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テーマ:今日の香り(361)
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まずは答えの発表からです。
何のか?って申しますと、2005年9月6日の日記にて、 ランコムのイプノーズの国内代理店価格を予想した事がありました。 詳しくはこちらのURLにて(http://plaza.rakuten.co.jp/avano5/diary/200509060000/) その当時の相場も計算し、出した答えがEDP30ml 参考上代5,500円(税抜)。 月日は流れ、ようやくこの8月にランコムの代理店から発売されるようです。価格はEDP30ml 6,000円(税抜)との事。惜しかったですなぁ。まぁ10%以内なので多目に見といてください。 さて、日記の方も半ば放置している間に次々新作が登場しており、商品のご紹介が追いついていない状態でしてね。メンズの話題作もサッパリ手付かずなので、本日はボリューム満点の特集を組みますので、ボーイズ達はご参考ください。 まずは「ニコス スカルプチャーブルーブリーズ」 ![]() 【ニコス】スカルプチャー ブルー・ブリーズ 50ml EDT・SP
解説:既に発売から1ヶ月。今更ご紹介しなくてもと思う方も多いかもしれませんが、まあまあつきあってくださいな。 前作のニコスフォーメンはメンズを意識しすぎた香り付けといい、ボトルの繊細さとそこに入っている液体のワイルドさが今一つチグハグしており、結果としてあまり芳しくないと言う声が聞かれますが、今回の限定品は、ライトブルーと言うかエメラルドグリーンと言うか、夏を意識した爽やかな色合い。元々オリジナルのボトル自体きれいな形をしており、今回のエメラルドグリーンとのコントラストで一目惚れした方も多いのではと思いますが、私が見た目で一番褒め称えたいところはボトルキャップの部分。何故?って思われるかもしれませんが、このボトルの場合、キャップが台座の変わりをしてくれるので、通常のボトルと違い、常時液体の色とボトルキャップの色が一対で見えるわけです。従って、使っていく間に液減りした無色透明の空間から残っている部分のエメラルドグリーンへと自然に美しいツートーンを浮かび揚がらせるわけです。この精密な色合わせに「巧」を与えたいですね。 続いて香りはと言うと、ちょっと作りこみすぎかなぁと言う感じがしました。トップはグレープフルーツの酸味と共に、リンゴのジューシーさが合わさり、ムエットを通して嗅いだ香りはやや酸味の弾ける感覚が強く感じられ、実際に肌につけてみるとアップルやアプリコットの甘酸っぱさが強いイメージとして残りました。やがて、フリージアなどの花々の香りがしてくるとホワイトティのアロマティックなまったり感が現れ、モワっとした湿度の高さを連想させてくれます。ラストはウッディなぬくもりやマテ茶の香ばしさにホワイトティの優しい甘さが絡まりあい優しく包み込まれる感覚に陥るでしょう。 たぶん、トップでは風を、ミドルでは降りそそぐ太陽の日差しをと言うイメージでしょうが、だんだんしつこさが現れてくるような香りだったので、個人的な評価は今一つでした。しかし、オリジナルのイメージを残したかったのかなと配慮も見え隠れするので、スカルプチャーオム好きにはお奨め。しかも、このきれいなボトルと言い、女性の方でも十分使えると思うので、お店でぜひ試してみてくださいね。 続きは24時間後を予定。 「ウルトラマリン ビーチボーイ」から お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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