Aurea mediocritas

2011/01/17(月)09:41

真保裕一:天使の報酬 他

本(9)

Musicで「外交官 黒田康作」を書いたついでの本レポ。 【送料無料】天使の報酬価格:1,785円(税込、送料別) まだ読み終わってません。 ハリポタシリーズと並列して読んでるせいもありますが、 徹夜上等の私が一気読みできていないということは、 話にあまり勢いが無いと言えるかも。 のっけから、ドラマ版と設定が違います。 またアマルフィ原作vs映画脚本みたいな状態です。 amazonのレビューでは、アマルフィが原作>映画だったのに対し、 今回は原作<ドラマになりそうな評価ですね。 私は真保裕一さんの描く人物の性格や世界観が好きなので、 1/3を読んだ現段階で、「黒田頑張れー」程度の感想です。 旦那に貰った図書カードで購入して、懐が痛んでいないから 暢気な感想なのかも知れません。 真保裕一さんの著作は、「ホワイトアウト」を映画化前に 義父から頂いて以来、図書館で借りて読破しています。 (アマルフィは自費購入) ■真保裕一(Wikipedia) 3作読んでないのがあった…。 寡作の作家さんですが、その分1作品の密度が濃くて 読みごたえがあります。 "小役人シリーズ"と称される公務員を題材にした小説 (「震源」、「連鎖」、「取引」)もお薦めですが、 ・偽札作りのお話「奪取」、 ・明智光秀と忍の者が主人公の時代小説「覇王の番人」上下巻、 ・短編集「防壁」(題材が好みど真ん中) などが面白かったです。 ジャンル分けとして間違っているかもしれませんが、 ハードボイルド系に入る小説でも、 大沢在昌「新宿鮫シリーズ」とか、門田泰明「黒豹シリーズ」のように 「そんな(男に取って)都合のいい女はいない!」 と思う女性キャラが出てこないのが好きな理由かもしれません。 逆に、東野圭吾のように、 「そんなに女性を神聖視してどーする!」 と作者の女性観を心配せずに済むところも楽ですw そういえば、旦那は東野圭吾が好きでして、いつか "外面女神、内面悪魔"な女性に引っかかるのではと ヒヤヒヤしていますw

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