ました。来週はいよいよ黄色や青の色をのせていきます。なーんて、今年3月から始めたばかりの新米です！！　　　これから作品を公開していきますね。　　それから・・、昨日からお仲間入りしたMさんから「未知で、素敵な良い香りに包まれ、美味しいお茶、お料理、楽しいお話と、とても幸せな時間でした。」とメールをいただきました。うれしいです！！！

Fちゃんが教室に来られる“最後の日。

　　　　　　　　　　　　　ハーブレッスン　　　　　　　　　　　　　　　今月のハーブ：レディスマントル　　　　　　　　　　　　　　　クッキング：グリーンカレー　ハイビスカスのシャーベット　　　　　　　　　　　　　　　制作　：　ハーブで作る「お香」今日は、晴れてほしかったのに～、雨の一日でした。Fちゃんは、私が教室を開くに当たり、背中を押してくださった方々の中のお一人なのです。3年間、本当にありがとう！！“ハーブの教室で癒されていました”なんて言っていただいて・・。今、とーっても寂しいです。　Fちゃんに、たーくさんの幸せが待っていますように！！　大阪でのご活躍を　ずっと念じておりますね。