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バイクでツーリングしていると物足りないときがあります。
ほとんどソロツーなのですが、長時間のロングツーリングではちょっと眠気が襲ってきたりなどもザラです。 そんな時、音楽でも聞きながら走りたいなぁと思うことがあり、ヘルメットの中にスピーカーを仕込んで音楽を聞いている人もいるという話を聞きました。 自分もやってみようと思い、手持ちのブルートゥースレシーバーに取り付けられるように安いスピーカーを買いましたが、どうも音が小さくて聞きにくいのです。 多分相性とかいう問題で、専門的に言うとインピーダンスが合わないということでしょうか。 やはり市販品の組み合わせだとどうしてもこういうことが起こってしまいます。 なかなかサイト上にインピーダンスの表記のある商品ってないので、結局買ってみなければわからないのが実情です。 そこで、それじゃぁ、ブルートゥースの機器とヘルメット内のスピーカーがセットになったものを購入すれば良いということなのですが、このセットはいわゆるバイクではインカムという形で売られており、音楽等をスマホ経由で聞ける機能に加えてインカム同士での通話などもできる仕様のものになります。 そこで、これを買うにあたって色々とリサーチしたのですが、正直ピンきりでお値段や機能も様々です。 調べれば調べるほど迷ってしまい、じゃあどうするって考えたときに、「まずは安いやつを買って試しに使ってみて必要ならステップアップしよう!」ということに決めました。 そこで、安いものを購入することにしたのですが、それでもなるべく評判が良いものを安く買いたいなとの欲求に負けてしまい、更に検討を重ねるはめになりました。 購入の方向性を決めてから更に3ヶ月いろいろと調べた挙句、これならば良さそうだなという一品が見つかりましたのでこの度そのインカムを買ってみました。 商品は「BT-S2]という機種です。 BT-S2 購入を決めたのは以下の点です。 (1)値段が安い!上記の画像をクリックすると現時点での値段が出てくると思いますが、私が購入を決めたときは29.9ドルということで、日本円でも3000円程度で、それも送料無料! (2)音楽を聞けることと、音が必要以上に小さくなったりしないという点 (3)インカムに必要以上に高機能を求めると、切り替えボタンなどたくさんつくことになりますが、これだとバイクグローブをしたままの操作が非常に難しくなります。そこで、機能的には少なく、操作性が良い大きなボタンがついていること。 (4)インカムを使用するチャンスは少ないかもしれませんが、それでも、インカムを購入する以上はなるべく長距離の通信が可能であること。 (5)電池の持ちがある程度あること。できれば12時間以上は持ってほしいけれど、最低限8時間程度は保つこと。 上記の条件を参考にネットで購入の先達に情報を求めた結果、これって言うのが上記のBT-S2です。 アマゾンでBT-S2を検索すると売り切れ商品になっていましたが、画像を見る限り商品名は違っていても多分同じ商品だろうというものが掲載されていました。 こちらの商品の値段が5380円。 なんとなく中華製の商品としては標準的かなという値段設定でした。 先程のBT-S2の画像をクリックして出て来るサイトは実はアマゾンではありません。 gearbestという中国製品専用の販売サイトです。 こちらから購入している他の方々の情報をよく見ると、通常の中華製の商品を売っているサイトに有りがちないい加減さの・ようなものがありませんでした。 実際に購入した方々の口コミを見ると、商品の未着や壊れた商品が送られてきたなどのいい加減な対応は皆無でした。 それに、商品は基本的に中国から送られてくるのですが、送料も無料というものが大半です。 もともとの値段がアマゾンよりもかなり安い設定になっており、その上送料無料ってすごいですよね。 これは一度お試しにトライするにはもってこいかなと思い、購入してみました。 サイトにはgearbestで検索して貰えばすぐにたどり着けると思いますが登録等も簡単です。 私はpaypalの支払手段を登録しているので、支払いもそれでサクッとできました。 注文は日曜日の夜で、すぐに商品に関するメールの連絡が入り、木曜日には深センから商品発送されたとのメールとフェイスブックでも連絡も合わせてありました。 以外に丁寧で細やかな情報をくれるので結構安心して待っていられます。 木曜日の夜には佐川急便のサイトで国内で集荷した旨の表記が追跡可能となって結局商品を受け取ったのは金曜日の夕方でした。 送料無料で海外からの商品発送で実質5日間で商品到着ですからかなり優秀だと思います。 まぁ、前置きが長くなりましたのでここからは商品の使い心地を記載します。 まずは、商品の内容です。 (1)ブルートゥース機能を持った本体 (2)本体充電用のUSBケーブル (3)充電用AC変換(EU PLUG) (4)ヘッドセット (5)本体についているAUXとスマホなどのイヤフォンの口をつなぐコード (6)ヘルメットに取り付けるための部品やネジ、ネジ回しとベロクロ (7)充電用の変換器がコンセントの形がEUで使うA型になっていたのですが、親切にもこれを日本国内で使用できるようにする変換プラグも同封されてました (8)取扱説明書(英語版) 実際の使い方 (1)充電は最初は4時間以上充電すべし (2)取り付けは取り付け金具によるやり方とベロクロで取り付けるやり方の2つから選べるようになっていましが、充電などのことを考えるとベロクロでの取り付けがおすすめです (3)BT-S2とスマホとのブルートゥース接続のため充電後の本体の電源ボタンを長押しします。ここでスイッチがONになりますが、更に押し続けるとBT-S2のインジケーターが青と赤の交互点灯にかわります。ここで、すかさずスマホ側でBT-S2を登録します。 (4)次にスマホのブルートゥースをOFFにして、BT-S2の周辺でブルートゥース機器がない状態にします。この状態で2つのBT-S2同士を先程(3)でやったように電源ボタンの超長押しでブルートゥース接続待機モードにしてやります。2つのBT-S2のインジケーターが青と赤の交互点灯に変わったらどちらか一方のBT-S2の電源ボタンを短押しで一回押します。すると2台のBT-S2同士が接続され相互に通話できるようになります。 (5)ブルートゥースは1台のBT-S2につき1回線しか有効化できないので、例えば通常はスマホと繋いでスマホの音楽とスマホのナビを同時に聞きながら、時々もう一台のBT-S2と会話したいときは、会話したいと思った方のBT-S2の電源ボタンを短押し1回で、ププッと音がして会話モードに切り替わります。この際もう一台のBT-S2も自動的に会話モードに切り替わる仕掛けになっています。 実際に使ってみて (1)電池の持ちは、8時間連続使用で電池切れになりました。今回はテストなので休憩時なども全く電源をオフにすることがなくっての結果ですから、通常は休憩時などオフにすればもう少し保つと思います。 (2)電池切れの場合、充電は手持ちのモバイルバッテリーでもできますが、ヘッドセットの口と充電の口が兼用のため充電しながらのブルートゥースの使用はできなくなっています。しかし、1時間程度充電をするとその後4時間程度は使用できましたのでもしかしたらもう少し短時間の充電でも使えるかもしれません。 (3)音楽とナビをスマホから流しながら使ったのですが、音ははっきりと聞こえます。音が小さくなったりはしません。音を大きくしたり小さくしたりは本体のスイッチの+かーのボタンを長押しすることで可能です。これ以上大きくできないあるいは小さくできないという限界値になったらプププププという警告音が出るのでわかりやすいです。 (4)+かーの短押しをすると聞いている音楽が先送りあるいは曲頭にもどって再生を始めます。これは案外便利です。 (5)インカム通話をしたいときは先程も書きましたが電源ボタンの短押し一回で通話モードに切り替えます。この際はスマホで聞いていた音楽等は聞こえなくなり相手のインカムの音声のみが流れるようになります。また音楽等に戻りたいときは電源ボタンの短押し一回で戻ります。 (6)インカムでの通話ですが、公称では1200メートルとなっていますが、一回だけテストした時は見通しの良い直線路で約800メートル位まではなんの問題もなく通話可能でした。山道などのカーブの多いところではカーブ2箇所までは通話できました。 実用上はまずまずなのではないでしょうか? BT-S2 感想 (1)値段を考えると(3000円程度)非常にコスパがいいです (2)電池の持ちは今回のテストでは8時間でしたが使い方しだいという感じでした。使い方しだいではもう少し伸びそうです。でも値段を考えると今回のような使い方をする方はもう一台予備を購入しておけば16時間は使えるって考えることもできるのではないでしょうか?なにせこの値段ですから。2台買っても日本製の高性能インカムの5分の一程度の値段です。 (3)インカム通話では音楽等を聞いているときよりも若干音が小さく感じました。でもこれってスピーカーの位置が微妙に耳の位置からずれているという面もあります。またヘッドセットのマイクの位置がちゃんと口の前に装着できていなかった(今回のテストでは)という面があります。実は2台のうち、ちゃんと口の前にヘッドセットのマイクが設置できていた側からの声は非常に明瞭でした。設置の際にはこのあたりを配慮する必要があります。 (4)音は正直悪くはありませんでした。音割れもなしでしたし、音楽聞いていて特にこもった音になるなどの不具合も感じませんでした。まぁ、バイクで音楽を聞くのですからそんなに高音質を求めるのも自分的には無いので、ここらへんは個人差ってことで実際に購入してみないと人によってはだめな音って感じる人もいるかもしれません。 (5)充電の口とヘッドセットを差す口が兼用なので充電しながらの使用ができないってのが今回のテストで感じた唯一の不満ですね。これができれば入門用のインカムとしてはコスパ的にも最高だと思います。 (6)あと、丈夫さですがこればっかりはもう少し使ってみなければわかりません。今のところ使えていますが今後の状況はまたこのブログで報告したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年09月18日 19時29分51秒
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